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2020年06月05日

「いまさら聞けないテニスラケットの常識、非常識 その2」テニスGEEK通信

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは
テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。

ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。
 

テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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「いまさら聞けないテニスラケットの常識、非常識 その2」
 
 
お客様より反響をいただいている「いまさら聞けないシリーズ」をお届けしたいと思います。

今回の最初のギモンはこちら。

『コントロールしやすいのは、硬いラケットそれとも柔らかいラケット?』
昔から硬くてしならない方がコントロールしやすい、やれ柔らかくてしなる方がコントロールしやすいと意見が分かれておりました。

でも、実際のところはどうなのでしょうか。
 
現在の柔らかいと言われているラケットでも、ウッドラケットの柔らかさに比べれば、さすがに硬くなっています。
  
柔らかい方がコントロールがしやすいとした場合、ウッドラケットの方が現在のラケットよりコントロールしやすいことになります。

でも、実際のところほとんどの人は現在のラケットの方がコントロールしやすいと思うでしょう。

ウッド→金属→カーボンとラケットの材質は変貌しましたが、硬く変形の起きない方向に進化しています。

インパクトを考えてみましょう。

ボールがストリングに当たってから離れるまでの時間は約1000分の4秒と言われています。

そのわずかな時間にラケットはどのような動きをしているかというと、打球が当たった方向と逆側にしなり、しなりの頂点辺りでボールは飛び出しています。

その後にしなったフレームは元に戻ります。

しなりが大きければ大きいほど、パワーを吸収していることになります。

しならなければ、入射角と反射角が近くなり、パワーロスが少なくなります。
しならなければ、パワーロスが少なく飛びがよくなり、スピードが出やすくなります。

厚ラケが生まれたのも、しならない(硬い)ラケットを開発する過程で生まれたものだと思います。

パワーに関しては、硬い>柔らかいで間違いないところですが、コントロールはどうでしょうか。

コントロールとは、狙った飛距離、方向(上下左右)が自分の意思の通り飛ぶかどうかです。

※そもそもコントロールはラケットがするのではなく、プレーヤーがするものですが、プレーヤーの意思がラケットに伝達することでコントロールしやすい、しづらいが起こります。

柔らかいラケットは、しなることでパワーが下がりバックアウトが減ります。

バックアウトを気にしなくてよくなれば、サイドアウトとネットミスだけの問題です。

ネットミスに関しては、飛ばなくなってネットするというよりは、アウトを気にしてネットギリギリを狙うことでより起こると考えられます。

サイドアウトのミスは、ラケットの硬さによっての差はあまり大きくはないでしょう。

スイングスピードが非常に速い方が、ダウンザラインに打った時に、しなりが大きいラケットだと、しなった方向にボールが飛び出してしまい、サイドアウトしてしまうことはあると思います。
  
一般的にはスイングスピードが遅い方は、柔らかくしなるラケットの方が、飛びを抑えられバックアウトを気にせずフルスイングできるので、コントロールしやすくなるのではないでしょうか。
 
硬くてしならないラケットは、パワーは出ますが、バックアウトを気にして、スイングスピードを加減しなくてはいけないので、距離のコントロールは難しくなるでしょう。

スイングスピードを加減してコントロールするのは難しいのです。
 
無理なく続けられるフルスイングが9割りの力加減だとして、そこから8割りの力加減で打ったり、6割りの力加減で打ったりすることは9割りの力加減よりも不安定になります。
 
ただし、例外として、ラケットフェースの芯を外し、サイドに当たった場合は捻れが起きます。

柔らかい方がより捻れを起こしますので、ミスをすることが多いでしょう。

硬いラケットは捻れも少ないので、ミスヒットの場合も進行方向へ飛びやすいく、なんとか返る確率は高くなるでしょう。
 
(中居の見解)
スイングスピードが遅い方は柔らかいしなるラケットの方がコントロールしやすく、スイングスピードが速い方は、硬くしならないラケットの方がコントロールしやすくなります。

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続いてのギモンはこちら。

『フェースの大きいラケット、小さいラケットどちらがよりスピンがかかるでしようか?』
 
現在発売されているラケットのフェース面積は93平方インチから98平方インチが小さめで、105平方インチから120平方インチが大きめです。

平均は100平方インチになります。

「小さいフェース面積のメリット、デメリット」と「大きいフェース面積のメリット、デメリット」を考察していけば答えが見つかるかもしれません。
 

以上のメリット、デメリットから分かってくることは、人によってメリットはデメリットになることもあり、デメリットがメリットになることもあるということです。

では、スピンをかけるときに必要な要素を当てはめてみましょう。

①スイングスピードを速くする
②ストリングに食いついている時間を長くする

ひとつ目のスイングスピードを速くするは、小さいフェース面積のメリットの「振り抜きが良い」「体から遠い打点で打てる」が当てはまります。

グリップを支点に扇状にスイングするので、体から一番遠い方がスピードが速くなるので、遠い打点で打てることでスピンがよりかかりやすくなります。
 
二つ目のストリングに食いついている時間を長くするには、ストリングの長い方がよく、当然大きいフェース面積が当てはまります。

ストリングが長い方がスピンをかけるときに起こる「スナップバック」が大きくなり、よりスピンがかかることになります。
 
この二つの要素を合わせると、小さいフェース面積で縦糸が長いといいということになりますが、スピンをかけるときのボールが当たる軌道を考えるとそうとも言えません。

スピンをかける打ち方をすると、ラケットを下から上に振り上げますので、フェース面を横に使うことになるので、幅の狭いラケットフェースだとスポットを外した瞬間にミスヒットしてしまうのです。

逆三角形やホームベース型が、打点を遠くにでき、縦糸を長くでき、横幅も広くなるスピンに特化した形状になります。
 
(中居の見解)
スイングスピードが速い方で、遠くで打てる技術のある方は小さいフェース面積のラケットがよりスピンがかかり、スイングスピードが遅く打点が安定しない方は大きいフェース面積の方がよりスピンがかかるでしょう。

今回は、フェース面積に焦点を当てましたので、重さのことは考慮していません。

一般的に小さいフェース面積はウエイトが重たく、大きいフェース面積はウエイトが軽くなるので、大きいフェース面積のデメリットの「振り抜きがよくない」はウエイトによっては当てはまらないことがあります。
 
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おまけ、、、、

「小さいフェース面積と大きいフェース面積はどちらがボレーがしやすい?」もよく議論されます。

 

ボレーがストロークと違う点は、ノーバウンドで打つので、相手との距離が近く、準備の時間が短くなることです。

ストロークに比べ、スイートスポットを外すことが多くなるので、大きいフェース面積がボレーには有利になります。

ただし、ドロップボレーやアングルボレーは距離が長くなることが多いので、小さいフェース面積の方が打ちやすい方もいるでしょう。


メリットの裏返しがデメリットですので、自分に合ったラケットを決める際は総合的に判断してください。
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