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【GEEK通信】「プリンスツアープロ Z Ⅳを試履きもせずに購入を決めました」
2019/03/06
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている 中居が担当いたします。
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「プリンスツアープロ Z Ⅳを試履きもせずに購入を決めました」
先日ハムストリング(ふとももの裏側)の肉離れ起こしてしまいました。
整体の先生曰く「骨盤の歪みが原因」とのことでした。
先生に言われたストレッチを日々行い、テニスの時はふとももにバンテージを巻いてプレーしているのですが、不安感は付きまといます。
そんな時に気になるシューズが発売されました。
プリンスのツアープロ Z Ⅳです。

こちらのシューズの謳い文句が、骨盤が立ちハムストリングを効率よく使えることでした。
最近足の怪我が多く、内反小趾(ないはんしょうし)の痛み、膝の打撲からくる慢性的な痛み、今回の肉離れと常にどこかが痛い状態でした。
そこで、幅広で軽量のプリンスのワイドライトを使用してみると痛みも和らぎ、シューズからくるストレスは無くなりました。
ただ、元気になり動きが良くなってくると、本来2E~3Eのウィズですので、シューズの中で足が遊んでしまうことが気になるようになってきました。
ツアープロ Z Ⅳの「屈曲ポイントを後ろにする事で、骨盤が立ち、ハムストリングのパフォーマンスをアップしてくれるシューズ」と言うセールスポイントを見た時に、これだと閃きました。
グローブライド(プリンス)の営業担当者や、開発担当者、テニス雑誌のライターに色々伺ってみると、良いシューズだということがわかるとともに、選手向けに作っているので、ある程度重さや、ガッシリとしたホールド感があるのもわかってきました。
「ハムストリングの肉離れが直るわけではない」
「若者向けなので、履きこなせないのではないか」
「幅がタイトなので、無理なのでは」
と言った懸案事項もありましたが、今回は自己責任で試履きもせずに購入しました。
箱を開けると、白いテニスシューズが。
早速、翌日のテニスに備えて足を入れてみました。
「おーっ、なんという絞め付け感!」
どこが絞め付けられたかと申しますと、甲から指の付け根辺りです。(あえて「締め」ではなく、「絞め」と表現したくなるくらい)
骨盤が立って、ハムストリングを活用できるようにするために、シューズの屈曲ポイントを後ろにスライドさせているのですが、アウトソールだけ溝を掘ってもダメなのです。
シューズが足と一体化しないと屈曲ポイントは変わらないのです。
そのために足裏の屈曲ポイントの対角線上を足裏に向けて押さえつけた構造になっているようです。(推測)
実際に、テニス仲間で4時間ダブルスの試合をしたのですが、数日前は2勝5敗だったのですが、この日はショットが好調で6勝1敗と大きく勝ち越しました。
ショットが好調な理由はシューズの影響もあると感じました。
1試合終わって気になった事がひとつありました。
普段なら気にならない程度のかかとの浮きが、あまりにもフィット感が良いのでほんのちょっとの浮きが気になりました。
そこで、下記画像のようにヒールロックと呼ばれる結び方をしてみたところ、素晴らしいフィット感になりました。 ヒールロックと呼ばれる結び方とは、上部2つのシューホールに紐を通して熊の耳みたいにし、最後にその間に紐を通すとかかとから足首にかけてしっかりとホールドされるのです。
足とシューズが一体化し、もはやシューズを履いていると言う感覚ではなく、体の一部になったように感じます。
過去経験したことが無い異次元のホールド感です。
私はこれまでオーダーメイドでシューズを作った経験は無いのですが、きっとこのような感触なのではないでしょうか。
プレーへの影響としては、体の重心がシューズのセンター付近になり、体幹が安定し、回転軸がぶれなくなります。
今まで履いてきたシューズは、母指球から前に体重が乗る感覚で前方向には行き易いのですが、その場で回転する動きには不安定なところがありました。
足とシューズが一体化したことで、一歩目の踏み出しが速くなり、横に振られてストップした際の体勢の乱れが少なくなりました。
また、サービスからのファーストボレー時の下半身の安定と下がりながらのスマッシュの打ち易さを実感することができました。

4時間のテニスが終わった後、そのままのテニスシューズで帰宅していることがあるのですが、ツアープロ Z Ⅳは紐を緩めても開放感が無く、ずっと絞め付けてくるので、辛くなってきました。
これがテニスライター松尾高司氏がコメントする『悪魔のZ』かとふと感じました。
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■プリンスマンスリーコラム(対戦相手がこれを履いていたらヤバいと思え。
白いハイエンドモデル【TOUR PRO Z IV】は「悪魔のZ」!)
https://princetennis.jp/archives/column/column_tourproz4
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普段はインソールを高機能なものに入れ替えるのですが、ツアープロ Z Ⅳの純正のインソールはシューズの機能を高めるために少し厚めで、適度な硬さに調整してあるので、個人的に純正のままで使用しました。
ここまで完璧に仕上げたシューズですから、メーカー希望小売価格が¥15,660(税込)と高額ですが、プレーパフォーマンスが上がるのであれば決して高くはないと思います。
もし、1万円を切って手に入れることができれば、オールコートとオムニクレーの2足を揃えることをオススメしたいと思います。
(※2/27(水)~5/6(月・祝)の期間プリンス体感キャンペーンで価格となっています)
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■【プリンス】2/27(水)発売!ツアープロ Z Ⅳが登場!「体感」キャンペーンを開催♪
http://www.windsorracket.co.jp/news/?no=3024&c=02
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最後に、テニスシューズは個々のプレーヤーのパフォーマンスによって性能差も異なることがもちろんございます。そこで必要な考えとして、ご自身のスタイルに適したパフォーマンスのシューズを選ぶことが大切です。
ぜひ皆さんも、ご自身に合ったシューズを探してみませんか。

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