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【GEEK通信】「プリンスファントム、ラケットもストリングも王道を行く仕上がり」
2021/11/14

■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。

1年ぶりのシングルスをやりました。
ずっとダブルスしかしてこなかったので、好きなところにリターンが打ててなんか嬉しい気持ちになりました。
ドロップショットは、拾えませんでしたが、思った以上に動けて、ファーストセットは6-1で取りました。
セカンドセットは、ビーストDBから、今度発売になるファントム2機種を使いました。

3ゲーム交代でファントム100とファントムO3を使う予定でしたが、1ゲーム終わった段階でビーストDBに戻したくなりました。
飛びすぎてしまってバックアウトのミス連発で1ゲーム目を落としてしまったのです。
ぐっと堪えて、3ゲーム使い、ファントムO3にスイッチしました。
今度はスピンがかかり過ぎて、ネットミスの連発でまたゲームを落としました。
セカンドセットは6-2でしたが、内容はジュースジュースで競った試合でした。
ゲームをしながら、ファントムの特徴がわかってきました。
ファントム100は、フラットドライブで打つと、ボールの伸びがよく、相手が嫌がります。
初めのうちは、スピンで深く弾ませようと高めの弾道で打ったのですが、ことごとくアウトしてしまいました。
打ち出し角度は低めで、ネットの上50cmくらいを狙うといい深さに入りました。
ファントムO3は、真逆の感じで、ネットの上2mくらいを狙ってスピンをかけて打っていると、ミスがありませんでした。
ただ、ファントム100に比べスピードはダウンしてしまうので、ラリーは長くなるのを覚悟して臨んだ方がいいでしょう。
新しいストリングも、テストしました。
ファントムプロとファントムタッチで共にポリエステルの王道を狙ったものです。

プリンスのポリエステルと言うと、他社にないような構造の物が多く、多彩な変化球を投げるピッチャーのような感じでしたが、今度の2モデルは豪速球を投げる本格化のピッチャーです。
ファントムプロは、打ちごたえがあり、パワー系のボールを打ち込むハードヒッター向けモデルで、張った感じ打った感じのトータルでルキシロン のアルパワーに似ていると思いました。

ファントムタッチは、柔らかい打球感が特徴で、ストロークは当然ながらボレーのタッチも良く、月並みの言葉ですが、オールラウンドなポリエステルです。
ヨネックスのポリツアープロとかゴーセンのGツアー3がライバルになるのではないでしょうか。




 

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