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GEEK通信「イチオシ ダンロップCX400ツアー」
2024/01/12

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは
テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 
テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレ
ーヤーです。
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「イチオシ ダンロップCX400ツアー」
シン・ボックスラケットとして宣伝されているNEW CXシリーズが人気を集めています。

1980年代を代表する名器の「MAX200G」は、マッケンローやグラフが使用し、その打球感の柔らかさからウッドラケットのようなしなやかさから繊細なタッチを求める方に人気を博しました。完全な四角形のフレーム形状で、ボックス形状の良さを凝縮したモデルでした。

CXシリーズは、その真四角のボックス形状を彷彿とさせる形状になっています。
前作のCXシリーズは、台形になっていて、フレームの剛性を高め変形を防ぐ構造でした。
今回はあえて、変形しやすい形状にしたのですが、フレームが捻れたり、歪んだりする変形ではなく、インパクトの瞬間にフェース面が内側に引っ張られる変形率を高めたのです。
前作に比べ13%も向上しています。
それによってボールを包み込むような感覚が生まれます。
また、横糸の間隔を2mmも広く変更し、ボールのめり込み度を高め、さらにはスナップバック効果も高まり、スピン性能が向上しています。
ボックスラケットの特徴は、食いつきが良くなることで、コントロールが高まることですが、パワーが不足してしまうことが多々あります。
今回のNEW CXシリーズは、フレーム剛性をシャフト部で26%もアップさせており、パワーの面でも従来モデルより、向上させているのです。
コントロール、スピン、パワーの3つを兼ね備えたNEW CXシリーズの内、今回はCX200とCX400ツアーを試打していくことにします。
ストリングはお気に入りのトアルソンのアスタリスタアーマード125を43ポンドで張り上げました。
ダブルスのゲームをプレーしながら、試打をしていきます。

まずは、フェース100平方インチ、300gでフレーム厚23mmの CX400ツアーから使いました。

確かに、ボールの食いつきは1球打っただけでわかるくらいでした。
リターンゲームでは、安定感があり、狙ったところにしっかりと飛び、ほとんどイージーミスは出ませんでした。
サービスゲームでは、サーブもボレーもキレがあり、いつもより簡単にキープできました。
特にサービスのスピードが速くなっており、リターンが甘くなりファーストボレーに余裕が生まれます。
ゲーム後に相手の方に言われたのが、スライスが伸びてきて返しづらかったそうです。
確かにバックハンドのスライスは気持ちよくて、多めに打っていました。
次のゲームでは、CX200を使いました。
打球感はこちらの方が気持ちよく、芯をくった時の威力はCX400ツアーよりあり、爽快感かありました。
98平方インチ、305g、21.5mm厚とCX400ツアーに比べ全てが、シリアスなラケットですが、やりがいはあります。
ただゲームでは、ミスも出てしまい思うように使いこなせませんでした。
いきなりゲームではなく、しっかり練習してからでないとラケットの良さを引き出せないモデルです。
NEW CXシリーズは、前作から大幅にリニューアルし、触れ込み通り、食いつきの良さ、スピンのかかりやすさ、スピードアップと全てでバージョンアップしています。
現在、CXシリーズをお使いのあなたも、他社メーカーのラケットをお使いのあなたも、是非一度お試しください。
私はCX400ツアーが欲しくなっています。