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【GEEK通信】【ヘッド】「グラフィンシリーズファイナルか、完成度の高いスピードに仕上がりました」
2020/02/28
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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【ヘッド】「グラフィンシリーズファイナルか、完成度の高いスピードに仕上がりました」
全豪オープンで大坂なおみ選手に勝った15歳のコリ・ガウフ選手が使っていたヘッドの白いラケットが気になっていました。
スピードを使っていたノバク・ジョコビッチ選手はブラック×ブラックの限定モデルで、同じようにスピードを使っていたアシュリー・バーティ選手はグラビティに使用変更していたので、尚更、ガウフ選手を注目していました。
優勝したソフィア・ケニン選手に負けてしまいましたが、ケニン選手からセットを取ったのは、準優勝のガブリネ・ムグルサ選手とガウフ選手だけでしたので、数年後のグランドスラム大会優勝、世界ナンバー1は確約されているようなものではないでしょうか。
今回ガウフ選手が使用したラケットは「グラフィン360+スピードMP」で、2020年3月発売予定の最新モデルです。
グラフィンとは2010年にハニカム構造の炭素繊維グラフィンの研究でノーベル賞を取った、ダイヤモンドより硬いカーボン繊維のことです。
グラフィンXT、グラフィンタッチ、グラフィン360、と続き私中居の勝手な見解では最終章となるグラフィン360+が完成しました。
※勝手に最終章と言ってしまいましたが、グラフィンが360度(実際には12時、3時、9時の位置に使われています)に使われていて、さらにプラスαと来たら、この後に何が来るのか想像ができませんでした。
ダイヤモンドより硬いカーボンの次はどのような素材があるのでしょうか。
これまでに電気を発生する素材(ピエゾ)も使い、強く叩くと硬くなり、優しく触るとグニャっとする素材(d3o)も使用してきています。
新素材の登場は楽しみに待つとして、今回登場の最新モデルのスピードを試打しましたのでご報告していきます。
用意したラケットは、
「グラフィン360+スピードPRO」「グラフィン360+スピードMP」「グラフィン360+スピードS」
の3本で、ダブルスの試合で使いながら、インプレッションしていきます。
まずは「グラフィン360+スピードS」から試打を始めました。
285g、320mmでフレーム厚25mmの(扱いやすい)黄金スペックで、飛びもよく、手にくるショックも少ないラケットですが、決して初級用ラケットではなく、スピンもよくかかるし、何よりもサービスの切れが半端なく、上級者でも満足する作りのラケットでした。
「グラフィン360+スピードMP」は、300g、320mm、フレーム厚23mmの大和スペックで、前作とまったく同じスペックなのですが、柔らかい打球感でありながら、反発力もアップしていて、5時7時の位置に採用されたスパイラルファイバーテクノロジー(これが360+の+部分にあたります)のおかげで、よりしなりのあるラケットを実現しました。
個人的な想像ですが、シャフト、フェース面の12時、3時、9時部分にダイヤモンドよりも硬いグラフィンが搭載され、5時、7時部分に柔らかくしなるスパイラルファイバーを使うことで、面安定とホールド感を両立しているように感じました。
単純に質の良いカーボンを使うと、雑味の無い打球感になり、食いつきを感じます。
ラケットに当たったボールのフィーリングが正確に手のひらに伝達し、力の入れ具合や回転の掛け具合、飛び出し方向の修正など、調整がしやすくなります。
それによってミスが減ってくるので、ラケットが扱いやすく感じます。
グラフィン360+スピードMPには、まさにそれを感じました。
その後に打った「グラフィン360+スピードPRO」でさらに確信しました。
310g、315mmでストリングパターン18×20のジョコビッチ選手が推奨(ヘッドのカタログでは推奨になってます、実際にジョコビッチ選手は18×19を使用しています)する一番難しいモデルです。
最後に使ったのですが、いつも使っているスノワートビタス115でプレーをしている感覚で、ハーフボレーを角度をつけて逆クロスにアングルに打ちました。 これが見事に相手の逆をついてエースになってしまいました。
その後も難しいショットにチャレンジしたのですが、面白いように決まり、対戦相手から「まったくどこに来るか予想ができませんでした」と言われました。
グラフィン360+スピードPROは決して易しいラケットではありませんが、コントロールがしやすく、思った通りに打てるラケットでした。
今回のグラフィン360+スピードシリーズは、グラフィン素材の最終形で、衝撃吸収に優れているのに、打ち応えはしっかりと手のひらに伝わってくる仕上がりで、難しいショットも楽に打ててしまうプレーヤーに優しい高性能なラケットです。
SからMPとか、MPからPROとかワンランク上の上位機種にチャレンジしてみたくなるシリーズでした。
【GEEK通信】【ウイルソン】「#ULTRAできるチャレンジがメインの試打会に参加しました。」
2020/02/21
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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【ウイルソン】「#ULTRAできるチャレンジがメインの試打会に参加しました。」
ウルトラと言えば、私の世代はウルトラⅡを思い出す方が多いと思います。
30数年前に7万円で発売されました。
有名なプロスタッフミッド85が6万円でしたので、その上位機種だったのですが、ダブルブレードカーボンにボロンを使ったモデルです。
当時ボロンは超高級素材で、プリンスボロンは15万円でした。
よってウルトラには、近寄りがたいとか、一目置くと言ったイメージがあり、「ウルトラはいる」とか「ウルトラいいね」などの軽いイメージは湧かなかったのです。
数年前のことですが、ウルトラ100(2代前)を打ってみると非常に使いやすく、ストレスなくプレーできました。
プレーしたこの日は各メーカーのラケットを一通り試打するイベントで、ヒッティングパートナーから「中居さんのテニスには、ウルトラ100が一番合ってましたよ」
と言われ、生まれて初めて他人の意見を元にラケットを買いました。
確かにボレーがしやすく自分のプレースタイルに合っていました。
その後、色々とラケット を変えましたが(5機種程)、ウルトラ100はいつ戻しても、すぐに試合で使えるので、今でも手元にあります。
そしてまたウルトラの新作が打つことができる機会がやってきました。
ウルトラ100、ウルトラ100L、ウルトラ100S、ウルトラ108の4機種です。(ウルトラ100ULは今回試打の機会はございませんでした)
なんと見慣れたPWSの膨らみはなくなり、逆にその部分がえぐれているのです。
お馴染みのクラッュゾーンもボリュームアップし、とにかくストリングの撓みを縦も横もアップしたのです。
ウイルソンスタッフの道場さんと横山さんは、YouTubeでもお馴染みで、読者の皆さんも知っている方も多いのではないでしょうか。
『#ウルトラできる』をテーマに難しいショットに挑戦する動画は見ていて楽しいですね。
今回の試打会は、ウイルソンスタッフとウインザースタッフが色々な動画にチャレンジする企画でスタートしました。
ウイルソンスタッフ横山さんにご挨拶しました。
「今日はテニスバッグ背負ったまま試打するのですか。」
横山さんはキョトンとしてます。
道場さん「中居さんが気を利かせて、ウルトラできるチャレンジのことを言っているのに、何でわかんないの。」
【#ULTRAできるチャレンジ】とは、内山プロがバックスピンをかけて相手のコートに落ちたボールがネットを越えて自陣のコートに戻し、ボールカゴに入る映像などを配信しているもので、横山さんのバージョンはバッグを背負ってコートを後にする時に、ポケットにボールが残っていたことに気づき、ベースライン辺りからネット越しにボールカートに、フワリとドロップショットのように打って入れる動画でした。
横山さん「あーあれですか!(笑)大変だったんですよ。中々入らなくて、入っても跳ねて出ちゃったり。今日も撮影しますからね、中居さんが持っているペットボトルも使いますからね。」
そんなゆるりとしたトークでスタートしました。
ウルトラ100をまずは打ったのですが、ウルトラはどんどん簡単な方向に向かっているようでした。
打感が非常に柔らかくて、打った気がしないくらい手に響かないラケットに仕上がっていました。
ただし、先っぽに当たったミスショットは、ビリビリと響き、本当のラケットの硬さを痛感することができました。
本当は硬いフレーム構造で、パワーを出しながら、ストリングの撓みでマイルドな打球感にして、オブラートに包んだようなフィーリングを実現していたのです。
ウルトラ100Lは、280gでバランス320mmと前作より、3g重くし、5mmトップライトに変更しました。
本来は、280gだとトップヘビーにしないと打ち負けてしまうのですが、面ブレが少なく打ち負けないパワーがあるのでイーブンバランスの320mmを実現できたと言っていました。
実際に打ってみても打ち負けることなど全く無く、逆にスイングスピードが上がり、回転数が増しているようでバウンド後の跳ね方が大きくなっていました。
ウルトラ100Sは、ストリングパターンが18×16のスピンエフェクトモデルなので、スピンがかかりやすいのは当然なのですが、ローボレーとバックボレーがしやすいことを発見しました。
私だけかもしれませんが、フォアボレーはフラット気味で余裕があるとドライブボレーで打つことがあります。それに比べてバックボレーは、アンダースピンを多めにして安全に打っています。ローボレーもネットしないように、スライス回転を入れ相手コートに深く行くように打っています。18×16の粗いストリングパターンだと、ボールのフェルトがストリングの編み目にめり込む感じで、スライス回転がかかりやすくなる気がしました。元々、ボレーがしやすいウルトラ100 ですから、18×16のSラケもボレーがしやすいのは当然の結果でした。
ウルトラ108は、スライスが打ちやすくバックハンドは当然ながらフォアハンドのスライスがよく伸びて、相手は取り辛そうにしてました。
最大の特徴はボレーがしやすいことで食いついてから反発するので、逆回転、横回転が自在でネットプレーが楽しくなります。
試打の後は、#ULTRAできるチャレンジを行いました。
この模様はいずれ配信されますのでお楽しみに。
【GEEK通信】「水とお湯でテニスをサポートする話」
2020/02/13
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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「水とお湯でテニスをサポートする話」
ミックスダブルスの市民大会に出場したときの失敗です。
1-5から逆転したり、なんとか決勝までたどり着きました。
用意していた2リットルのスマッシュウォーターが底をついてしまい、自販機で水を買ったのですが、間違って炭酸水のボタンを押してしまったのです。
この時は、水は水だから大丈夫だろうと思ったのですが、この後決勝戦でとんでもないことになったのです。
ペットボトルの炭酸水に、スマッシュウォーターの粉末を入れ、溶かすために振ったのですが、試合中に飲もうとしてキャップを開けると「ブシュ」と吹き出しました。
炭酸→シェイク→噴き出す
の方程式を忘れておりました。
決勝は足をつってしまい、タイブレークの末に負けてしまいました。 全豪オープン男子決勝で、ジョコビッチ選手が途中で体調不良に陥り、危うく負けそうになったのは、脱水症状が原因でした。
世界のトップ選手でも飲むタイミングや飲む量でパフォーマンスが変わってしまう訳ですから、水分補給は大切ですね。
ジョコビッチ選手は試合後のインタビューで次のように語っています。
「第2セットの最初、悪いゲームをしてしまった。いくつかダブルフォルトがあった。第2セットを落とした後、コート上で本当に気持ち悪くなり始めた。エネルギーがガタっと落ちたんだ。正直なところ、今でも自分では理解しきれていない。これまでの試合と同じことをしてきたんだから。水分補給もしていた。でもドクターは水分補給が充分でないと言ったんだ。第4セットの中盤でエネルギーが戻ってきて、試合に集中することができた」
実際に映像で振り返ってみると、セカンドサービスが120kmくらいだったり、打った後にバランスを崩しているシーンが多々見られます。 特に印象に残っているのが、セカンドセットを落とし、両者ともにトイレットブレークを取るのですが、ティームはウエアを着替えてさっぱりした雰囲気で戻ってきたのに対し、ジョコビッチ選手は水でもかぶってきたかのように、髪の毛がびちょびちょで、見た目も疲れているように写りました。
いきなりダブルフォルトしてしまいこのサービスを落としてしまいました。 恐らく思った以上に汗をかいてしまったのでしょう。
喉が乾いてから水分を補給すると遅いとよく言いますが、体重の2%の水分が失われると喉が乾くと言われており、体重が70kgの人だと1400mlの水分を失うまで、喉が乾かないことがあり、当然1400mlの汗をかいた後に水分を補給しても遅いのは間違いないでしょう。
ジョコビッチ選手のチェンジコートでの水分補給、栄養補給を見ていると、透明、ピンク、白濁の水分を取り分けています。
透明は水、ピンクはスポーツドリンク、白濁は不明です。 牛乳に近い白いドリンクで、蓋を開けてストローで少し飲むと、ボールパーソンに何か指示して手渡しました。
ボールパーソンはジョコビッチ選手陣営に走って行き、コーチに渡していました。 コーチは何かしていましたが、映像が切り替わってしまい何をしていたかは不明です。
また、バナナ、プラム(タッパーに入っている)らしきものを食べています。 バナナはブドウ糖、果糖、ショ糖が含まれ、エネルギー補給に優れ、カリウムも豊富で、ケイレンの予防にも効果があります。 プラムもカリウムが豊富で、疲労回復に効果のあるクエン酸も含まれます。
第3セットは脱水症状でフラフラして、力が入らない状態だったジョコビッチ選手ですが、第4セット中盤からはいつもの精密機械のようなジョコビッチ選手に戻っていました。 大量な汗とともに、失われるのは水だけではありません。塩分、ミネラルも同時に排出されます。 また、何時間も動き続けることで、エネルギー源が枯渇していきます。
エネルギーを蓄積させるカーボローディングは、エネルギーの源となるグリコーゲンを筋肉や肝臓に貯め込むことで、大会当日の持久力を上げる方法です。 グリコーゲンの元になる糖質を大会1週間前から、減らしていき、3日前から一気に糖質を増やします。
体は減らされていたグリコーゲンを蓄えようとして、平常時より多くのグリコーゲンを筋肉や肝臓に取り込む仕組みです。
マラソンやサッカーの試合などではカーボローディングは有効ですが、テニスの場合、試合が毎日続くことが多くこの方法はあまり向いていません。
テニスにはウォーターローディングが有効です。
一般的なウォーターローディングは、大会の1カ月前から毎日1リットルから1.5リットルの水を摂取し、常に体に水が満たされている状態を作り、試合中も喉が乾く前に水を飲むことです。
要するにいつも水を飲むというものですが、さらに良いものがございます。
グリセリンローディングです。
人間の体は細胞でできていますが、細胞内に水を蓄えるには、1ヶ月前からコツコツとウォーターローディングをしないといけないのですが、試合中に飲んだ水は、ほとんど細胞には届かずすぐに排出してしまいます。
細胞内の水と細胞外の水の比率は、約7対3です。
一度細胞内の水が汗などになって排出してしまうと、体の中の細胞外の30%で水分を溜め込むことになるので排出する時間が早くなってしまいます。
いくら水分をとっても、すぐに脱水の状態になってしまうのです。
グリセリンは、細胞内に入る鍵の性質を持っていて、水と結びつきやすい性質からグリセリンを含んだ水を飲むと、細胞内がいつも水に満たされた状態を作り、体の中の100%を使って水分を溜め込むことができ、脱水症状が引き起こしにくくなるのです。
『凌駕スマッシュウォーター』は、グリセリンを含んだスポーツドリンクで、「真水」なら非常によく溶けます。 ウインザー価格:¥2,160(税込)
炭酸水はすでに水の中に炭酸が溶けた状態になっていますので、他の粉末は溶けづらくなります。
炭酸→シェイク→吹き出す
の図式になりますので、スマッシュウォーターは水に溶かしましょう。
ただ炭酸は悪者ではなく、疲労回復には炭酸は逆に良い者です。
重炭酸イオンの入浴剤「アスリートリラックス」は、炭酸ガスと重炭酸イオンの効果で、15分以上の入浴で疲労回復、自律神経の安定が期待できます。 10粒入り
ウインザー価格:¥1,100(税込)
30粒入り
ウインザー価格:¥2,750(税込)
36°から38°の低温のお風呂に浸かること10分で、ダラダラと顔から汗が吹き出してきて、体の中の疲労物質をどんどん排出してくれている感じになります。
入浴後も体の中から温まっているのが体感でき、翌日にはテニスの疲れもスッキリ無くなっており、良いコンディションでスタートできます。
ヨーロッパでは重炭酸イオンの入浴は医療として認められていますので、1週間試合の続くテニスには効果的な疲労回復方法として認知されています。
トップアスリートは重炭酸イオンを発生される装置付きのお風呂に入っていますが、持ち運びは不便です。
アスリートリラックスは、たった3粒で重炭酸イオン風呂が出来上がります。
さらに、お湯に溶け込みますので、24時間効果が持続し、後から入る人にも同じ効果が得られます。
今回は水とお湯でテニスをサポートする話でした。
【GEEK通信】【ウイルソン】「黄金スペックの次に来る大和(やまと)スペック、ブレード100の実力とは。」
2020/02/07
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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【ウイルソン】「黄金スペックの次に来る大和スペック、ブレード100の実力とは。」
ブレードとはBLADEBRAIDがあり、BLADEは「刃」という意味で、BRAIDは「編み込む」という意味になります。
ウイルソンは、プロスタッフミッド85にダブルブレード(DOUBLE BRAID)という2重に編み込んだカーボンを使用して、硬いのにノリがある打球感を実現し、ラケット史に残る大ヒットを記録しました。
あれから30数年経ち、ラケットも進化を続けています。
今回発売されたブレード100は、FEELFLEX パワードバイカーボンマッピングと呼ばれる編み込んだカーボンを使用しています。
まさにBRAID構造なのです。
こちらのギーク通信は、メーカーからの協賛、依頼は一切ありません。
ということで、試打は完全に自身のプライベートなテニスでやっています。
今回もダブルスのオフに参加し、そこで試合しながらラケットのインプレッションをしていこうと思います。
流石にプライベートですから、テニスが楽しくなければ面白くありません。
試打ラケットはほとんどの場合一試合使用して、マイラケットに取り替えてしまいますが、今回使用した【ブレード100 】は、非常に使いやすく、スーパーショット(生まれて初めてのポール回し等)の連続で、最後まで使い続けてしまいました。【ブレード100】が扱い易かったので起こった奇跡です。
ブレード100は300g、100平方インチ、22mm厚の黄金スペックの薄フレームです。
そもそも黄金スペックとは、ピュアドライブが大ヒットし、300g、100平方インチ、26mm厚が黄金比のような美しい形をしていることを黄金スペックとテニスグッズライターのM氏が名付けたことからスタートしています。
黄金比とは1:1.618の長方形の形のことで、ミロのヴィーナス、モナリザ、アップルのロゴなどに採用されています。
身近なところだと名刺のサイズが黄金比です。
黄金比以外でも、白銀比(大和比)、青銅比、第二黄金比などがあり、白銀比は法隆寺や五重の塔やドラえもんなどに用いられ日本人の好みに合うことで大和比とも言われています。
1:1.414でコピー用紙のサイズが大和比です。
日本限定発売のブレード100のスペックは、300g、100 平方インチ、22mm厚で日本人が好むスペックで、26mm厚だとパワーが出過ぎてしまい荒っぽくなってしまうという日本人プレーヤーの声に応えるモデルになっています。
また、黄金スペックのラケットはラウンド型のフレーム断面に対してブレード100は、ボックス型に近い断面を採用しています。(Xループ構造)
ラケットにしなりを持たせ、中身の詰まった打球感を実現し、パワーをセーブしコントロール性能を高めた300g、100 平方インチ、22mm厚のスペックは日本人好みのスペックということで、大和比スペック(大和[やまと]スペック)と言って良いのではないでしょうか。
個人的に大和スペックのラケットと呼べるのは、ヘッドグラフィン360+スピードMP(300g、100平方インチ、23mm)、バボラピュアストライク100(300g、100 平方インチ、23mm厚)、ヨネックスVコアプロ100 (300g、100 平方インチ、21mm)などです。
今後、大和スペックのラケットは増えてくる予感がします。
ブレード98 16×19と比較してみると、ブレード100の方が打球感がより柔らかく、スピン性能に優れているように感じました。
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RA値は
ブレード98 16×19  63    
ブレード100     61
※ギーク調べ
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ブレード100も16×19のストリングパターンなのですが、横糸の間隔を上下に広げてスナップバッグをしやすくしています。
通常フレーム厚のより薄いブレード98(21.5mm厚)の方がしなるはずですが、日本限定ということで日本人好みの食いつく感覚を重要視し、よりしなりを大きくしたのではないでしょうか。
ATP、WTAの選手のウイルソン使用率は35%(ナンバー1シェア)で、その内ブレードの占める割合が45%です。 チチパス選手、ラオニッチ選手、デミノー選手、ハチャノフ選手、ゴファン選手、ウイリアムズ姉妹、ハレプ選手、オスタペンコ選手、サバレンカ選手ら多数の選手から信頼されているブレードですが、ウイリアムズ姉妹以外は、98平方インチを使用しており、アマチュアが使用するにはハードルの高いモデルであるのは間違いありません。
その点【ブレード100】は決してハードルの高いプロモデルでは無いと考えます。
スイートエリアは十分に広く、球持ちが長く、ミスショットの許容範囲が大き目です。
それでいてブレードシリーズの最も良い特徴である、自分の力加減で飛距離、コースをコントロールできる手のひら感覚が備わっています。
黄金スペックをお使いの方で、バックアウトが気になる方は一度試してみるとハマるラケットだと思います。