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【GEEK通信】【ヨネックス】「ラクラケ、アストレル3モデルで手強いベテランプレーヤーになろう」
2020/07/30

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは
テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 
テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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【ヨネックス】「ラクラケ、アストレル3モデルで手強いベテランプレーヤーになろう」


ヨネックスアストレルの3モデル(100、105、115)を試打してみました。

伊達公子さんは20代の頃からフレーム厚の厚いモデルを使用しており、ラケットのパワーを上手く利用したテニスを極めていました。
ライジングショットが持ち味で、体格の大きい外国人のパワーボールを速いタイミングで返球し、守っているようで攻撃していたのです。
大変高度な技術が必要なショットで、ラケットがそれを支えていたことは間違いない事実です。
1度目の引退から12年後に現役復帰し、それから10年間プレーを続けたのですが、ラケットのフェースサイズも大きくなり、フレーム厚も厚くなり、最後はアストレル105を手にしていました。 
そして、引退から3年、伊達さんとヨネックスが共同開発したラケットが完成したのです。


ターゲットは30代以上のテニス愛好者で、「テニスを楽しみ、好きになってもらえるラケット」をテーマに作り上げました。
ヨネックスと言えばアイソメトリックシェイプの四角いフェース形状ですが、一般的な円形フェースの場合、16本の縦糸のセンター2本が最も長く、一番ボールが飛ぶ場所です。サイドに向けて1本ずつ短くなっていきますので、徐々に飛びが落ちていきます。


アイソメトリックシェイプは、センター10本のストリングの長さがほぼ均一ですので、ど真ん中を外しても飛びがあまり変わらないのです。
また、リアクトレジン複合カーボンを使用し、粘りのある打球感を実現しています。
通常、軽量化するためにはカーボン繊維を強度化する必要があり、軽くなればなるぼど硬い打球感になってしまいます。
しかし、アストレルはカーボンを固める樹脂に着目し、高強度でありながら柔らかさを実現したのです。
接着剤に機能を求める発想が素晴らしいと思いました。
グリップには二つの機能を持たせています。
振動吸収素材のVDMとテーパーがかかったエルゴパワーグリップです。
VDMとは特殊なメッシュ素材をグリップ内部に装着し快適な打球感を実現するシステムで、VCOREプロとEゾーンに採用され高評価を得ています。
エルゴパワーグリップは、伊達さんの現役時代のコーチの提案で、力の伝達が良くなるテーパー形状を試して気に入ってからは、このグリップ以外ではプレーできないくらいになってしまったそうです。
握力の弱い方でも力が入り易くなります。


アストレル115、105、100の順に試打してみました。
【アストレル115】
普段使っているビタス115も柔らかい打球感なのですが、アストレル115はそれ以上にマイルドな打感でした。
手にした瞬間はラケットが短く(26.5インチ)ジュニアラケットのような感覚ですが、実際に打ってみるとパワーがあり、短いといえども打ち負けることはありませんでした。
ボレーやスライスなどの体の近くで打つショットは非常に安定していました。
16×17の粗いストリングパターンのおかげで、スイングスピードがなくても、スピンがかかり、苦しい体勢でも打ち負けません。

>>>オンラインショップページ(アストレル115)はこちらへ
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【アストレル105】
次に打った105は、ストローク、ボレー、サービスどれを取っても打ち易く、まとまっている感じでした。
振動がここまでないと少し物足りなく感じてしまうくらいでした。
なんと言っても軽さのデメリットである、打ち負け感がなく265gでも十分にマジな男子ダブルスで使用できると思います。


>>>オンラインショップページ(アストレル105)はこちらへ
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【アストレル100】
最後に今回のモデルから新設した100平方インチを打ちました。
100平方インチで280gの激戦区に敢えて挑んできたのには、理由がありました。
ほとんどの100平方インチ、280gのラケットは300gがメインモデルの軽量版です。
要するに、男性向けモデルのやや簡単仕様なのですが、アストレル100は逆で、105平方インチ、265gがメインモデルのしっかりタイプです。
しっかりタイプといえども、原型が「ラクラケ」ですから、振動がこない、良く飛ぶ、スピンがかけやすいなど簡単なのです。
27.5mmの厚めのフレームに16×18のスナップバックを狙った粗めのストリングパターンがそれを可能にしています。


>>>オンラインショップページ(アストレル100)はこちらへ
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黄金スペックを使ってきた40代、50代の方にもっと肩の力を抜いてプレーすることを提案するモデルです。
決して初心者用ではありません。
厚ラケのパワーをコントロールする技術を持った人が使うラケットです。
デカラケ、厚ラケを上手く使いこなしているベテランプレーヤーって手強くないですか。
そのようなベテランプレーヤーになりたいあなたに使っていただきたいモデルです。

 
【GEEK通信】【ヘッド】「予想の遥か上を通過していくエクストリームデビュー」
2020/07/23

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは
テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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【ヘッド】「予想の遥か上を通過していくエクストリームデビュー」
ヘッド黒塗りラケットの正体は、グラフィン 360+エクストリームツアーでした。
エクストリームと言えば、フェース面積100平方インチでフレーム厚26mmと決まっていましたが、なんと、フェース面積98平方インチ、フレーム厚は上から22mm-23mm-21mmのまったく新しいモールドです。

2019年大躍進したイタリアのベレッティーニ選手が使用していて、より攻撃的にプレーできるモデルに変貌を遂げています。
従来のエクストリームファンの方も安心してください。エクストリームMPはまったくスペックの変更は無く、テクノロジーの改良のみになります。
追加されるモデルがエクストリームMPライトで、エクストリームSは大幅にスペック変更されます。
テクノロジーの改良は、5時7時の位置をしなるようにした 360+とスナップバック効果を容易にするスピングロメットとスナップバック効果を狙ったオープンストリングパターンの採用です。

グラフィン 360+エクストリーム全5機種を持って、いつものテニスオフに行きました。
エクストリームPWR → S → MPライト → MP → TOURの順でゲーム中に使ってみました。
「PWR」はいつも使っているビタス115とレヴォCS10.0と同じ、115平方インチなのでなんの違和感もなくゲームができました。上方向に広がるFANストリングパターンを採用しているので、上で打ったときにボールの食いつきが良く、スライスサービスはよく曲がり数本エースが取れました。

>>>オンラインショップページはこちらへ(エクストリームPWR)
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「S」は、2020モデルから105平方インチ、275gに変更になっています。打ってみると非常にボレーがしやすく、ハーフボレーやバックハンドハイボレーなどの難易度の高いボレーも難なく打てました。普段はやらないのですが、ハーフボレー時にドライブをかけてノータッチエースが取れました。あまりにもボレーが簡単なので思わず出てしまいました。

※エクストリームSについてはウインザーでは取り扱いがございません。あらかじめご了承ください。
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「MPライト」は、2020モデルから追加された285g、バランス325mmの「MP」の軽量版です。300gを使いこなせる方は「MP」でいいのですが、300gでスイングスピードが上がらない方は無理せずこの「MPライト」を使いましょう。このシリーズの最大の特徴はスピンですので、重たいものをゆっくり振るよりも軽いものを速く振る方がラケットの長所を生かすことができるのです。

>>>オンラインショップページはこちらへ(エクストリームMP LITE)
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「MP」は、エクストリームシリーズのやっぱり中心的存在で、パワーがありながら、スピンもよくかかり、攻撃的なプレーに自然となります。バックハンドのリターンの時に思い切りストレートに打ったら、前衛のすぐ横を通過してベースラインギリギリに入りました。相手はウォッチしたようでボールが入ったことにびっくりしていました。

>>>オンラインショップページはこちらへ(エクストリームMP)
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「TOUR」は、黒塗りで打った印象と大分違っていました。黒塗りの時はナイロンで今回はポリエステルで張ってあり、いきなり第一球目のリターンがネットのかなり下にいってしまいました。

>>>オンラインショップページはこちらへ(エクストリームTOUR)
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「PWR」「S」「「MPライト」「MP」は基本、従来のエクストリームのパワーがあり、簡単に打てる易しさもありました。「TOUR」には簡単に打てる易しさはありません。気を抜くとネットのかなり下にいってしまうのです。
プレステージMPやラジカルプロと同等なレベルだと思って打たないと、その性能は引き出せません。
ただし、その向こう側には、プレステージMPよりパワーがあり、ラジカルプロよりスピンがかかるとんでもないポテンシャルが隠されているのです。
  今回初めてエクストリームのデザインを見たのですが、グリップが黄色に唖然として、その黄色にペンキのようなグレーを合わせており、2度びっくりさせられました。
でも不思議なことにテニスが終わる頃には、カッコイイと素直に思う自分がいるのです。
性能もデザインも予想の遥か上を通過していきましたが、皆さんの評価が気になるところです。
【ギアバド】ゴーセン「グングニル08S」をレビュー!強烈なパワーとコースのクロススマッシュが冴える!
2020/07/20

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■ウインザーバドちゃんねる「ギアバド」 バドミントンのギア「モノ」や「コト」をインプレッションを交えてお届けする動画です。 ウインザーバドミントンスタッフが「ラケット」をはじめ「選び方」など、スタッフ兼プレーヤー目線で色々とご紹介していきます♪ バドミントン用品における魅力をお伝えして参りますます!ぜひブログ・Facebook・Twitterなどにご使用ください。
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ラケットレビュー動画をお送りします!(聖蹟桜ヶ丘店バドミントンスタッフ尾崎より)
こちらので動画ではゴーセンのグングニルシリーズ【グングニル08S】を解説しています♪
ぜひご参考にしていただければと思います!
>>>【ギアバド】ゴーセン「グングニル08S」をレビュー!強烈なパワーとコースのクロススマッシュが冴える!(Youtube) 
【ギアバド】ヨネックス「アストロクス100ZZ」をレビュー!「勝てるラケット」のアスロトクスシリーズ!
2020/07/15

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■ウインザーバドちゃんねる「ギアバド」 バドミントンのギア「モノ」や「コト」をインプレッションを交えてお届けする動画です。 ウインザーバドミントンスタッフが「ラケット」をはじめ「選び方」など、スタッフ兼プレーヤー目線で色々とご紹介していきます♪ バドミントン用品における魅力をお伝えして参りますます!ぜひブログ・Facebook・Twitterなどにご使用ください。
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ラケットレビュー動画をお送りします!(新宿店バドミントンスタッフ大塚より)
こちらので動画ではヨネックスの【アストロクス100ZZ】を解説しています♪
ぜひご参考にしていただければと思います!

>>>【ギアバド】ヨネックス「アストロクス100ZZ」をレビュー!「勝てるラケット」のアスロトクスシリーズ!(Youtube)
『硬式テニスマイスター 斉藤』 意外と見過ごしがちな、テニスの上達に大事なアイテムとは…?
2020/07/11
硬式テニスマイスター 横浜店 斉藤です。
今回のブログタイトルが『意外と見過ごしがちな、テニスの上達に大事なアイテムとは…?』ということで、どんなアイテムを取り上げるかというと…。


そうなんです!ボールです!!
『上達のアイテム?』と首をかしげる方も多いかと思いますが…
意外と見過ごせない、いや、見過ごしていただきたくない!大事なアイテムなのです。
まずは、改めてテニスボールについて整理をしていきたいと思います。


テニスボールには大きく分けて【プレッシャーボール】【ノンプレッシャーボール】の2つがあります。 
店頭でも「どう違うんですか?」「どっちがいいんですか?」と聞かれることも多いです。

【プレッシャーボール】
ボール内のゴムと空気圧によってボールを弾ませます。 
そのため内圧が下がらないようにスチール缶やPET缶に入れて販売されています。 

【ノンプレッシャーボール】
ゴムの厚さのみでボールをバウンドさせます。 
店頭ではバラ売りやビニールのバッグに入れて販売されています。 
ボールを弾ませるのにどうしてもゴムを厚くしなければならず、プレッシャーボールに比べてやや重たい感触になります。
ズバリ、
ボールは『消耗品です!』
プレッシャーボールは、缶を開けた瞬間から、使用していなくてもボールの内圧は下がっていきます。 
徐々に弾まなくなり、ボールの反発が悪くなることでスピードも出なくなってしまうのです。
皆さんも基本的には、プレッシャーボールを使用されているかと思いますが…

『どれくらいの頻度で交換しているでしょうか?』
学生の方々などの練習を見ていると、缶を開けてから1ヶ月以上経っているであろうボールでラリーをし、そのままゲームをしていることも多いように見受けられます。
時間の経ったボールは「飛ばない」「スピードが出ない」「弾まない」ので、お互いに全力でラケットを振り合い、適度にラリーも続いてくれます。
でもこのボールに慣れすぎてしまうと…。


試合をするときにはnewボールですよね。 
緊張やプレッシャーもあるかもしれませんが、練習ではあんなにラケットが振れていたのに、いざ大会になると急に当てるだけのテニスに変わってしまう人も少なくないんです。
その原因には、ニューボールのスピードやバウンドに対応出来ていないことが挙げられます。 
試合でいい結果を残すためにも、新鮮なボールの感覚に慣れておくのはとても重要なことなんですよ。
 
理想は毎日ニューボールを使いたいですが、コスト的な面でもなかなか難しいですよね。 
出来れば定期的に交換し、バウンドが悪くなったボールはサーブや球出し練習に使っていきましょう。 
壁打ちや球出し練習にはノンプレッシャーボールを使ってみるのもいいかもしれません。



ウイルソンの「トリニティ」はプラスチック廃材を削減し、地球環境を守ることを考えたボールです。 
ボールのコアを改良し、プレッシャーボールなのに内圧が下がりにくくなっているので、長時間ボールのバウンドをキープしてくれます。



続いては「テニスボールセーバー」です。

練習後のボールを密閉型のこの缶に保存しておくことで、ボールの内圧を落ちにくくしてくれます。 
新鮮なボールを使う機会を増やすことは、試合でのパフォーマンスアップにも確実に繋がっていきます。

ラケットやシューズだけではなく、ボールも上達の大事な道具の一つと考えていきましょう!
【GEEK通信】【ヘッド】「ヘッド黒塗り謎ラケを打ってみた。トラックマンによる数値計測も行なってみた。#全身スピン」
2020/07/10
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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「ヘッド黒塗り謎ラケを打ってみた。トラックマンによる数値計測も行なってみた。#全身スピン」
黒塗りラケット、ダズル柄ラケットは、開発中のモデルを秘密にするものですが、ダズル迷彩が初めて世の中に登場したのが、第一次世界大戦のイギリス軍の艦船でした。
そもそも迷彩柄は、カモフラージュして発見されないようにするものですが、艦船のような大きなものは、すぐに発見されてしまいます。
そこで、ダズル迷彩にすることにより、前に進んでいるのか、後に行っているのか、船尾の向きはどこを向いているのかを迷わす効果があるのです。
ウイルソンが2018年ダズル柄のラケットに挑戦しましたが、テニスラケットではほとんどが黒塗りを採用しています。 私が初めて黒塗りラケットを目撃したのは、1983年にジミーコナーズが開発中の新しいラケットを試合で使っていた時です。
コナーズはスチール製のT-2000を使い続けており、時代はすでにカーボン素材でフェース面積も少し大きいものをほとんどの選手が使っていました。
コナーズも30歳を越え、ベテランとなっていましたので、いつまでも石器時代の武器では戦えない状況になっていました。
黒塗りラケットの正体は、プロスタッフミッドで、当時6万円と非常に高額でしたが、ダブルブレイド製法を用いた魅力的なラケットでした。
その後、開発途中のラケットを試合で使う場合に黒塗りが使われるようになりました。
以前、某メーカーのラケット開発に協力して試打をすることがあったのですが、1本のラケットを決めるのに、10数本の黒塗りラケットを打ってラケットの評価をするのですが、これが中々難しいのです。
すでに発売されているラケットの評価をする場合は、デザインからくるイメージや固定観念があり、それに対して味付けをするような作業になります。
それが、まったく先入観の無い状態で試打をするのは、目隠しをして料理の味見をするようなもので、大変難しいことなのです。
舌の肥えた料理人なら目隠しをしても正しい判定をすると思うのですが、難しいことです。
黒塗りラケットの評価も大変難しいものなのです。
今回黒塗りのラケットをテストする機会がありましたのでGEEK通信でお知らせしたいと思います。 先にも述べましたが、何も先入観がないとまったく的外れな評価をしてしまう可能性があるので、最低限わかることはギーク調べをしてみました。
ブランドはヘッド、ストリングはポリエステルで面圧50、張り上がりの状態で、フレームの硬さ(RA値)65、フェース面積98か100平方インチ。※その他部分も調査しました ヘッドのラケットで、モデルチェンジをする可能性が高いのは、グラフィン 360+の新素材を使っていない、エクストリームシリーズ、インスティンクトシリーズ、ラジカルシリーズですが、エクストリームとインスティンクトはフレーム厚が26mmで発売してきましたので、22mmだと大分違っていきます。
ラジカルシリーズか、それともまったく新しいシリーズか、、、謎の多いままテストをすることになりました。 トラックマンのデータは嘘をつかないと思い、ヘッドの代表的なモデルのデータを取り、比較してみることにしました。
実はこの日は、膝の怪我からの復帰第一戦で、ちゃんとデータが、取れるのか不安でした。
案の定、フォアハンドストロークは、まともに当たらず、スピードは100km出ないし、飛んで行く方向もめちゃくちゃでした。
怪我の間、1ヶ月半、苦手なバックハンドの素振りをやってきました。
その甲斐あって、フォアハンドに比べ安定したボールが打てるようになっていたので、バックハンドストロークですべての試打を行うことにしました。
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【試打ラケット】
①黒塗りラケット
②グラフィン 360+スピードMP
③グラフィン 360 エクストリームMP
④グラフィン 360+グラビティMP
⑤グラフィン 360 ラジカルMP
⑥グラフィン 360 インスティンクトMP
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を10球打ってスピードとスピンレートで、比較してみました。
※画像も掲載します 黒塗りラケットの結果は、スピードではエクストリームMPに次いで第2位、スピンレートでは第1位でした。
打球感は硬くなく、球のりの良さを感じ、中味の詰まった感触でした。
ダイアデムエレベート、バボラピュアアエロVS、ヨネックスVコア98などのラケットに親近感を抱くラケットでした。
インパクトからフォロースルーにかけて、厚い当たりで一押しできる感覚で、回転を掛けながらもスピードが落ちない感じがしました。
今回比較したグラビティMPとボールスピードはまったく同じで、(107.7km)スピンレートもかなり近い数字でした。(1373と1315)
ただしレングス(着弾地点)がグラビティMPが18.8mに対して、黒塗りラケットは21.3mでした。
ベースラインまでの距離は23.77mですので、黒塗りラケットの方が深くて良いボールになっています。
その理由として、グラビティMPの方が球離れが早く、打ち出し角度が低く(5.9度)、黒塗りの方は一押しできる分、打ち出し角度が高く(7.2度)なっているからです。

その差が2.5mの距離に出ているのです。
黒塗りラケットは、ウエイト、フレーム厚、打球感から上級者向けであることは間違いないでしょう。
ただ病み上がりの自分でも、十分にその性能の良さを感じ取ることができたので、決してプロ専用みたいな難しいラケットではなく、高性能ながらも意外と優しさも併せ持ったラケットに仕上がっているのではないでしょうか。
早く完成品のデザインが見たくなってきました。
【ギアバド】中級者向け!バドミントンラケットの選び方!
2020/07/08
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今回は中級者向けのバドミントンラケットの選び方をご紹介します♪(新宿店バドミントンスタッフ大塚より)
トップヘビー、イーブンバランス、トップライトetc、フレームの幅など解説しています♪
ぜひご参考にしていただければと思います!
>>>【ギアバド】中級者向け!バドミントンラケットの選び方!(Youtube)
【GEEK通信】「騙されたと思って打ってみて!ラクラケはプラスが色々」
2020/07/03
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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「騙されたと思って打ってみて!ラクラケはプラスが色々」
ラケットのカテゴリーは大きく分けて、3つに分類されます。
プレーヤーの体力、経験、プレースタイルは人それぞれ違います。
体力に関しては、0~100までとして自己判断で判定します。
0~50は、あまり体力がある方ではなく、ハードヒットはほとんどしない方。
51~80は、平均的な体力の持ち主で、余裕があればハードヒットしていく方。
81~100は、体力には自信があり、左右に振られても安定してハードヒットできるフットワークを持っている方。
経験に関しては、テニス歴や中級、上級とは少し違っていて、こういうボールに対してこういう風に打てばこうなるというのがわかっていること。
例えば、左ききのサービスをフォアハンドでリターンすると、思ったより右方向に飛んでいくといった経験値がどれくらいあるかがラケット選びには重要です。
プレースタイルに関しては、ストローカー、ネットプレーヤーだけでなく、ストローカーの中でも、後ろに下がってスピンで粘るのか、ベースラインより中に入ってライジングで攻撃するのかとか色々なスタイルがあると思います。ネットプレーヤーも威力で押す方もいれば、アングルやドロップなどのテクニックを使う方もいて、軸になるショットによってラケット選びも変わってきます。
プレースタイルは蓄積された経験で変わっていくもので、自分で変えていくことができるファクターです。
体力は、努力次第で向上させることはできるかもしれませんが、何もしないとマイナス方向に進んでいきます。 テニスのためにトレーニングをするストイックな方もいらっしゃいますが、健康維持のためや趣味としてテニスをしている方の方が圧倒的に多いと思います。
私中居も体力の衰えは、経験と道具でカバーしていきたいと常日頃思っており、合法的であれば、飲むし、身体に装着するし、ラケットもころころ替えています。
第一に体力、第二に経験、第三にプレースタイルを念頭に入れラケット選びをしましょう。 ------------------------
体力0~50に適したラケットは、「ラクラケ」(楽ラケ) →軽量、デカラケ、厚ラケのグループです。 体力51~80に適したラケットは、「ミンラケ」(皆ラケ) →300g、100平方インチ、中厚の黄金スペックのグループです。 体力81~100に適したラケットは、「リキラケ」(力ラケ) →300g以上、100平方インチ以下、中厚以下のグループです。 ------------------------
今回掘り下げるのは、体力0~50に適したラケット、軽量、デカラケ、厚ラケの「ラクラケ(楽ラケ)」です。 このカテゴリーに入る方は、電車で真っ先に座る人や遠回りしても、階段を使わず、エレベーターやエスカレーターを使う人です。
私もこのカテゴリーに入ります。
テニスにおいては、飛びが良く、相手に負けない安定感があり、軽量でありながらパワーのあるラケットが向いています。
相手のボールに負けない条件は、ラケットの重量を重たくするかフェース面積を大きくするかのいずれかです。重たくする選択肢はないので、フェース面積を大きくする一択です。
フェース面積110平方インチ~125平方インチ
ウエイト240g~265g
フェース厚26mm~30mm

の条件を満たすラケットがオススメのスペックなのですが、経験値が低い方はこのカテゴリーのラケットにいってしまうと、「パワー」をコントロールできずに バックアウトを連発してしまいます。
相手のボールの威力を利用する経験を積んでいないとコントロールできませんが、一旦そのコツを掴んでしまうと、ボレーやリターンはグリップを握るだけで、エース級のボールを打つことができます。
サービス、スマッシュは相手のボールの威力を利用できませんが、軽量でフェース面積が大きいので、力がなくても振り切れて、良いサービスが打て、スマッシュにおいても、スイートスポットを外しても返ってしまうことが多くなります。
ストロークは、コンパクトなスイングでもよく飛びますので、無駄な体力は必要ありません。
フェース面積が大きいので、スピン、スライスをかけやすいのですが、スイングスピードはゆっくりで、対角線上を転がすように打てるスライスは特に打ちやすいショットです。
もし、体力が50以上の方でも使ってみたいと思うのなら、ストリングをポリエステルにすると良いでしょう。
テンションを上げて飛びを落とすようなことはしないでください。テニスエルボーになる危険があるからです。軽量であることで、大きく芯を外した場合にラケットがぶれたり、押し戻されるような衝撃が生まれます。
適性テンションでポリエステルにすることで、スピンがかけやすくなるので距離のコントロールがしやすくなります。
私中居が黄金スペックから、「ラクラケ」に替えてよかったことは、
①サービスのスピードが10キロ速くなった。
②スピンのかかりがよくなった。
③苦しい態勢から勢いのあるボールが打てるようになった。
④リターンの位置が1m前になった。
⑤安心感からポーチに出ることが増えた。
⑥ボレーボレーで負けなくなった。
⑦ロブのミスが減った。
⑧一度も勝てなかった相手に勝てた。(シングルス)
⑨ダブルフォルトが減った。
⑩ドライブボレーが打てるようになった。
⑪スマッシュのバリエーションが増えた。(コース、球種)
パッと思いつくだけでこのくらいあるので、もっともっとあると思います。
ここからは「ラクラケ」のオススメラケットをご紹介します。
まずはスリクソンレヴォCS10.0
黄金スペックを使い続けていた自分に「ラクラケ」の良さを気づかせてくれた偉大なラケットです。
使いやすいことは知っていましたが、真剣に打ったことはありませんでした。
トラックマンのデータを取ると、スピード、スピン、コントロール全ての数字が黄金スペックを凌駕していました。 特にサービスは10km速くなりました。
ダブルスに必要なショットは全てグレードアップしました。
魔法がかかったようでした。

次に、スノワートビタス115
「ラクラケ」のデメリットは、フレーム内部の中空からくる打球感のものたりなさです。ビタス115は不思議と小さいラケットで打ったような芯がある打球感なんです。その理由は、こだわりのカーボン素材と違う4つのフレーム断面形状の採用からくるものです。フェースのどこで捉えたかがわかることで、どんなボールが飛んでいくか伝わってきます。原因不明のぶっ飛びを防ぐことができるのです。シングルスにも十分使えるラクラケです。

そして、ウイルソンクラッシュ108
100平方インチからいきなり115平方インチにすることへの不安は誰でもあることです。また300gからいきなり255gにすることへの不安もあるでしょう。そこで、108平方インチ280gでワンクッション置いてみるのも良いと思います。
特にクラッシュ108は、フレームのしなりがあり、「ラクラケ」特有のぶっ飛ぶ感じがあまりありません。やや広くて、やや軽いメリットを感じて、慣れてきたら本格的なラクラケにチャレンジすれば移行もスムーズです。
最近サービスのキレがなくなった。
やっと届いたボールがネットを越えなくなった。
スイートスポットを外すことが増えた。
後半になるとミスが出てしまう。
4人でのボレーボレーになると自分が先にミスしてしまう。
バウンド後の威力がなく攻撃されることが多い。
ファーストボレーが浅くなる。
バックのハイボレーが辛い。
スマッシュが遅れる。
ダブルフォルトが多い。
積極的にポーチに出れない。
などのお悩みがある方は「ラクラケ」を検討してみてください。
飛び過ぎる、打球感がぼやけるなどのマイナスポイントも当然ありますが、プラスポイントがマイナスポイントを上回れば替えてみる価値はあると思いますよ。
『シューズマイスター 笠原』 おすすめの一押しシューズ!
2020/07/03
みなさま、こんにちは。
シューズ マイスタースタッフ 笠原です。渋谷店に在籍しています。
今回は一押しのシューズ第1弾ということで、最近人気急上昇中のシューズブランドをご紹介したいと思います。
70-90年代に一世を風靡した名プレイヤー達が着用していたそのブランドは、


そう、diadoraです!
70年代はビヨン・ボルグ、90年代前半はボリス・ベッカー、ジム・クーリエ、後半にはブラジル出身のヘアスタイルが印象的なグスタボ・クエルテン、私と同じ世代の方々はまだまだ記憶に残っているのではないでしょうか。


1991年に発売し、まだ学生だった私が憧れていたのが〈rebound ace〉。
ビビットカラーを取り入れデザイン性にも富んだdiadoraのシューズはまさに大人のシューズとして人気を博していました。
現在はスニーカーとしても販売しているこのシューズですが、当時は手の届くようなものではなく生唾を飲んだことを覚えています。


しかし!皆様はご存じでしょうか。
実はこのシューズの後継となるモデルが〈speed star k duratech〉です!
他メーカー含め、唯一天然皮革を使用しているシューズとして、店頭では多くの皆様にご紹介をしています。
このシューズは天然皮革の中でも高級なカンガルーレザーを使用しています。
カンガルーレザーは牛革と比較して薄くて軽い・かつ強度も高いのが特徴です。
そのことからも、サッカーのスパイクや野球のグローブなどに重用されており、これらの用具はどちらの競技にとっても欠かせないものですが、テニスにとってもシューズはラケットなどと同じ位、重要なものなんです!
だからこそこのカンガルーレザーのシューズは、一度是非着用していただきたい一足です。
私自身も実際に愛用していますが、特に天然皮革の良さが目立っているのが、つま先部分の屈曲ポイントが非常に柔らかく、はじめの一歩が俊敏に、細いステップ、前後の動作が非常にしやすく感じました。
足馴染みも合皮に比べよく、足を入れた瞬間に、既に何回か使用しているぐらいの柔さでした。



さらにこの画像にある白をベースとしたカラーは「国内限定200足」というプレミアシューズ!

ウインザーでは渋谷店でしか手に入らない貴重なモデルです。
【ギアバド】グリップテープの巻き方をご紹介します!
2020/07/01

----------------------- ■ウインザーバドちゃんねる「ギアバド」 バドミントンのギア「モノ」や「コト」をインプレッションを交えてお届けする動画です。 ウインザーバドミントンスタッフが「ラケット」をはじめ「選び方」など、スタッフ兼プレーヤー目線で色々とご紹介していきます♪ バドミントン用品における魅力をお伝えして参りますます!ぜひブログ・Facebook・Twitterなどにご使用ください。 -----------------------
今回はグリップテープの巻き方をご紹介します♪(新宿店バドミントンスタッフ大塚より)
これから始める方にも、すでにプレーされている方にもご参考にしていただければと思います!