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GEEK通信「イチオシ プリンスエンブレム120」
2024/09/05

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは
テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 
テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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「イチオシ プリンスエンブレム120」

エンブレム110を前回イチオシしたのですが、
今回エンブレム120をイチオシする理由は、まったく違うラケットに感じたからです。
大きさの違いだけであれば、どちらか好きな方を使えばいいのですが、今回エンブレム120を使ってみて凄く良かったので、ダブルスは「エンブレム110」でシングルスは「エンブレム120」を使用することにしました。
普通は、ダブルスにエンブレム120、シングルスにエンブレム110を使うと思うのですが、
自分は60歳以上のベテランシングルスですので、何よりパワーアシストを望みます。
110より120の方が深いボールが打ちやすく、球際の苦しい場面からの返球もしやすくなります。
ダブルスではトップスピンロブを多様するので、110の方がスピンがかかりやすく、バックアウトが少なくなり、
安定したプレーが可能になります。

4年前、前作のエンブレムを試打した時に感じたのは110はハードヒットしてもスピンがかかってコントロールしやすい反面、120は打球感がボヨーンとして強く打つとどこに飛ぶか掴みづらく感じました。
フェースの大きいラケットの良いところは苦しい場面でのカバー率が高いことですが、
欠点としては、イージーボールを攻撃的に打つと微妙に距離感、方向性が狂ってしまうことでした。
旧作のエンブレム120にはそれが少しあるように感じました。
しかし、今回のエンブレム120はかなり改良されていて、
前作からの進化の度合いは110より120の方が大きいのではないでしょうか。
特にストロークのフラット系ボールの伸びが良く、方向性、距離感にぶれが少なく、スライスの打ちやすさ、ボレーの操作性の良さなどマイナス査定はありません。
実は一番恩恵を感じていているのは、サービスです。
肩の怪我のため、上からのサービスは打てず、スリークォーターからのサービスになってしまうのですが、
アンダースピン、サイドスピン、フラットなどへなちょこサービスの割に、意外と取りずらいボールになってくれます。
やはり120平方インチ、247gは、味方になってくれることの方が多いようです。