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GEEK通信「イチオシ テクニファイバー T-FIGHT 300S」
2025/02/28

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは
テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 
テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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「イチオシ テクニファイバー T-FIGHT 300S

今回発売されたT-FIGHT 300Sは、非常に完成度の高いラケットだったのでご紹介いたします。

まずはデザインを見てください。
個人的にはここ10年でナンバー1のカッコ良さです。
牛乳ような真っ白なフレームに、青と赤のラインが入り、エールフランスの飛行機のような美しいデザインをグロス塗装がさらに引き立てています。
前作はフレームに大きく「300」とグラム数が入っていましたが、
今回はシャフトに小さめに入っています。

フレーム形状は台形からフェース内側がストレートになり、ボックス形状のボールを包み込む感じの打球感が強調され、厚い当たりのボールが打てます。
今回、T-FIGHT300S(98平方インチ、300g)とT-FIGHT300(100平方インチ、300g)を打ち比べしてみました。
T-FIGHT300は、Sシリーズよりもフレームを厚くしていて、パワーを上げているので、打球感はかなり硬く感じました。
黄金スペックの中央に位置するパワーとコントロールを両立させたモデルですが、ライバルの多いところだけに、ストリングのセッティングも重要ではないでしょうか。

T-FIGHT300S(98平方インチ、300g、320mm)は、T-FIGHT300のような硬さもなく、適度なしなりと包み込む打球感があります。
ラケットが腕の一部になったように、かけたい分だけスピンがかかり、飛ばしたい分だけ飛んでくれて、後は相手の動きに集中するだけという領域に持っていってくれそうなラケットです。
前作に比べてもスイングウエイトが軽くなり、左右に振られる場面でも準備が早く出来て、良い体制で打つことができます。

T-FIGHT300SとT-FIGHT300は、良い意味で似ていないので、自身のプレースタイルに合わせて選ぶことをオススメいたします。
くれぐれも、T-FIGHT300Sを打って、もう少し楽ができると思い、T-FIGHT300を選ぶと逆に難しくなる場合もありますので、両方をお試しください。