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『硬式テニスマイスター 斉藤』 意外と見過ごしがちな、テニスの上達に大事なアイテムとは…?
2020/07/11
硬式テニスマイスター 横浜店 斉藤です。
今回のブログタイトルが『意外と見過ごしがちな、テニスの上達に大事なアイテムとは…?』ということで、どんなアイテムを取り上げるかというと…。


そうなんです!ボールです!!
『上達のアイテム?』と首をかしげる方も多いかと思いますが…
意外と見過ごせない、いや、見過ごしていただきたくない!大事なアイテムなのです。
まずは、改めてテニスボールについて整理をしていきたいと思います。


テニスボールには大きく分けて【プレッシャーボール】【ノンプレッシャーボール】の2つがあります。 
店頭でも「どう違うんですか?」「どっちがいいんですか?」と聞かれることも多いです。

【プレッシャーボール】
ボール内のゴムと空気圧によってボールを弾ませます。 
そのため内圧が下がらないようにスチール缶やPET缶に入れて販売されています。 

【ノンプレッシャーボール】
ゴムの厚さのみでボールをバウンドさせます。 
店頭ではバラ売りやビニールのバッグに入れて販売されています。 
ボールを弾ませるのにどうしてもゴムを厚くしなければならず、プレッシャーボールに比べてやや重たい感触になります。
ズバリ、
ボールは『消耗品です!』
プレッシャーボールは、缶を開けた瞬間から、使用していなくてもボールの内圧は下がっていきます。 
徐々に弾まなくなり、ボールの反発が悪くなることでスピードも出なくなってしまうのです。
皆さんも基本的には、プレッシャーボールを使用されているかと思いますが…

『どれくらいの頻度で交換しているでしょうか?』
学生の方々などの練習を見ていると、缶を開けてから1ヶ月以上経っているであろうボールでラリーをし、そのままゲームをしていることも多いように見受けられます。
時間の経ったボールは「飛ばない」「スピードが出ない」「弾まない」ので、お互いに全力でラケットを振り合い、適度にラリーも続いてくれます。
でもこのボールに慣れすぎてしまうと…。


試合をするときにはnewボールですよね。 
緊張やプレッシャーもあるかもしれませんが、練習ではあんなにラケットが振れていたのに、いざ大会になると急に当てるだけのテニスに変わってしまう人も少なくないんです。
その原因には、ニューボールのスピードやバウンドに対応出来ていないことが挙げられます。 
試合でいい結果を残すためにも、新鮮なボールの感覚に慣れておくのはとても重要なことなんですよ。
 
理想は毎日ニューボールを使いたいですが、コスト的な面でもなかなか難しいですよね。 
出来れば定期的に交換し、バウンドが悪くなったボールはサーブや球出し練習に使っていきましょう。 
壁打ちや球出し練習にはノンプレッシャーボールを使ってみるのもいいかもしれません。



ウイルソンの「トリニティ」はプラスチック廃材を削減し、地球環境を守ることを考えたボールです。 
ボールのコアを改良し、プレッシャーボールなのに内圧が下がりにくくなっているので、長時間ボールのバウンドをキープしてくれます。



続いては「テニスボールセーバー」です。

練習後のボールを密閉型のこの缶に保存しておくことで、ボールの内圧を落ちにくくしてくれます。 
新鮮なボールを使う機会を増やすことは、試合でのパフォーマンスアップにも確実に繋がっていきます。

ラケットやシューズだけではなく、ボールも上達の大事な道具の一つと考えていきましょう!