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『バドミントンマイスター 鈴木』 バドミントンラケットはバランスで選ぶ!
2020/06/12
みなさんはじめまして!池袋店 店長そして、バドミントンマイスターの鈴木です。
得意ジャンルはバドミントン。中学より競技スタート バドミントン一筋32年。
現在も週1~2回の練習をキープし、全日本シニアで少しでも上位を目指すべく、楽しく、時にはちょっぴり厳しく活動しております。
バドミントンラケットは色々な機種と付き合ってきました。
中学生の時に初めて買ったラケットは、ウインザー町田店で、どこのメーカーだったか記憶がないのですが…緑色の3,000円くらいのもの…。
その後は、
→ カーボネックス18(金と銀がありました。私は金)


『カーボネックス18』 画像提供:ヨネックス株式会社 1988年カタログより
→ エアロータス65(2日で破壊!)

『エアロータス65』 画像提供:ヨネックス株式会社 1992年カタログより
→ カーボネックス20 (中学2年から大学2年まで使用)


『カーボネックス20』 画像提供:ヨネックス株式会社 1988年カタログより

『カーボネックス20』 画像提供:ヨネックス株式会社 2020年カタログより
『カーボネックス20』2つ目の画像は、現在発売されている『現行モデル』です!
→ その後、色々使う混迷期…
→ ゴーセン グラパワー110ロング
(知る人ぞ知る、通称「スルメ」と呼ばれた使えば使う程味の出ると言われた名器)


『グラパワー110ロング』 画像提供:株式会社ゴーセン
→ カーボネックス30マッスル


『カーボネックス30マッスル 』 画像提供:ヨネックス株式会社 2011年カタログより

→ カーボネックス50


『カーボネックス50』 画像提供:ヨネックス株式会社 2019年カタログより
→ アークセーバー11(現在)
思い出深いのは、グラパワー110ロング。
ややトップベビーで何よりも価格帯もお手頃で、大学以降は長く愛用してました。
たまたまネットで見たら、愛好家がかなりいて嬉しかったような。
ある時に製造工場が変わり、別物になってから近いタイプのカーボネックス30マッスルにしました。
好みとしては、少しだけトップベビーで、少しだけ硬いモデルです。
今回は、色々なラケットを渡り歩いてきた私なりに、
『今更聞けないラケットの選び方』をテーマに、ラケット選びのヒントなどをご紹介したいと思います。
毎年の様に各メーカーから新作のラケットが発売されます。
私がバドミントンを始めた約30年前と比較しても明らかにメーカー、種類共に増えました。
久し振りにプレーを再開される方が今ドキのラケットを買いにショップに行って「???」となる方が多いのではないのでしょうか。


そこで、私なりのラケットの選び方をお伝えさせていただきます。
(あくまで私の考え方です。これからバドミントンを始められる方にも参考になると思います)
選ぶ際のポイントとして、大きく3つの要素があります。 
①硬さ
フレックスと言われるものです。
硬い→飛ばないが、力がある方、スウィングスピードが早い方にとってはコントロールがつきやすいです。
ハードヒッター、どちらかと言うとスマッシュなどガツガツプレーされる方向けです。
スイングスピードが遅い方にとっては飛ばないので、無理に打ってしまうと肘、肩を痛める原因にもなるのでご注意を。
柔らかい→シャトルを比較的飛ばしやすく、力の無い初級者の方にお薦めです。
た、レベルに問わずコントロールプレーヤー、どちらかと言うとクリアーやドロップで回すプレーが好きな方にもおすすめです。
一般的には上級者程硬いラケットを好まれる傾向があります。


②重さ(ウエイト)
ラケットの重さが軽い程、操作性は良くなり、重い程ショットに威力が出ます。
しかし近年素材が進化し、そのおかげで軽くても反発性がアップ。
また年々軽量化が進み、現在の平均ウエイトは4Uサイズ(80~85g程)といわれています。
バドミントンに限らず、テニスやゴルフにおいてもそうですが、技術の進歩は凄いです。


③バランス
私が1番重要視しているのはこれです。
重心がどこにあるのかで持った感覚が大きく変わります。
極端に言えば同じ重さのトンカチを普通に持つのと逆さに持つのとではえらい違いですよね。
昔はカタログに表記は殆どされておりませんでしたが、今は載っております。
【トップヘビー】
要はトンカチのような先が重いバランスのものです。
遠心力を使って力強いショット、沈むスマッシュが打てます。
連続レシーブにはパワーも必要。シングルスやダブルス後衛好きに好まれる傾向が。 
【トップライト】
操作性○!
レシーブにおいてスッと、連続して返しやすい。
早いタッチのダブルス全般向け。一般プレーヤーに売れているのはどちらかというとこのタイプ。 
【イーブンバランス】
上記のちょうど間を取っているモデルです。
またはトップへビーやトップライトのデメリットを補いたい!方向けです。
その他細かいところはいくらでもあるのですが、長くなりますのでまたそのうち小出しにしてアップしますね!


ウインザーでは全店に「スウィングウエイト」を計る機械が設置されてます。
(上記画像)
これが優れものなのです!
簡単に言えば、「重さとバランスを掛け合わせたものを数値化してくれる」機械で、「振った時の重さ」がわかるのです!
ラケットは、1本1本個体差があります。
重さは一緒でもバランスが違う、バランスは一緒でも重さが違うものとかがあり、何本か同じものを揃えたい!という方には同じスウィングウエイトのものを揃えれば、振った時の感覚が同じものを揃えることができます!

自身のラケットを選ぶ際には、重さよりとにかくこのスウィングウエイトを重視しております。
◯◯のラケットで、出来るだけ振った感覚が軽いもの一本欲しい!というご要望も、日にちをいただけたら全店から探しだすことも可能です。
これはウインザーならでは!だと思います。
モデルをご指定いただければ、その中でもこだわりの一本をお探ししますので、遠慮なくスタッフにご用命ください。
私もですが、機械で計り、最後は『自分の感覚』で決めています。
皆さんも機械で計った後は、『自分の感覚』を決め手にしてラケットを選んでみてください!