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GEEK通信「ベテランにイチオシ!ヨネックスVコアプロ104」
2022/08/11

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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GEEK通信「ベテランにイチオシ!ヨネックスVコアプロ104」

Vコアプロは97と100が大ヒットしていますが、実は隠れた名器があります。
Vコアプロ104です。


名前の通り、104平方インチと少し大きめの面積で、楽を出来そうなラケットですが、実はそうではありません。
Vコアプロのシリーズは全部で5種類あり、『プロ』と名乗るだけあり、97平方インチはバリバリの選手モデルとなっており、100平方インチは少し楽に打てるように、97平方インチの21mm厚から2mm厚い23mmになっています。

女性の方、楽をしたい男性向けとして、Vコアプロ100Lを用意しています。
280gで100平方インチで23mmです。

では、Vコアプロ104は女性や楽をしたい男性向けではないのでしょうか?

290gでフレーム厚が22mmになっています。
どのような狙いかと言いますと、300gだと少し重たく感じてきたベテランの方。
でも、テニス歴は長いのでしっかり打つフォームは変わらない。

私もそうですが、フラットで打つ時代からプレーしていると、若い子のようにウエスタングリップでグリグリのトップスピンは打てません。

どうしても弾道が直線的になり、フレームが厚いラケットは飛びすぎてしまうのです。

22mmにする事で、しなりが生まれ、ボールをフラット系で押せたり、スライスの乗りが良くなります。

さらに、ストリングスのパターンを見ていただくと分かるのですが、横糸の間隔が広くなっており、ボールがストリングの隙間に食い込みやすく設計されているのです。
その上、フェイスが104平方インチになる事で、スイートスポットを外したときのカバーができます。


私のようなベテランになると目も悪くなり、よく外すのです。

ただ、ボールを捕らえる技術はあるので、余裕がある時は先端の方で打つので、104だけ形状が先の方が広くなるように設計されています。

実際に打ってみると、打ち応えがしっかりしており、104平方インチとは思えない程に打球感が気持ち良い。

104のメリットとして、パワーアシストがある事で深いボールが行きやすく、苦しい体勢からも返球がしやすい、スライスの伸びが良い、ボレーがしやすい、が上げられます。

今回Vコアプロ104を取り上げようと思ったのは、ベテランJOPシングルスに出場した際に対戦相手が使用していて、良いボールを打っていたので、やはりメーカーの意図をわかって使用していると思ったことがきっかけでした。

■Vコアプロ特設サイト↓↓↓



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