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【GEEK通信】「テクニファイバー アイスコードはポリエステル嫌いの人でも納得の一品です」
2019/06/27
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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「テクニファイバー アイスコードはポリエステル嫌いの人でも納得の一品です」
夏にぴったりのストリングが発売しました。
テクニファイバーの「アイスコード」です。 まずカラーが真っ白で新鮮です。
ポリエステルで真っ白ってあまり無いですよね。
ブリヂストンの営業担当がアイスコードの説明をしてくれたのですが、それを偶然聞いていらした中学生のお客様が興味を持って声をかけてくれました。
お客様「それってそんなに良いんですか、ちょっと見ても良いですか。」
と言ってパッケージの裏を見ています。
お客様「HCD PROCESSは分子構造の配列を変化させていると書いてありますね」
私「えっ、わかるのですか」
オーストラリアに住んでいたらしく、英語が堪能だったのです。一通り翻訳してもらいました。 シーンは変わり・・・
いつも激しい戦いになるY田さんとの4時間シングルスです。
早速レヴォCS10.0に縦55/横50で張り上げたアイスコードを手にゲーム開始です。
リターンのボールのスピードがいつも以上に出て、いきなりブレイクスタートです。
食いついてからストリンクが復元する「グッ、ポン」という音を初めて聞きました。
ストロークの威力、安定感が抜群で、6-0、6-0のダブルベーグルを初体験しました。
その後も6-2、6-2、6-1、6-1、6-0と7セットも行いました。
Y田さん「いつもより、ボールのスピードがあり対応できませんでした」
通常パワーがある場合コントロールがしづらくなるのですが、食いついた後に弾くのでミスの少ないテニスができました。
またラケットとの相性も良かったようです。 レヴォCS10.0は非常によく飛ぶラケットですので、ナイロンマルチフィラメントを張っている時はスピンをかけないと大きく飛んでしまいますが、アイスコードは飛距離は抑えられますので、フラット系のボールもアウトしません。
スピンを抑えたボールを打てたことも、相手の時間を奪う効果を得られたのではないでしょうか。
ボレーもしやすく、ローボレー、ハーフボレーもミス無く打て、ポリエステルのマイナスポイントは今のところ見当たりません。
(7セット目あたりで肘が痛くなってきたのは、ストリングによるものなのか、プレーのし過ぎなのか微妙なところです。。。)
一ヶ月後の性能維持がどうなのかはまだわかりませんが、
新製法の「H.C.D PROCESS」採用の意味は、パワー、食いつき、テンション維持ですので期待しています。
今までのポリエステルはカラフルなカラーで主張しているものが多く、個人的にラケットとコーディネイトがしづらいことがありました。
アイスコードの真っ白は、ナイロン系の白より綺麗な純白ですので、どんなラケットにも映えるカラーです。また、ラケットのデザインを損なうこともないでしょう。
今までポリエステルは苦手なストリングと思い込んでいたのですが、今回自身のラケットに張ってみて、ポリエステルの良さを改めて実感することができました。
(食わず嫌いはいけません。私もこれから苦手な、抹茶、ココナッツ、パクチーも食べてみます。)