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【GEEK通信】「シングルス向きラケット、ダブルス向きラケットを検証してみました」
2019/05/02
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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「シングルス向きラケット、ダブルス向きラケットを検証してみました」
モンテカルロマスターズダブルス男子決勝を見ていると、4人全員ヘッドのラケットバッグで入場してきました。
ラケットバッグからラケットを取り出す選手たち。
プレステージ、プレステージ、プレステージ、まさか4人目もプレステージ!
スピードでもなく、ラジカルでもなく、インスティンクトでもなく、エクストリームでもなく、なんと全員プレステージ使用していました。
マスターズ1000の決勝ですから、ラケットの宣伝効果はかなりあるはずですが、観客席は少し少ないような状態でした。
観戦するスポーツとしては、シングルスの方が人気で、プレーするスポーツとしてはダブルスが人気ということでしょうか。
テニスにはシングルスとダブルスがあります。
私は両方ともプレーしますが、中にはシングルスのみの方、ダブルスのみの方もいらっしゃいます。
プロを見ても、ダブルスのみプレーをするスペシャリストも沢山います。
有名なところでは、ブライアン兄弟やジェイミー・マレー選手(アンディ・マレー選手の兄)はダブルスのスペシャリストです。
昔はジョン・マッケンロー氏やマルチナ・ナブラチロワ氏が両種目でナンバーワンになったこともありますが、最近では両種目で健闘しているのはジャック・ソック選手が思い浮かびます。
現在【2019年4月29(月)】、ダブルスが2位でシングルスが149位ですので、やはり両立は難しいのでしょうか。
シングルスとダブルスの一番の違いはリターンではないでしょうか。
シングルスの場合はなるべく深くリターンするのに対して、ダブルスは浮いたリターンはポーチされてしまいますので、低い弾道でローボレーをさせるように浅く打ちます。
シングルスはまずミスをしないように確実に返します。エースを狙うことはたまにしかないと思います。
ダブルスはリターンから勝負をかけていきますので、強くセンターに、鋭角にトップスピン、ストレートアタック、ロブ、ネットに出ない相手にはドロップショットも。
ボレーの重要度にも違いがあります。
アマチュアの場合、人によってはシングルスで一度もボレーしないままゲームセットを迎えることもあります。
ダブルスでは、ありえないことです。
ダブルスでは前衛の動きや平行陣でのボレー、スマッシュが重要になります。 シングルスでは先に決めるよりも、先にミスをしないことが勝利に近づきます。
ダブルスでは逆で先に仕掛ける方が有利に展開していくことの方がよく見受けられます。
以上を踏まえた上で、シングルスに向いたラケット、ダブルスに向いたラケットを検証していきましょう。
シングルスに適したラケットは、ストロークが安定してミスが出にくいモデルです。
「バボラ ピュアアエロ」
攻撃的なスピンを可能にするパワー系モデルで、スピンでワイドに振り相手を走らせ、甘くなったところを回り込んでのフォアハンドで決めるプレースタイルに向いています。(R・ナダル選手使用モデル)
「ウイルソンウルトラツアー95CV」
フラットドライブで早い展開で勝負するモデルで、ベースラインの内側からライジングで打ち相手に余裕を与えないプレーに向いています。(錦織選手使用モデル)
「ヘッドグラフィン360スピードプロ」
フラットからスピンまで多彩なショットを可能にするオールラウンドモデル。(N・ジョコビッチ選手使用モデル)
「ヨネックスVCOREプロ97」
厚い当たりで押せる本格ボックスタイプ。アウトを気にせずフラットな当たりで打て、またアングルショットがよく沈みます。(S・ワウリンカ選手使用モデル)
「ダンロップCX200」
マイルドな打球感でありながら、ベビーなボールが生まれるモデル。現代風の横振りスイングに合っており、フォロースルーは背中にという方にオススメ。(使用選手多数。)
「プリンスツアー100」
攻めのストローカーは310g、繋いで粘るストローカーは290gがオススメです。 また、スピン系の方はツアーO3 100の方が振り抜きが良くスポットも広いのでよりいいでしょう。
「プリヂストンXブレードBX305」
とにかくプレースメントがしやすいラケットです。
ラケット全体がしなるので、スピンでもスライスでも最後の一押しが効き重たいボールが操れます。
ダブルスに適したラケットは、操作性が良く、ボレー・スマッシュが打ちやすいモデルです。
「バボラピュアドライブチーム」
285gだとトップヘビーに設計するのが普通ですが、あえてバランスを320mmとイーブンバランスにすることで操作性能を重視しています。 それでも打ち負けないパワーを備えています。
「ウイルソンウルトラ100L」
277g、325mmの軽量設計。
力のない女性でも打ち負けないパワーがあり、ボレー時の食いつきの良さがミスのない手堅いプレーを可能にしてくれます。
「ヘッドインスティンクトS」
285g、320mm設計。
柔らかい打球感から受ける印象を裏切るパワフルなボールが飛び出します。
「ヨネックスEゾーン100(LG)」
285g、325mm設計。
広いスイートスポット、マイルドな打球感、球乗りがよく自分からミスするイメージの湧かない安定感のあるモデル。
「ダンロップCX400」
285g、330mm設計。
フレーム内部にインサートされたソニックコアの効果で、衝撃を吸収し、まったりとした打球感を実現しています。コントロール派の方にオススメ。
「プリンスビーストO3 100(280)」
280g、330mm設計。
テキストリーム×トワロン、O3グロメットシステム採用で、パワー、スピン、コントロールの両立が可能に。楽々なのに凄いボールが打てます。
「スリクソンレヴォCS10.0」
255g、360mm設計。
魔法のラケットと形容される平成の名品。
メインストリングが40cmあり、ボレー、スマッシュが楽々。クロスストリングの間隔を広げ、スピン、スライスが自由自在です。
これぞダブルススペシャルモデル。(ギーク中居使用中モデル)
今回は代表的なモデルを挙げましたが、ストリングの種類やテンションの設定を変えることで、シングルス向きをダブルス向きに、ダブルス向きをシングルス向きにすることも可能です。