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【GEEK通信】「プロスタッフRF97を使わない理由を探しましたが…見当たらない!」
2018/07/19
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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「プロスタッフRF97を使わない理由を探しましたが…見当たらない!」
プロスタッフと言えば、RF!ロジャーフェデラー選手ですが、私が20代の頃は、SE!ステファンエドバーグ氏でした。
プロスタッフミッド85から放たれるスピンサーブからの華麗なボレーに、シングルバックハンドのダウンザラインの糸を引くようなパッシングに憧れて、当時60,000円のプロスタッフミッドを2本購入したことを思い出します。
プロスタッフミッドは85平方インチですが、ラージ(110平方インチ)もあり、なんとスーパーラージ(125平方インチ)まであったのは意外と知られていません。
プロスタッフの名称はウッドの頃からあり、ジョンマッケンロー氏が使用していました。                  *よしもとクリエイティブエージェンシー所属の バモス!わたなべ さん
すみません写真を間違えました。
これはバモス!わたなべさんの新ネタ、ジョンマッケンブーでした。
本当のマッケンロー氏の写真を探したのですがありませんでした。
最新のプロスタッフRF97をじっくりと打ってみました。
実打後の率直な感想は「さすがフェデラー選手、完璧なラケットです。」です。 話が変わりますが、ラーメンを食べる前にコショウをかけたり、パスタを食べる前にタバスコや粉チーズをかけたりする方がいますが、これは料理人に対して大変失礼なことと聞きます。
料理人は完璧な状態で提供しているはずですので、一口食べてからなら、調味料を足しても良いと思うのですが、一口も食べずにコショウやタバスコをかけるのはいかがなものかということです。
なぜこのような話をしたかと言いますと、プロスタッフRF97を打った時に、いつもなら振動止めを付けて試打をするのですが、この時はフェデラー選手に敬意を評して振動止めを付けずに試打をしたのです。
言うならばフェデラー選手が料理人で、プロスタッフRF97が自慢の料理です。 フェデラー様お見それしました、振動止めの必要がありませんでした。
完成された打球感で不快な振動は一切ありません。
気持ち良い余韻だけが、グリップに伝わってきます。
打球音も清々しく、見た目もカッコいい、肌さわりはしっとりとして五感に訴えてくるのはまさにこのことです。
前作を打った時以上の驚きと感動を味わいました。
340gでもバランス305mmならまったく重たく感じません。
ダブルスのゲームで使ってみましたが、サービスもスマッシュも気持ちよく振れました。
340gあることで、リターンで打ち負けることがなくグリップを握るだけで十分威力のあるボールが打てます。 そして実はボレーが一番良かったです。
ラケットを顔の前にセットして斜め45度に構えるだけで振る必要はありません。
不思議ですが、力の入りづらいバックボレーが決まるのです。
カーボンの層が厚いのでしょうか。 価格は決して高くはありません。
今回ストリングは、ウイルソンのナイロンモノフィラメント「シンセティックガットパワー16」を48ポンドで張り上げました。
オールラウンドのストリングですので、いつも張っている縦ナチュラルに横ポリエステルに張り替えたら、どうなってしまうのでしょうか。
今回参加したダブルスのテニスオフに、20代の若者がいて、前作のプロスタッフRF97を使用していました。
若者「それって新しいプロスタッフですよね。」
私「そうそう、白が入ったニューモデルです。これ、試打ラケットだから使っても良いですよ。」
若者「本当ですか、借りていいですか。」
ということで、打ってもらいました。
若者「粘りがあってスピンがすごいですね。」
私「0.3ポイントだけ柔らかくなっているのわかりましたか?」
若者「0.3どころじゃないですよ、半端ないっす。」
きっとストリングの違いも影響していたと思います。
若者はプロスタッフにポリエステルを張っていたので、ナイロンストリングの柔らかさも同時に感じたのでしょう。 軽量ラケットには無い中身の詰まった打球感を感じたい方。
100平方インチ以上のラケットにはない、芯を捉えた満足感を味わいたい方。
26mm以上のフレーム厚のラケットにはない、自分のスイングでコントロールする距離感を求めたい方。
もう一度基本に立ち返りたいと思っている方。
歴代のプロスタッフを使ったことがある方。
現在も使っている方。
こちらのラケットを是非使ってみてください。
もうプロスタッフRF97を使わない理由が見当たらない!