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【GEEK通信】「ビーストO3 100は野獣というより、美女でした。」
2018/02/01
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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「ビーストO3 100は野獣というより、美女でした。」
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シングルス対戦成績2勝20敗の強者のO村さんは、
道具へのこだわりが強く、ラケット、ストリングは7年くらい同じものを使用しています。
ある時、凡ミスが多く、どうしてか聞いたところ、いつも張ってもらっているストリンガーが、転勤になってしまい、新任のスタッフが張ることになったそうです。
いつもと同じストリングにいつものテンションに張ってもらったそうなのですが、どうも感触が合わないみたいなのです。
私「いつもとどう違うのですか。」
O村さん「ボールの喰いつきが悪く、弾きが速くなってしまうのです。」
私「いつもと同じテンションで張ったのですか。」
O村さん「スタッフの異動があって、別の人にお願いしたのですが。」
私「人が張るので、個人差は出てしまうものなのですね。ストリンガーさんは何か言っていましたか。」
O村さん「自慢じゃないですが、年間かなりの金額使うので、ゴールド会員なんです。ストリンガーさんも張り切って『しっかり張ります!』と言っていました。」
私「多分それが原因ですね。ストリンガーさんが張り切りすぎたのですね。」
O村さん「どういうことですか?張り切って張っては、ダメなのですか。」
私「機械が張るので、人は操作するだけで良いのですが、多分そのストリンガーさんは横糸をしごいていたんだと思います。」
横糸を通した後に、ストリングウォール(目直しをするドライバーみたいな工具)で必要以上に緩みを取ることをしごくと言います。
すると、いつもより硬く張り上がってしまい、喰いつきが無くなったり、球離れが速くなってしまうのです。
その後、O村さんはそのことをストリンガーに伝え、調子は戻ったそうです。
ストリンガーは、いつも同じように張らなくていけません。
これがなかなか大変です。
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ビーストO3 100 を打って
O村さんは、プリンスEXO3ツアーチーム100を7年使い続けており、常々「新しいラケットに替えたい」と言っていました。
そこで、今回、ビーストO3 100(280g)を用意しました。 試合前の練習でお願いしてビーストO3を打ってもらいました。
O村さん「最大フレーム厚が25mmなのに、喰いつきが良いですね。パワーもあって、ボレーがかなり楽です。」
試合は、1-6でスコンとやられました。
セカンドセットに入ると、O村さんは、ビーストO3に持ち替えてスタート。
ところが、機械のような正確なストロークが持ち味のO村さんにミスが目立つようになり、それに乗じて4-0リードしました。
たまらずO村さんは、いつものEXO3ツアーチーム100に持ち替え、そこから5ゲームを連取。                       (左)ビーストO3 100 (右)EXO3ツアーチーム100
4-5で時間切れになりました。
O村さん「打球感とか良いし、スピードも出るのですが、まだ慣れていないせいかアウトが多くなってしまいます。もう少し飛びを抑えたモデルはありますか。」
私「2月発売のビーストO3 98は、よりコントロールを重視したモデルなのでいいかもしれませんね。」
O村さん「楽しみですね。」 私が初めて、ビーストO3 100(280g)を打ったのは社内のテニス大会の時で、なんの知識も無く打ったのですが、
「なんじゃこれー!」と叫ぶほど衝撃を受けました。
打っている気がしないくらい、柔らかい打球感で「喰いつく」とは、まさにこのことを言うのでしょう。
「ビーストと言うと、荒々しい野獣のイメージが浮かんでましたが、実際に打ってみると、まるで正反対のしっとりとした美女のようなソフトなイメージがそれを打ち消しました。」
おそらくですが、ストリングを柔らかく張り上げた状態だったので、見事にラケットの特性を引き出していました。(40ポンドくらいでしょう)
喰いつきが良いと、良いことがいっぱいあります。
インパクトは1000分の4秒と言われていますが、そのわずかな時間がほんの少しでも長くなれば、コントロールは良くなるし、スピン、スライスもかけやすくなり、ストロークのみならずボレー、サービスも打ちやすくなります。
その喰いつきを良くしているのが、シャフトに採用されている「テキストリーム+トワロン」の効果です。 さらに、ストリング自体のたわみを大きくする新O3機能が喰いつきをさらに向上させる結果になっています。 O村さんのように繊細な方ほどラケット選びは大変です。
特に7年も同じラケットを使っていると、たとえ新しいラケットの方が優れていても、すぐには試合で使えないのです。
ガラケーからスマホに変えるときも、便利とわかっていても、ガラケーの方が使い勝手が良かったりすることがあると思います。
新しいものに変えるには、慣れるための時間が必要なのです。
O村さんの場合も、ボール受けている側からすれば、ビーストO3の方がボールの伸びがあって打ち返し辛いのですが、打っている本人はミスが出てしまってイヤなのです。
ラケットを替えるとき、自分の法則はプラスとマイナスで考えます。
ラケットを替えることで、良くなることはプラスで、その逆がマイナスで、トータルがプラスになれば、マイナスに目をつむります。
プラスが6個でマイナスが4個ならラケットを替えます。
皆さんもプラスだけとかマイナスだけにとらわれず、トータルの±で考えてみてください。 *下記のラケットは2月初旬に発売予定です!間もなく登場予定ですのでお楽しみに♪
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