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【GEEK通信】「たかが振動止め。されど振動止め。」
2018/01/26
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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「たかが振動止め。されど振動止め。」
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N区で毎日開催しているテニスオフがあります。主催者のO川さんは、80歳にもかかわらず、誰よりも走ります。
先日、5時間ダブルスに参加したのですが、6人で3時間 ダブルスを回したのですが、なんと4人の方はそこで帰ることになったのです。
残ったのは、O川さんと自分の二人だけです。
私「どうしましょうか」
O川さん「シングルスでもやりますか」
私「いいですけど、O川さん体力大丈夫ですか?」
O川さん「体力は大丈夫なんですけど、ハンデもらえますか」
ということで、自分はダブルスコート、O川さんはシングルスコートのハンデ戦になりました。
結果は6-0でした。
O川さん「30-0ハンデで今度はお願いします」
また、結果は6-0でした。
2セットやったので、もう終了かなと思ったのですが、
O川さん「30-0のダブルスコートでもう一セットお願いします」
言っておきますが、O川さんは80歳です。
ここまですでに4時間以上やっているので、体力もそうですが、私の集中力が切れていきました。
ダブルスコートを守るのは結構辛いです。
おまけに、30-0スタートなので、一本のミスで40-0になってしまいます。
結果5-7の負けでした。
ちょうどここで、5時間経ちました。
私「O川さんの体力凄いですね、3セット目が最も動きが良かったですよ」
O川さん「毎日10km走っていますからね。」
私「今日も走るんですか。」
O川さん「これから走りますよ。マラソンやっていますので、大丈夫です。」
※O川さんは、東京マラソンなどの大きなマラソン大会に招待されて走っているレジェンドだったのです。
またO川さんは、音の出ない笛を吹いて、心肺機能を高めているそうです。
パワーブリーズという呼吸器をトレーニングするグッズがありますが、オリジナルで同じことをやっていたんですね。
私も80歳になってもバリバリテニスをしたいので、O川さんが目標です。
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皆さんは、振動止めを付けていますか。
トッププロを見てみると、使っているのがR・ナダル選手、N・ジョコビッチ選手、S・ワウリンカ選手、A・ズベレフ選手、錦織圭選手etc。
付けていないのが、R・フェデラー選手、A・マレー選手、G・ディミトロフ選手、M・チリッチ選手etc。まさに半々です。
実際の振動止めの効果や役割について考えてみましょう。
ストリングにボールが当たると、約35本の糸はそれぞれが振動します。
当たる位置によって、音が違って聞こえたり、手に伝わる振動も違っていきます。
振動止めを使わない選手は、その一球一球の違いを音や振動で感じることで、グッドフィーリングを確かめているのです。
良いところに当たるといい音がして手にもあまり響かない。
変なところに当たると音も良くなく、手に響き不快な振動を感じます。
付けない選手は全ての打球情報を体で感じたいのです。
付ける選手は、手に伝わる不快な振動を無くし、どこに当たっても同じ感覚でいたいのです。
振動を吸収するというよりも、異音がしないように音消しの役割が強いのです。
どちらがいいとか悪いではなく、好みなのです。
例えば、"コーヒーに何も入れないブラック派の人"は、"振動止めを付けないダイレクトな味わいが好きな人"で、
"砂糖とクリームを入れるのが好きな人"は、"振動止めを使うことによって生まれるマイルドな味わいが好みの人"で、
趣味趣向の違いみたいなものなのです。
とは言っても振動止めにも色々な機能、効果があるので、今回は"振動止め"を掘り下げてみましょう。
実際に振動止めはテニスエルボーや手首の怪我の予防になるのでしょうか。振動には低周波と高周波があり、高周波が腕に良くないと言われています。
高周波はラケットのフレームから発生するもので、低周波はストリングから発生するものです。
高周波を、止めるのはラケットメーカーが取り組んでいるので、その進化に任せるとして、現在自分ができることとして、テニック社から発売されている高周波振動を軽減してくれるバイブカットを使用することです。                        *ウインザー価格 1,026円(税込)
フレームに付けるので、打球音には影響を与えません。
自分がテニスエルボーになった経験から言えることは、少しのストリングの振動でも痛みを感じるということです。
予防にはなりませんが、テニスエルボーになってしまったら、付けた方が痛みの軽減になると思います。
振動止めの種類として"ワンポイント型"、"ワーム型"、"輪ゴム型"など様々ですが、プロの使用タイプを見てみると、ワンポイント型か輪ゴム型がほとんどです。
振動止めは付けるけども、打球感もほどほどに残しておきたいという気持ちからワンポイント型を選んでいます。
私もワンポイント型のキモニーのクエークバスターを使っていますが、カラーも豊富でラケットを変えても使い続けています。
(たまに、外れてしまってどこかに飛んでいってしまうこともありますが。)                             *ウインザー価格 648円(税込)                          *クエークバスター装着時
"輪ゴムタイプ"は、振動を止める効果は小さくなりますが、外れる心配はありません。
おそらくアガシが使用していたのが始まりだと思います。現在はキモニーのサウンドバスターが人気の振動止めの一つです。
*サウンドバスターの装着方法なのですが、ルール上一番外側のストリングのさらに外側に付けるのが、正解です。
一番下の横糸にまたいでしまうと、ルール違反になります。
縦糸のセンター2本に縛り付ける方法が、輪ゴムタイプを使っているプロの付け方になります。                          *ウインザー価格 540円(税込)
"ワームタイプ"は、縦ストリングを10本程度を止めるので、振動吸収には一番優れています。超軽量ラケットはこちらのタイプがオススメです。
トアルソンのショックバスターやプリンスのローバイブがこのワームタイプです。
私はもスリクソンレヴォCS10.0に替えてから、プリンスのローバイブに変更しました。                           *ウインザー価格 864円(税込)                          *ウインザー価格 648円(税込)                            *ローバイブ装着時
付けると重たくなってしまうという方には、ウインザーオリジナルがオススメです。
サンプラスが現役の時に付けていたものと同じリングタイプで、カラーも豊富なうえにガットの張替え時に無料でもらえるのです。
また、ホワイトが「UP」で色付きが「DOWN」になっているので、スムース、ラフがわかり、エンドキャップを見ずにトスが行えるのも魅力です。             *ウインザー価格 194円 ※ガットの張替えをしていただくと無料でお付けしています                          *マゼンタが追加されました
色々なラケットを試打しますが、まずは振動止めを付けない状態で試打します。
その方がラケットの良いところと、悪いところが、明確に伝わってきます。
その後、振動止めを付けて打つと、イメージが変化するラケットも少なくありません。
いつも使っているラケットの振動止めを外して打ってみてください。
本当のスイートスポットの位置がわかったり、本来の反発力が再確認できます。
一度スッピン状態のラケットを知っておくと、ストリングのセッティングを工夫できたり、ラケットの特徴を生かしたプレーができたり、新しい発見が必ずあります。
その後にいつもの振動止めを付けると、こんなに効果があるのかと思い、振動止めのありがたさを実感するはずです。
たかが振動止めされど振動止めなのです。