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【GEEK通信】「冬だからこそサングラスが必要です」
2018/01/11
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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「冬だからこそサングラスが必要です」
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先日午前中にテニスをしたのですが、眩しくて全然テニスになりませんでした。
イージーボールをハイボレーした際、ボールが消えてしまい、フレームショットで大事なポイントを落としてしまいました。
夏の時期ならまだ太陽の位置が高いのですが、今の時期は太陽が低くなるので、目にダイレクトに入ってきます。
午前中と3~4時くらいは一番見えにくい時間帯です。
そこで必要になってくるのが、サングラスです。
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今回は、テニスに向いているサングラスを取り上げたいと思います。
サングラスと言ってもファッションで使うものもあれば、スポーツ用に特化したものもあります。
その違いはレンズです。
スポーツ用は、視野を広角に取るためにレンズにカーブを付けています。

正面だけを見るのであれば、平面のレンズでも良いのですが、
テニスの場合横向きでプレーすることが多いので、どうしても斜めに見ることがあります。
もし、平面のレンズですと、レンズを通した映像とレンズから外れた映像が同時に見えてしまい、距離感が分かり辛くなってしまいます。
テニス向きに作られているサングラスはやや幅広のものが多いのはそのためなのです。
次に重要なのが、レンズの可視光線透過率です。
可視光線透過率【100%】は裸眼の状態で、【0%】は真っ暗で何も見えない状態です。
【50%~90%】はナイターでも使えるかなり明るいレンズ、
【30%~50%】は曇りでも使えるやや明るいレンズ、
【20%~30%】は晴天曇天兼用でテニスに向いているレンズ、
【10%~20%】は晴天専用のやや暗めのレンズ、
【10%以下】はかなり暗いレンズになります。
眩しさを防ぎたい人は真っ黒なレンズが良いのですが、可視光線透過率が10%を切ると周りの景色が見辛くなってしまいます。すると、相手の動きやボールの動きがわからなくなってしまいます。
可視光線透過率が【20%~30%】くらいがテニスに向いているレンズになります。
サングラスを使用している方の中には、眩しいサイドだけサングラスをかけ、チェンジコートで外す方がいますが、
曇りの時でも、紫外線は晴天時の70%ありますので、目の健康を考えると曇りでもかけていた方が良いのです。
また、コントラストをはっきりさせる機能を持った(裸眼よりもかけた方が視界が良好になる)レンズもあり、サングラスはなるべく着けたままの方が良いのです。 テニスには、偏光レンズと調光レンズが大変便利です。
普通のレンズでは、何かに反射した光線を防ぐことができません。
偏光レンズは、コートの反射や視界に入る屋根などの反射を抑えギラギラを防ぎます。釣り(水面の反射)やスキー(雪面の反射)には必須品になっている機能です。
ラインが光って見え辛い状況がありますが、偏光レンズがあれば見やすくなります。また、ボールの輪郭もはっきりします。
調光レンズは、太陽光の強さによって明るさが変わることです。
通常ですと、濃さの違うサングラスを2つ用意し晴天用、曇天用で掛け替えるのですが、調光レンズであれば1つのレンズで複数の役割をしてくれます。
例えば、プリンスのPSU232のブラックレンズは、可視光線透過率が【12%~30%】となっており、太陽光が当たっている時は、レンズのカラーが濃くなり【12%】に近づき、曇っている時は、レンズのカラーが薄くなり【30%】に近づきます。
さらにこのPSU232のレンズには偏光機能もついているので、テニス用としては非常に適しているサングラスなのです。                   *プリンス PSU232 ウインザー価格10,195 円(税込)
プリンスPSU731プレミアムハイコントラストクールミラー偏光サングラスに採用されたレンズは、一見すると、ブルーで目立つマルチミラーレンズなのですが、かけて見ると視界が一転、落ち着いた静寂感のある視界に変わり、黄色だけが浮き出てくる映像に切り替わります。
このレンズには、紫外線だけではなく、赤外線をカットするフィルムが入っており、温度上昇を抑え込み、さらにコントラストを際立たせるフィルムなどの5層構造にする事で、黄色を認識しやすくしているのです。当然テニスでは、黄色のボールを追いかけますので、しっかりとボールをとらえることができます。
(相手のウエアが黄色なら、相手の動きもわかりやすくなり、判断が早くなるのですが、中々そういうシュチュエーションはないかもしれませんが…)                   ※参照:プリンス公式サイト   *プリンス PSU731プレミアムハイコントラストクールミラー偏光サングラス ウインザー価格12,960 円(税込)
アディダスのa124に搭載されているLSTレンズもテニスにオススメの機能です。
光の波長の乱れを調和させ、コントラストをはっきりさせ、相手の前衛後衛の距離感がわかりやすく、サングラスを通した映像がクリアになります。
アディダスにしかないオススメの機能が、カスタムフィットと言う機能で、ノーズパットが2段階、テンプルが3段階にクリック式で調整できます。
目と耳の位置は人によって違います。耳の位置が上の人はレンズが下向きになり、耳の位置が下の人はレンズが上向きになってしまいますが、アディダスはテンプルを3段階に調整することができるので、レンズの向きを正常な状態にすることが可能なのです。              *アディダス a124 ウインザー価格12,960 円(税込)
サングラスはどうしても違和感があってと敬遠している方にオススメなのは、ウインザック(ウインザーオリジナル)のWIN002です。
なんとたったの16gで掛けていることを忘れるくらいの軽さです。
レンズもテニスに適した可視光線透過率27%の偏光レンズを使用し、可変式のノーズパットでジャストフィットします。 100年以上続く眼鏡の専門メーカーとコラボした自信作です。

サングラスで、冬のテニスを快適に楽しみましょう。           *ウインザック(ウインザーオリジナル)のWIN002 ウインザー価格7,900 円(税込)