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【GEEK通信】「ヨネックスVコアプロ97DとVコアプロ104はともに奥が深かった」
2021/09/14

■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
「ヨネックスVコアプロ97DとVコアプロ104はともに奥が深かった」
レイトンヒューイットを覚えていますか。
小さい体で、世界ナンバー1になったオーストラリアの名選手でした。
その手に握られていたラケットがヨネックスで、一番印象に残っているのが、RDS001でイエローにブラックのカッコいいラケットでした。

2008年頃ですが、私も愛用していて、その頃テニスが好調で、草トーのシングルスで優勝したことがありました。(それ以降シングルスでの優勝はありません)
なぜこんな昔のことを書いているかと言うと、今回新しく発売されたVコアプロ97Dを打った時に、ふと思い出したのです。
RDS001の後に出たRDX500HD(98平方インチ、320g、18×20)もしなりが凄くていいラケットでした。
当時はどちらも大ヒットした名品で、特にRDX500HDのスペックはVコアプロ97Dとほぼ同じなのです。
2021Vコアプロ97Dは、97平方インチ、320g、18×20、RA値62(ギーク調べ)なので、フェース面積が1平方インチ違うだけです。
一見すると難しそうなスペックですが、打ってみると重さがあることで、インパクトのぶれがなく、ストリングパターンが細かいことで、しっかりボールを潰していけます。
実際は自分のスイングスピードでは潰すことはできませんが、打球感は非常に気持ちいいのです。
2021Vコアプロ97とトラックマンで比較してみました。
2021Vコアプロ97:スピード102.2km スピン1273/rpm
2021Vコアプロ97D:スピード103.9km スピン1559/rpm
スピードもスピンも97Dの方が上でした。
スピンの1559/rpmはVコアプロ全機種の中でもナンバー1の回転数を記録しました。
100キロくらいのボールスピードでも、十分にボールは潰せるみたいですね。
当然長時間使うには、320gは重すぎですが、40代くらいで普通の体力があれば十分使える重さだと思います。
もう少し若ければ、使いたくなるラケットです。
とにかく打球感が気持ちよくて、実際のボールよりもっと威力が出ている感覚があり、打つごとに脳内にドーパミンが溢れ出ているみたいです。

実は、その後に打った2021Vコアプロ104が全5機種の内、最も気に入ったラケットになったのです。
ただの少し大きめの楽々ラケットではありませんでした。
スペックは、104平方インチ、290g、フレーム厚22mm、RA値62(ギーク調べ)です。
普通フェース面積の大きいモデルを発売する場合、初中級や非力な女性向けが多いのですが、そのターゲットはVコアプロ100L(280g、フレーム厚23mm)を当てています。
このモデルのターゲットは中上級のベテランダブルスプレーヤーです。
こだわりのポイントは、Vコアプロ100Lの280gより10g重たい290gとフレーム厚を1mm薄くした22mmです。
打ってみて、ボレーのしやすさとスライスの打ちやすさが際立っていました。
他に秘密はないかとラケットをよくみてみると、他の4機種とはフェース形状が違い、上方向が広くなっています。また、ストリングの目も粗くなっており、16×19と本数は同じですが、横糸の1本目と19本目がかなりフレームギリギリまであり、全体の横糸の間隔が広くなっています。
ベテランになると目が悪くなり、動体視力も落ちてきます。それなのに若者に負けないように、フルスイングしたりするので、当たらないミスも有れば、当たると飛びすぎることもあります。
Vコアプロ104は、スイートスポットが広いわりに、意外と飛びません、ミスショットをカバーしてくれて、ハードヒットもコントロールできる不思議なモデルです。
ストリングの目が粗い上に、フレームのしなりがあり、おじさんのゆるいスイングでもスライスに伸びがでます。
ダブルスで4時間使いましたが、サービス、ストローク、ボレーに何の違和感もなく、マイラケのように使えました。
サービスはスピードと言うより、スライスの切れがあり、ワイドに逃げるサービスでリターンミスを誘えました。
ボレーは何も考えず、ただ普通に打つだけで、ネットもしない、アウトもしない、こちらのミスはなく、抜かれたらしょうがないと言う感じでした。
ストロークはボールが浮かないので、センター中心に思いっきり打てました。
トップスピンロブもグリグリにかかることはありませんが、きっちりベースラインギリギリに入ってました。
この日の勝率はいつもより上がってましたので、ラケットのおかげではないでしょうか。
ダブルスを主戦にされてる方、
これは掘り出し物ですね。

シングルスには、Vコアプロ97D
ダブルスには、Vコアプロ104
で決まりですね。

参考としてVコアプロ104のトラックマンデータを載せておきます。
スピード107.9km、スピン1458/rpm