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店舗情報

【GEEK通信】「これははまりそう、パデル初体験」
2017/10/27
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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皆さんは、「パデル」というスポーツをご存知でしょうか。
40年前に、スペインで生まれ南米やヨーロッパなどでも広がりをみせています。
簡単に言うと、テニスとスカッシュを混ぜた感じです。
少し狭くしたテニスコートの回りを強化ガラスとフェンスで覆ったものがパデルコートです。
スペインではテニスの3倍にあたる400万人のパデル人口があり、ナダル選手やジョコビッチ選手もプレーを楽しんでいるらしいのですが、日本にはまだ、数カ所しかコートがなく、まだまだ普及には時間がかかりそうなのです。
ウインザーラケットショップではパデルを応援しており、その一貫でスタッフで体験してみようということで、善福寺公園にある「PADEL TOKYO」にお邪魔しました。
場所は歴史のある善福寺公園テニスクラブの敷地内にあり、テニスコート6面(オムニコート2面、クレーコート4面でオムニコートはフットサルと兼用)とパデルコート2面があり、リニューアルしたばかりの立派なクラブハウスがあり、とても雰囲気のいい施設です。
集まったメンバーは吉野を除いてパデル初体験の初心者集団です。 今回、指導していただくのは、パデルに魅了されて、パデルアジアという会社を立ち上げ、東京に初めてパデルコートを作った熱い男、玉井社長です。
玉井社長とは、テニスの縁で顔見知りですが、パデルで関われるとは思ってもいませんでした。
早速、レンタルラケットを借りて、ウォーミングアップです。
パデルラケットは、テニスラケットの半分くらいの長さで、ガットはなく、カーボン製の平らな面でボールを打ちます。
ボールはテニスボールとほとんど同じで、正式なものはテニスに比べ0.1気圧低いものを使用します。
体の近くで打つことになるので、ボールを捉えることはテニスより簡単で空振りすることはあまりありません。
打ったときの手応えがダイレクトで、音も「バチン」と大きく、気持ちいい打球感です。
ボレー、スマッシュはテニスとほぼ同じで、ストロークに違いがあります。
ガットがないので、トップスピンはかかりません。
フラットからややスライス系の打ち方になります。
2バウンドしてはいけないのは、テニスと同じで、違うところは、壁に当たって跳ね返ったボールを打てることです。
このショットを「レボテ」と言います。
相手にスマッシュやハイボレーを足元に打たれた場合、テニスでは返球するのが難しいショットになりますが、パデルの場合はそのボールをスルーし、壁から跳ね返ったボールで反撃できます。
30分くらい練習したところで、玉井社長から「試合しましょう!」の声がかかりました。 パデルのいいところは、初心者でもすぐに試合ができることです。
始めのうちは、テニスの癖で全てのボールをバウンドする場所に追いかけてしまい、ミスをしていましたが、徐々に「レボテ」のコツがわかってきました。
次なるミスは、なんでもかんでもレボテしようとして、ゆるいボールでも壁に当たるのを待ってしまい、跳ね返ってこないこともありました。
玉井社長から「相手がスマッシュの態勢に入ったら、逆にネットに向けてダッシュしてください」
スタッフ「怖くてできませーん」
玉井社長「ネット近くまで跳ね返ってくるので、逆にチャンスになるのです」
スタッフ「がんばりまーす」
2時間の体験でしたが、楽しくてあっという間でした。
ラケット以外は、テニスシューズ、テニスウエアでできますので、テニス経験者は手ぶらで行ってラケットをレンタルすればOKです。
パデルのいいところ
・テニス経験が無くても手軽に始められます
・テニスコートより狭く、ダブルスのため動きが少なく、体力はあまりいらない
・ガラス張りで1面ごとに仕切られているため、周りで観戦しやすく盛り上がりやすい
・上級者と初級者がいっしょでも楽しめます
・テニスに比べ、プレーヤーの距離が近く、対戦相手の表情や感情がわかり、テニスにはない楽しみ方ができる
・アンダーサービスなので、女性やご高齢の方でも、若い人と混じっても、安心してできます
などなど
体験前にパデルの動画を見てイメージを膨らませていたのですが、その中で日本のトップ選手が競い合う東京オープンというビッグな大会があります。
なんと優勝したのは、スマッシュウォーターの社長のT野さん、ペアの方は日本ランキング1位のO山さん。
この二人、親近感のある体形でこれから始める人に勇気を与えてくれます。
残念ながら準優勝のK端さんは、何度かテニスをしたことがあり、知り合いでした。
テニスは上手ですが、プロ選手ではありませんが、パデルでは、トップ選手になっています。
相当努力したと思うのですが、これから始める人の目標になると思います。
是非一度体験してみてください、テニスとはまた違った楽しさを発見できると思います。
気になった方は、こちらのサイトもぜひご覧ください。
PADEL TOKYO
http://www.padelasia.jp/
【GEEK通信】「魔法の謎を解く!」
2017/10/18
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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トラックマンでマイラケットの『スリクソン レヴォ CX 4.0』を除いた、NO.1ラケットに選ばれたのは、なんと「スリクソン レヴォ CS 10.0」でした。
魔法のラケットと呼ばれるレヴォCS10.0の魅力に取り憑かれてしまったようです。
2002年にダンロップスペースフィールプライムOSとして登場し、その後ダンロップとして7作、スリクソンとして2作を発売し、現在発売中のモデルが9代目という、15年続く超ロングヒットラケットなのです。 初代モデルは245g、365mm、フレーム厚26mmでしたが、9代目は255g、360mm、フレーム厚28mmとなっており、試行錯誤しながら現在の完成形に辿りついたのです。 初代モデルには、スーパーラージも存在していて、フェース面積125平方インチで235gという画期的なものでした。
『魔法のラケット』と呼ばれることもある、このロングヒットラケットの謎に迫ってみたいと思います!
10.0の最大の特徴は、デュアルブリッジシステムで、スロート部が2段構造になっているところです。 発売以来、一貫してこの部位の仕様を変更せず貫いているところから見て、10.0の秘密はこのデュアルブリッジシステムにあると見て間違いないと思います。
ラケットの規格にストリング面全長39.37cm未満、ストリング面全幅29.21cmという規定があります。
ストリングが長くなればなるぼど、ストリングのたわみも大きくなり、パワーも大きくなります。
小さいトランポリンより、大きいトランポリンの方が飛びは良くなるのと同じ理屈です。
というわけで、パワーが出過ぎてしまわないように、パワーを制限するために規定があるわけですが、10.0のストリングの全長は約41cmあります。
これは規定より長いのですが、デュアルブリッジシステムの採用で、内側の柔らかいナイロン樹脂までの37cmをストリング全長とみなされます。
実際は41cmありますので、規定より長くなり、ストリングのたわみが大きくなり、パワーがアップしています。
さらに、デュアルブリッジのナイロン樹脂とストリングは接触していませんので、フェース下部のスイートエリアが拡大し、ボレーやスライスなどの手元付近を使うショットの伸びがよくなります。
トラックマンでサービスのスピードが10km以上速くなったのは、このストリングのたわみが大きくなった為と255gの軽さでスイングスピードが上がった為と推測されます。
通常、パワーを求めたラケットは、スイングのゆっくりな方には丁度いいのですが、スイングの速い方はストロークが飛びすぎてしまい安定感に欠けてしまいます。
ストリングはミクロスーパー16が50ポンドで張られています。 この謎は、実際に試合に使って行きながら、探ってみましょう。
お店にある試打用ラケットを用意しました。 連休を利用して、初日はシングルス、2日目はダブルスで使用してみました。
シングルスは、3面7名4時間の総当たり戦です。
4時間もシングルスをやる人達の中に、初心者や体力のない人はいるはずもなく、6試合やったのですが、どの試合も気が抜けませんでした。
結果は、3勝3敗で、まずまずといったところでした。
サービスが速くなることに、期待しすぎてしまい、いつも以上に力んでしまいダブルフォールトが多かったのが反省材料です。
よかったのがリターンでした。
スイートスポットが広いので、左利きの体に食い込むサービスをフォアハンドで普通にリターンできました。
左右に振られたときの、スライスの返球が生きたボールで返り、粘りのある守りができました。
回り込んでのストレートの場面で、ラケットが軽すぎるのか、思った以上に速くスイングしてしまい、サイドアウトになったりしましたが、慣れてきた後半は修正ができました。
2日目は2面9人4時間のダブルスです。
50代中心のベテランダブルスで、ランダムに対戦し、9勝1敗でした。
前日と打って変わって、サービスの調子がよく、エース狙いではなく、コース狙いが結果として力みがなくなり、スピードも意外と出たのだと思います。
ボレー、スマッシュはラケットでこんなに違うんだと疑う程、難しいボールを簡単に返せました。
ロブでこんなにエースが取れるのかと、嬉しくなる程、ロブリターン、ロブボレー、トップスピンロブが決まりました。
かと言って、強打のストレートリターンも狙い通り打て、欠点らしきものはダブルスでは見つかりませんでした。
デカラケ、厚ラケなのに、なぜハードヒットしてもアウトせずにコントロールできるのでしょうか。
シングルス4時間、ダブルス4時間使うことで、段々とその謎がわかってきました。

ストロークのスピンがよくかかり、アウトかなと思ったボールも入っていることが、多かったように感じました。
この理由は、2つあります。 1つ目は、フェースの縦方向が長いにもかかわらず、ストリングパターンが16×18と横糸が少なく、ストリングの横の密度はかなり粗くなっています。
よって、スナップバックが起きやすくなり、スピンのかかりがよくなると推測されます。 2つ目は、フェースのセンターで打っているボールが、実は上の方で当たっているのと同じだということです。
デュアルブリッジシステムの4cm下が本来のストリングの端ですので、ストリングのたわみの頂点は、センターより4cm手元になり、ど真ん中で打ったボールはトップで打った感じになり、思ったより飛ばなくなっていると推測されます。 以上の2点から、デカラケ、厚ラケなのに、バックアウトを気にせず、普段通りにプレーできるのです。
苦しい場面での返球もいいボールとなり、サービスまで速くなる魔法のようなラケットは、しっかりと振れる、若い人達が使ってもいいラケットではないかと感じました。
ちなみに、参加者9人中2名が10.0を使用していました。
また、隣のコートでは4人中3人が10.0を使用しており、みんな気持ちよさそうに打っていました。
今後は自分のラケットとして、ストリングを含めさらなる研究をしていこうと思います。
【GEEK通信】「『トラックマン』VS『試打歴30年』の戦いの結果は!?」
2017/10/12
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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最近MLB(メジャーリーグベースボール)をよく見ます。
スタントンとかジャッジの豪快なホームランを見るとスカッとします。
中継を見ていると瞬時に、打球速度、打球方向、回転数、飛距離が画面にデータとして映し出されます。
また、ダルビッシュの球速、フォーシームの回転数をメジャー平均と比較してデータ化し楽しませてくれます。
その他にも、走塁や守備でもデータ化しています。
今までは投手の球速しか数字化されませんでしたが、ここ数年急激に進化しています。
メジャーリーグ30球団で【スタットキャスト】というシステムを導入しており、その元となっているのが、
トラックマンです。 トラックマンは、軍事用の弾道追尾レーダーとし開発されたもので、対象物に電波を当て帰ってくる電波の誤差を元に速度、方向、回転数などを割り出す仕組みで、ドップラー効果を応用したものです。
スポーツでは、ゴルフ、野球で採用されており、変わり種ではハンマー投げでも使われています。
テニスではホークアイはあるものの、トラックマンは試合の中では使用されていません。
しかしながら、ラケット選びのツールとしてウイルソンが採用し話題になりました。
球速、回転数、発射角度、方向、着弾距離をラケットを変えながら平均データを割り出すと、自分に合ったラケットが分かってくるのです。
ゴルフ、野球は遠くへ飛ばすことでアドバンテージが取れる競技ですが、テニスは飛び過ぎはNGで、限られたコート内に収めながらも、威力のあるボールを打たなくてはなりません。
そこで大事なのが、着弾距離で、ベースラインに収まっているかどうかをジャッジします。
スピードが出ても、回転数が低ければ、ベースラインをオーバーしていまいますし、スピード、回転数が申し分なくても、打ち出し角度が安定しなければ、ネットもアウトも出てしまいます。
安定して同じところに、着弾しているラケットが自分に合っているということです。
現在使用しているラケットが自分に最適なのか、別のラケットが最適なのか?
比較することで、最も快適で、さらに試合で勝てるラケットに巡り合うことができるのです。
人間はわがままで、贅沢な生き物です。
正確なデータが取れることがわかると、すべてのラケットメーカーで試してみたくなるものです。
「ウインザーはそんなテニスプレーヤーの為に、トラックマンを自社でスタンバイさせました。」 「トラックマンはこんなに凄い」ということを読者の皆様にお伝えできればと思い、スタッフでのトラックマン テストに参加しました。
とは言っても、曲がりなりにも30年以上テニス関係の仕事をし、ほぼ全てのラケットは試打してきました。
今使っているスリクソンレヴォCX4.0は数あるラケットの中から選びに選び抜いた一品です。
結局のところ、トラックマンのデータ解析でも、レヴォCX4.0がナンバーワンになるに違いありませんが、その確認ができるだけでも十分価値があります。
聖蹟桜ヶ丘店のスタッフ新美率いるトラックマンチームと合流し、GEEK中居のナンバーワンラケットを探る旅がスタートしました。
まずは、マイラケットのレヴォCX4.0を皮切りに、データと打っているフォームなどから、次のラケットはこれ、次はこれという具合に、黄金スペックとやや軽めの黄金スペックを10機種くらい打ちました。
球出しのボールをフォアハンドで的に向かって、10球ハードヒットし、スピード、回転数、打ち出し角度、コース、着弾地点のばらつきを見て、安定感のあるものを選び出します。 ナンバーワンに選ばれたのは、
「スリクソン レヴォCX4.0」でした。
内心はヒヤヒヤしていましたが、やはり30年間、何千本ものラケットを試打してきたのは、伊達ではありませんでした。
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スタッフ 新美
「最後に、これも打ってもらえないでしょうか?」とスリクソン レヴォ CS10.0をそっと差し出しました。 あるプレーヤー層では、魔法のラケットと呼ばれ、ダンロップの時代から10年以上続く名品です。
特にボレーとスライスは、打ちやすさは鉄板ですが、今回はフォアハンドストロークのハードヒットだけですので、不利なような気がします。
中居 「じゃあ一応打ってみますか。」
トラックマンの結果は、レヴォCX4.0と甲乙つけ難い高得点を叩き出したのです。
中居 「本当に?実際のボールを見てどうでした?」
新美 「中居さん、いいボールが出てましたよ!」
中居 「う~ん…。あ、トラックマンはサービスも計測できましたよね?最後にこの2本でサーブを打たせてください。」
(結果)
レヴォCX4.0は、110~120kmの間、なんと、レヴォCS10.0は、130kmオーバー連発でした。
中居 「ラケット変えるだけで、サービスが10km速くなるのは魅力ですね。筋トレしても10kmは速くならないですからね。」
スタッフ新美 「中居さん、このラケットのイメージを、データを基に払拭させてください。もっと色々な方にも広めましょう。」
中居「は、はい。そうですね。頑張ります。」
と言うことで、ナンバーワンラケット(番外編)はスリクソン レヴォ CS10.0に決定しました。
このように、自分の打球をはっきりとデータ化してくれる『トラックマン』!
ぜひ体験してみてください!きっと新しい自分を発見できると思います!
【GEEK通信】「本気のミズノの自信作、Fツアーの実力は?」
2017/10/07
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
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自宅の倉庫を整理していると、昔のテニス雑誌が出てきました。
思わずパラパラとめくってしまったのが運の尽きでした。 その後1時間は昔を思い出して読みふけってしまいました。
今から26年前の1991年の全米オープンを覚えている方はいるでしょうか。
男子はエドバーグ選手がクーリエ選手を破り初優勝!
女子はセレス選手がナブラチロワ選手を破り初優勝! コナーズ選手が39歳でベスト4に入り、全米は大盛り上がりした大会でした。
ベッカー選手、サンプラス選手、アガシ選手、マッケンロー選手も出場していて役者の揃った大会でした。
その中でこんな記事を見つけました。 すみません、わざとらしかったでしょか。
帽子をかぶってガット張っているのが、何を隠そう私、中居です。
全米オープンのオフィシャルストリングがテクニファイバーで、当時の日本の代理店がミズノでした。
自分はミズノの依頼を受けて、全米オープンのオフィシャルストリンガーとして派遣されたのでした。
ストリングブースは、選手が食事をするスペースの一角にあり、(体育館並みに広い)ストリンガーと選手の距離は近く、コナーズ選手、エドバーグ選手、サンプラス選手はよく来てました。
ストリングマシーンは9台で、ひな壇のような場所で、横に3台、縦に3台のど真ん中で張っていました。
自分以外は外国人(自分が外国人ですが)で、わからないことは片言の英語でコミュニケーションを取っていました。
選手は張りたてを求めるので、早朝から張り始め、だいたい夜の10時過ぎまで張っていました。
残業のときは、ピザが出るのですが、1/4カットなのに、日本の1ホールくらいあります。
美味しいのですが、さすがに1週間続くと飽きてしまいますね。
一回戦、二回戦、三回戦と半分ずつ選手は減っていきます。
基本自分が張った選手のラケットは自分が張ることになるのですが、選手が負けてしまうと段々と張る本数が減ってきます。
フィッツジュラルドと言うダブルスの選手のストリンギングをしていましたが、なんと優勝してしまいました。
オフィシャルホテルから会場までは、シャトルバスで移動です。ある日ストリングチームのボスから、明日は遅番でいいぞ。と言われたのですが、その時間だとオフィシャルバスは出ていません。
地下鉄で会場まで行かなくてはなりません。
ニューヨークの地下鉄は、東京以上にわかりにくく、やっと覚えた路線に乗ったのですが、途中で事故があり乗り換えるはめに、苦労して目的の路線に乗り安心したのか、うたた寝してしまいました。
慌てて降りた駅はひとつ手前で、歩いて会場まで向かったのですが、この一駅はかなり距離がありました。
途中にニューヨークメッツの球場があったり、いい経験をさせていただきました。
ストリングブースには、受付カウンターがあり、選手はそこにラケットを預けるのですが、ある日本人の小柄で可愛らしい女の子が自分のところに、直接ラケットを持ってきました。
日本人を見て安心したのでしょうか。
まだあどけなさの残る普通の子でしたが、後に全仏オープンのミックスダブルスで優勝する平木理化さんでした。 この当時、ミズノのラケットはイワン・レンドル選手やメアリージョーフェルナンデス選手など、数名の使用があり、プロシリーズは人気のモデルでした。
あれから、20数年、ついにミズノが本腰を入れてきました。
前作のC ツアーから本気で硬式ラケットを作っているのはわかってました。
ただ、ターゲットが狭いところを狙っていましたが、今回のF ツアーは、黄金スペックど真ん中で勝負してきたのです。
ウエイトが300g、285g、270gの3機種で、機能はすべて同じもので、早速、順に打ち比べてみました。
ラケットの形状とスペックで、打つ前にだいたい予測はつきますが、このFツアーは『いい意味で』予測を裏切られました。
思ったより、柔らかく
思ったより、飛びがよく
思ったより、スピンがかかる!

個人的に特に良かったのが、285g。
振り抜きがよく、バックハンドに振られた時でも、スピンで返球することがたやすくでき、300gよりスイングスピードが上がるのか、スピンのかかりも285gの方がかかってました。
通常285gだとバランスを325mmに設定するのですが、あえて320mmに設定しており、その分スイングウエイトが軽くなり、無理な体勢からでもしっかりと振り抜くことができたのです。
ではなぜ、
思ったより、柔らかく
思ったより、飛びがよく
思ったより、スピンがかかる!だったのか検証していきましょう。 思ったより、柔らかく感じたのは、グリップに内蔵した「VAポリマー」のおかげで振動吸収が良くなったと推測されます。 思ったより、飛びがよく感じたのは、従来のものよりフレーム剛性を上げた新断面形状の採用のためと推測されます。 思ったより、スピンがかかると感じたのは、ブースターグロメットとストレートドリルの採用で、ストリングの可動域が拡大したためと推測されます。
ウエイトが3種類あるので、すべてのカテゴリーのプレーヤーが同じメリットを感じながら無理なくプレーできるのもいいところです。
カルロビッチ選手、バクダディス選手、バディスタ=アグ選手、コールシュライバー選手、綿貫陽介選手らは、ミズノのウエアかシューズを着用している選手です。
以前に比べかなり増えています。ミズノの注目度も益々高まりそうです!
本気のミズノがつくった『F ツアー』ぜひ一度打ってみてください!
あなたもきっと、『おっ!』と感じるはずです!
【GEEK通信】「久しぶりの楽天ジャパンオープンを大満喫!!」
2017/10/04
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。 テニスGEEK通信を始めて、早1ヶ月となりました。
今まで、『担当N』として発信をしておりましたが、改めまして自己紹介をさせていただきます。
9月より、WINDSOR NEWSの新しいコンテンツ『テニスGEEK通信』を担当いたします【中居】と申します。
普段は池袋店に勤務をしながら、テニスギア情報をマニアックに、GEEKにお届け致します。
今から10年前、家族4人でジャパンオープンを観戦しに行きました。
家族でテニスをやるのは私だけなので、後にも先にもこの1回のみです。
あるメーカーさんの招待で、VIP席でのテニス観戦とラウンジでの軽食付きの贅沢なセットでした。
テニス好きには最高のシュチュエーションも、テニスに興味のない3人はすぐに飽きてしまったようです。
VIP席は1席1席の間が空いており、会話もしづらく、休憩することにしました。
このラウンジが居心地がよく、テニス観戦よりほとんどここにいた気がします。
その時、サプライズで錦織選手が登場したのです。
この当時、錦織選手は18歳で、ツアー初優勝を飾り、テニス界では大騒ぎになっていました。
登場時間も5分くらいで、全員にサインすることはできず、マネージメントする方から
「サインはお子様だけしますので、並んでください」 ということで、まだ小学生だった子供達を無理やり並ばせました。
これで子供達も少しはテニスに興味が湧くに違いないとこの時は思いました。
あれから10年、残念ながらテニスに興味は湧かなかったようです。
それなのに、体育の授業でテニスがあると、
「なんで、テニス教えてくれなかったの?」と理不尽なことを言われてしまいました。
錦織選手の活躍のおかげで、テニスを「観戦するスポーツ」として捉えている人は増えているそうです。
プロ野球やサッカーのように、ファンやサポーターとしてテニスも見ている人が増えるのはとてもいいことです。
楽天ジャパンオープンテニスを見に、7,8年ぶりに有明に来ました。
コロシアムには娘の入学式で来たのですが、テニスを見るのは久しぶりです。
国際展示場駅から陸橋を渡ってくると、テニスコートではスティーブ・ジョンソン選手が練習しており、道路を挟んで右側にはビーチテニスの大会を行っていて、 ちょうど男子の決勝戦を行っている最中でした。
チョットのぞいてみると、以前にビーチテニスラケットのチューンナップをしたことがあった「郷田さん」が決勝戦で試合をしていました。
なんと優勝していました。凄い人だったんですね。 余談はさておき、久しぶりのテニス観戦スタートです。
試合開始まで1時間あるので、各メーカーのブースをチェックすることにしました。
ヘッドブースでは、ちょうどシュワルツマン選手がサイン会をやっており、写真を撮らせてもらい、その後ウイルソンのブースに来ました。
フェデラー選手コーナーを堪能し、錦織選手コーナーに来てみると、歴代の使用済ラケットが飾ってありました。
ストリングの変遷の過程がわかり面白かったのと、ストリングのテンションをチェックしてみると、過去のモデルから最近のモデルに向けて徐々に柔らかくなっているのがわかり大変興味深かったです。 プリンスのブースに行くと、14番コートで試打できると聞き早速お邪魔しました。
ビーストO3 100が打ちやすく、11月の発売が待ち遠しく感じました。
参加特典としてグリップテープをゲット。 練習コートでは、ドナルド・ヤング選手と綿貫陽介選手が練習していました。
残念ながら綿貫選手は予選で負けてしまったので、本戦で見ることはできません。
それにしても、綿貫選手のトスはかなり高いですね。同じ目線で見ているとよくわかります。 いよいよセンターコートで試合が始まりました。
添田選手とマンナリノ選手との試合です。
試合は7-5.7-6でマンナリノ選手が勝ち、残念ながら添田選手は負けてしまいましたが、応援は素晴らしかったですね。
海外の試合で観客の掛け声に合わせて手拍子をすることがよくあります。
「レッツゴーロジャーレッツゴー」パンパン
「レッツゴーラファレッツゴー」パンパン
などですが、この試合でもその掛け声がありました。
日本人の応援も世界基準になってきたようです。
久しぶりのテニス観戦は満喫できました。
今なら家族4人で来ても、盛り上がることができる気がします。
大会も後半戦に入りますので、ぜひ皆さんも会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。