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【GEEK通信】「HEADのパワー系モデル NEWエクストリームをレポート!」
2017/09/14
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている、
Nが担当いたします。
第2回目は、HEAD エクストリームの体感レポートです!
ヘッドの中では、フレーム厚が最も厚い26mmのパワー系モデルです。
プレステージ<スピード<ラジカル<インスティンクト<エクストリームの順に厚くなっていきます。
このスペックはピュアドライブを筆頭に黄金スペックと呼ばれ、各メーカーが凌ぎを削るライバルが混在する大変なカテゴリーです。
その中で、エクストリームは存在感を維持しています。
2007年に初めて登場したときは、295g/325mm/27.25インチと微妙に黄金スペック(300g/320mm/27インチ)からずらしていました。
今回もまた、微妙に黄金スペックから外れています。
300g/27インチなのですが、バランスが325mmなのです。
フレーム形状も新しいモールドを採用していますが、一番目を惹くのが、トップ部に採用した「ファネルグロメット」で、ストリングの可動域を大きくし、トランポリン効果でスイートエリアを上方に拡大しています。 今回は入間市の4時間ダブルスのオフに参加して、エクストリームMPの試打を行いました。
NEWエクストリームの特徴は『打球感』
歯切れのいい打球感は音にすると「ギュギューン」といった感じです。
音がいいと気持ちよくなります。気持ちよくなると、動きもよくなって相乗効果が生まれます。
325mmとややトップヘビーのため、ストロークのパワーが強く、始めのうちは、アウトボールが多めでしたが、「ファネルグロメット」のおかげで、スピンをかけると、かなり落ちてくれます。
パワーがありながら、スピンがかかるので、バウンド後の弾みは高くなり相手のボールは浅くなることが増えました。 ゲームが始まり、まずはmyラケットのREVO CX4.0で数ゲームプレーしました。
テニスオフですので、ほとんどの方は初対戦です。
数ゲーム行い、周りの方には大体私の実力が知れ渡りましたので、ラケットをエクストリームMPに持ち替えて、自分のサービスゲームに向かいました。
フラットでセンターに打ったサービスがノータッチエースになり、周りの方からどよめきが起こりました。
明らかに、さっきよりサービスのスピードが速くなっていたからです。
…実は、自分もどよめいていました。
インパクトの手応えが明らかに違っていて、フォロースルーが大きくなっている感じを受けます。
その後はずっとエクストリームMPを使用しました。
最後に参加者全員の勝率を出すのですが、7人中なんと1位でした。
ヘッドエクストリームMPは、パワーとスピンが両立した爽快感抜群の仕上がりでした。
黄金スペックではありながらも、アクセントを効かせている『HEAD NEWエクストリーム』をぜひ試してみてください!
【GEEK通信】「ピュアドライブ2018を実践で使ってみました」WINDSOR NEWS の新コーナーとして、『テニスGEEK通信』をスタートいたします。
2017/09/09
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そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている、
Nが担当いたします。
テニスに関するあらゆる情報を面白おかしく、内容は真剣にお伝えしていきます。
ぜひ楽しんでご覧いただければ幸いです。 *** NEWピュアドライブを実践で使ってみました ***
記念すべき第1回目は、やはりこの話題のラケットから!
ピュアドライブのNEWモデルが日本先行で発売されました。
ピュアドライブといえば、テニスコートで一番見かけるラケットです。それもそのはず、日本では今作で7代目となりました。 (海外では9代目)
日本デビュー後、私もすぐに飛びつき、ノーマルのタイプと0.5インチロングの「プラス」と2本同時購入という常識を超えた2本組で使いまわしていました。
その当時は、男性はフレーム厚が22mm前後の薄めのものを使うのが一般的で、ウエイトも310g~320gが平均でした。
ピュアドライブはフレーム厚が26mm、ウエイトが300gとそれまでの常識からいうと、女性向きラケットのスペックに近く、簡単、楽々な印象でした。
ところが!
当時ナンバー1になったモヤ選手や、売り出し中のナダル選手がピュアドライブを使用しており、ハードヒットできる簡単ラケットが誕生したのです。
フェース面積100平方インチ、ウエイト300g、フレーム厚26mmの3つが揃うラケットのことを、当時のテニスジャーナルの松尾さんが綺麗な黄金比率を持ったラケットということで、「黄金スペック」と呼び、それが現在まで一般の方たちまで浸透しています。
ではなぜピュアドライブは、爆発的にヒットし、現在でも売れているのでしょうか? その一番の理由は、140年以上ストリングを製造しているバボラが作ったからというのが理由です。
ピュアドライブに搭載されたウーファーグロメットは、ボールが当たるとその部分だけ凹むように工夫されており、スイートスポットの拡大により、パワーロスが減り、大幅にミスショットが減りました。
また、凹んだストリングとボールとの接触時間も長くなり、スピン性能が格段にアップ。
26mmもあるとパワーが出過ぎてバックアウトしてしまうという常識をスピン性能をアップさせることで、覆したのです。
フレーム厚を厚くしてパワーを上げるとコントロールが難しくなり、フレーム厚を薄くしてコントロールを上げるとパワーは出づらくなるという常識を、ストリングの性能を引き出すことで、不可能を可能に変えてしまったのです。 それでは、7代目ピュアドライブはどのように進化したのか、実践でどのように生かされるのか、試合をやりながら探っていこうと思います。
今回用意したのは、300g、27インチ(先行発売のため、プラス、チーム、ツアーは後日発売予定)のノーマルピュアドライブに、エクセル130を53/53で張ったものです。
本来なら45/45で張りたいところですが、試打用なのでこのセッティングで試してみたいと思います。
今日は、4人で4時間シングルスのテニスオフに来ているのですが、主催者の方が急な仕事が入ってしまい、3人で2ラウンドやることになりました。
《メンバーの特徴》
★Aさんは、フォア・バックともにグリグリのトップスピンで、ややムーンボールぎみのボールを深く入れてくる40代のストローカーです。
★Bさんは、ボールの威力はないものの、脚力があり、とにかく拾いまくる40代のシコラーです。
ちなみに、私はプレースタイルはスライスサービスを軸に隙あらばネットに出るタイプで、ストロークはフォアはフラットドライブ、バックはスライス中心にたまにフラットドライブです。
ラケットは一巡目はピュアドライブで、二巡目をスリクソン REVO CX4.0(285g、100平方インチ、フレーム厚24mm)で戦う予定です。
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サービス練習4本で、Aさんと試合です。
リターンを取ったのですが、自信を持って打ったショットがことごとくバックアウトし、相手にキープされました。
NEWピュアドライブの第一印象は『パワーが凄い!!』
パワーの凄さはサービスゲームでは、プラスに働き、ボレーも一発で決まり、こちらもキープです。
ストリングのテンションが硬いせいか、スピンが思ったほどかからず、気持ちよく振り抜くとバックアウトすることがやはり多く、1-2となりました。その後、ラケットにも慣れて来て6-2で勝利しました。
勝利の原因はフォアストロークのスライスです。
ボールがバウンド後、伸びがあり、リターンからフォアスラで、ネットに出まくりました。
ボレーのミスは0本、フォアスラノータッチエース2本となりました。(普段はフォアスラでノータッチエースはありません)
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パワーをとても感じるピュアドライブは、スマッシュでも大いに力を発揮!
連続でBさんとの試合です。
拾いまくるBさんには、一発のエースで決まることはなく、ボレーをしてもロブで返ってきます。
高く上がったロブがベースラインギリギリに入り、普通なら、ストロークで返すところですが、この時は強気にグランドスマッシュをストレートに打ち、まさかのノータッチエース!!自分の想定を超えてスピードが出ていました。結果は6-1で勝利!
二巡目はREVO CX4.0に持ち替え、6-4、6-3でした。
いつも使っているお気に入りのREVO CX4.0ですが、この日はピュアドライブの圧倒的なパワーの印象が強く残りました。
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NEWピュアドライブは、機能面ではFSIパワーコアテックスピュアフィールが新しく採用されました。 FSIパワーには、パワーを上げる工夫が3つ集まっています。 ①ストリングパターンを上下左右に広げる
②グロメットを6角形にする
③空気抵抗を軽減するバンパーを採用する この3つの工夫で総合的にパワーアップを図っています。
今回の改良で一番効果を感じるのは、「コアテックスピュアフィール」で、バボラ自慢のコアテックスを排除し、他の企業が開発した衝撃吸収システムを採用しています。
実は、マイラケットとしてバボラを使用したのは、2度でその2度ともテニスエルボーになり、使用を辞めざるを得ませんでした。
初代ピュアドライブとピュアアエロを使ったのですが、テニスの調子は非常によくなり、絶好調といっていいレベルだったと思います。
ところが、調子に乗りすぎたのか、肘が悲鳴をあげたのです。 今回の「コアテックスピュアフィール」の効果は、腕にくる負担を軽減してくれて、打球感をマイルドにしてくれます。
過去のフィーリングと比べると、プレー後の肘の痛み怠さが少ないように感じました。 前作のピュアドライブに比べ、パワーアップはしているものの、打球感は柔らかく感じ、食いついた後に弾き出す感覚がしました。
弓を引いて矢が飛んでいくようなイメージで、その効果が一番感じられるのが【ボレー】です。
今回の2試合で10数回ボレーしたのですが、ミスショットは0で、相手のミスを誘ったボレーやノータッチエースが多数ありました。
肘への不安がなくなり、カッコイイデザインとくれば、買うしかないのですが、285gのピュアドライブチームも気になります。
ぜひ新しいピュアドライブを試してみてください。