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【GEEK通信】「ピュアドライブ110とピュアドライブ107は全く似ていない兄弟でした。」
2017/12/28
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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「ピュアドライブ110とピュアドライブ107は全く似ていない兄弟でした。」
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『今度の土曜日暇だな。テニスやりたいな。でもコートの空きもないし、突然思い立ったので4人集めるのも大変だな。』ということはありませんか?
テニススクールやテニスクラブに所属していれば、その苦労は無いと思いますが、しばらくするといつも同じ人とのテニスになっているのではないでしょうか。
そこで私が利用している「テニスオフネット」についてご紹介したいと思います。
スマホやパソコンがあれば誰でも利用できるサービスで、料金はテニスにかかる費用だけでテニスオフに手数料はありません。
テニスコートを確保しているAさんが「何月何日〇〇テニスコートで4時間ダブルスをやります。中級程度の方5名募集」といった投稿をします。
その当日の練習内容、試合内容、料金、主催者のプロフィール、すでに参加決定者のプロフィールなどを確認して、参加希望のメールを送ります。
主催者から参加が認められれば、後は当日、指定されたテニスコートに集合して、はじめましてとなります。
テニスをやりたい人達が集まってテニスをするだけなので、その場限りの付き合いがほとんどですが、仲良くなって色々と話しをしたりすることもあります。
都道府県で分かれているのですが、東京都の土曜日の募集は200件以上あり、自分の家の近くで募集があったり、やりたい内容がピッタリだったり、色々と選ぶことができます。
テニスオフを利用すると、テニススクールやテニスクラブとはまた違った出会いがあり、知り合った方とまた違うテニスオフで再会したりと仲が深まったりもします。
また、色々な方とプレーをすることで、技術的に参考になることもいっぱいあったりと、テニスオフを利用するようになってから「一期一会」を大切にするようになりました。まだ利用したことがない方は是非一度チャレンジしてみてください。
======== 今日はダブルスのテニスオフにピュアドライブ110とピュアドライブ107を持参しました。
ピュアドライブ110は、255gでバランスが330mmです。現在、使用中のレヴォCS10.0も255gですが、バランスは360mmですので、ピュアドライブ110がかなりトップライトなのがわかると思います。
ピュアドライブ107は285gでバランスは320mmですので、ピュアドライブチームを107平方インチにしたスペックと感じます。まず目を引くのが光沢のある塗装です。
先行発売していた300gのピュアドライブがつや消しのマットな塗装に比べて、コート上で映えます。
その証拠に、テニスオフの参加者から
Aさん「それって新しいピュアドライブですよね」
Bさん「カッコイイですね、調子どうですか」
私「これ借りてきた試打用なので、よかったら使ってみてください」
AさんBさんは手に取り、次のゲームで使っていました。
Aさん「これ軽くていいですね、振り抜きが良くてサービスが決まりますね。何グラムなんですか」
私「255gです」
Aさん「そんなに軽いんですか、でも打ち負けなかったな」
Bさん「これパワーが凄いですね、107は何グラムなんでしょうか」
私「285gです」
Bさん「面が大きくてこのぐらいの重さのラケットが中々無いので、丁度いいですね。欲しくなっちゃいました」
皆さんの試打が終わったところで、自分もゲームで使ってみました。
ピュアドライブ110は、レヴォCS10.0と同じ重さとは思えないほど軽く感じました。バランスが30mmも違うと全く別物です。スイングウエイトも260前後(レヴォCS10.0は285前後)とかなり軽くなってます。
当然振り抜きは良く、リターンをバンバン振っても浅くなることはあってもアウトすることがなく、良い具合に沈んでくれます。
ネットプレーもしやすく、特にスマッシュは気持ちよく打てました。女性やベテランプレーヤーには快適なラケットに仕上がっています。
注意点は、ストリングのテンションを硬くしたり、ポリエステルを張ったりすると、打ち負け、弾かれ、衝撃が出てくるので、45ポンド前後を目安にすると良いと思います。
ピュアドライブ107は、ピュアドライブ110と全く似ていない兄弟です。まずパワーが段違いにあります。
しっかり振り切ったボールはかなり破壊力があり、相手のプレーヤーがファーストボレーの体勢に入る前にもう来ちゃったというショットが数回ありました。
良かったのは、ボレーのパンチが効いてる点です。ボレーボレーでは負ける気がしません。
合わせるだけで良いボールが飛んでくれるので、足元のボールもミスしませんでした。ポーチに出た時も、107あれば安心です。
黄金スペック(100平方インチ、300g)を使っている人で、ほんの少し軽く、ほんの少し大きめにしたいと思っている方は多いはずです。
上級ダブルスにはもってこいのラケットです。
【GEEK通信】「ピュアドライブ2018を実践で使ってみました」WINDSOR NEWS の新コーナーとして、『テニスGEEK通信』をスタートいたします。
2017/09/09
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている、
Nが担当いたします。
テニスに関するあらゆる情報を面白おかしく、内容は真剣にお伝えしていきます。
ぜひ楽しんでご覧いただければ幸いです。 *** NEWピュアドライブを実践で使ってみました ***
記念すべき第1回目は、やはりこの話題のラケットから!
ピュアドライブのNEWモデルが日本先行で発売されました。
ピュアドライブといえば、テニスコートで一番見かけるラケットです。それもそのはず、日本では今作で7代目となりました。 (海外では9代目)
日本デビュー後、私もすぐに飛びつき、ノーマルのタイプと0.5インチロングの「プラス」と2本同時購入という常識を超えた2本組で使いまわしていました。
その当時は、男性はフレーム厚が22mm前後の薄めのものを使うのが一般的で、ウエイトも310g~320gが平均でした。
ピュアドライブはフレーム厚が26mm、ウエイトが300gとそれまでの常識からいうと、女性向きラケットのスペックに近く、簡単、楽々な印象でした。
ところが!
当時ナンバー1になったモヤ選手や、売り出し中のナダル選手がピュアドライブを使用しており、ハードヒットできる簡単ラケットが誕生したのです。
フェース面積100平方インチ、ウエイト300g、フレーム厚26mmの3つが揃うラケットのことを、当時のテニスジャーナルの松尾さんが綺麗な黄金比率を持ったラケットということで、「黄金スペック」と呼び、それが現在まで一般の方たちまで浸透しています。
ではなぜピュアドライブは、爆発的にヒットし、現在でも売れているのでしょうか? その一番の理由は、140年以上ストリングを製造しているバボラが作ったからというのが理由です。
ピュアドライブに搭載されたウーファーグロメットは、ボールが当たるとその部分だけ凹むように工夫されており、スイートスポットの拡大により、パワーロスが減り、大幅にミスショットが減りました。
また、凹んだストリングとボールとの接触時間も長くなり、スピン性能が格段にアップ。
26mmもあるとパワーが出過ぎてバックアウトしてしまうという常識をスピン性能をアップさせることで、覆したのです。
フレーム厚を厚くしてパワーを上げるとコントロールが難しくなり、フレーム厚を薄くしてコントロールを上げるとパワーは出づらくなるという常識を、ストリングの性能を引き出すことで、不可能を可能に変えてしまったのです。 それでは、7代目ピュアドライブはどのように進化したのか、実践でどのように生かされるのか、試合をやりながら探っていこうと思います。
今回用意したのは、300g、27インチ(先行発売のため、プラス、チーム、ツアーは後日発売予定)のノーマルピュアドライブに、エクセル130を53/53で張ったものです。
本来なら45/45で張りたいところですが、試打用なのでこのセッティングで試してみたいと思います。
今日は、4人で4時間シングルスのテニスオフに来ているのですが、主催者の方が急な仕事が入ってしまい、3人で2ラウンドやることになりました。
《メンバーの特徴》
★Aさんは、フォア・バックともにグリグリのトップスピンで、ややムーンボールぎみのボールを深く入れてくる40代のストローカーです。
★Bさんは、ボールの威力はないものの、脚力があり、とにかく拾いまくる40代のシコラーです。
ちなみに、私はプレースタイルはスライスサービスを軸に隙あらばネットに出るタイプで、ストロークはフォアはフラットドライブ、バックはスライス中心にたまにフラットドライブです。
ラケットは一巡目はピュアドライブで、二巡目をスリクソン REVO CX4.0(285g、100平方インチ、フレーム厚24mm)で戦う予定です。
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サービス練習4本で、Aさんと試合です。
リターンを取ったのですが、自信を持って打ったショットがことごとくバックアウトし、相手にキープされました。
NEWピュアドライブの第一印象は『パワーが凄い!!』
パワーの凄さはサービスゲームでは、プラスに働き、ボレーも一発で決まり、こちらもキープです。
ストリングのテンションが硬いせいか、スピンが思ったほどかからず、気持ちよく振り抜くとバックアウトすることがやはり多く、1-2となりました。その後、ラケットにも慣れて来て6-2で勝利しました。
勝利の原因はフォアストロークのスライスです。
ボールがバウンド後、伸びがあり、リターンからフォアスラで、ネットに出まくりました。
ボレーのミスは0本、フォアスラノータッチエース2本となりました。(普段はフォアスラでノータッチエースはありません)
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パワーをとても感じるピュアドライブは、スマッシュでも大いに力を発揮!
連続でBさんとの試合です。
拾いまくるBさんには、一発のエースで決まることはなく、ボレーをしてもロブで返ってきます。
高く上がったロブがベースラインギリギリに入り、普通なら、ストロークで返すところですが、この時は強気にグランドスマッシュをストレートに打ち、まさかのノータッチエース!!自分の想定を超えてスピードが出ていました。結果は6-1で勝利!
二巡目はREVO CX4.0に持ち替え、6-4、6-3でした。
いつも使っているお気に入りのREVO CX4.0ですが、この日はピュアドライブの圧倒的なパワーの印象が強く残りました。
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NEWピュアドライブは、機能面ではFSIパワーコアテックスピュアフィールが新しく採用されました。 FSIパワーには、パワーを上げる工夫が3つ集まっています。 ①ストリングパターンを上下左右に広げる
②グロメットを6角形にする
③空気抵抗を軽減するバンパーを採用する この3つの工夫で総合的にパワーアップを図っています。
今回の改良で一番効果を感じるのは、「コアテックスピュアフィール」で、バボラ自慢のコアテックスを排除し、他の企業が開発した衝撃吸収システムを採用しています。
実は、マイラケットとしてバボラを使用したのは、2度でその2度ともテニスエルボーになり、使用を辞めざるを得ませんでした。
初代ピュアドライブとピュアアエロを使ったのですが、テニスの調子は非常によくなり、絶好調といっていいレベルだったと思います。
ところが、調子に乗りすぎたのか、肘が悲鳴をあげたのです。 今回の「コアテックスピュアフィール」の効果は、腕にくる負担を軽減してくれて、打球感をマイルドにしてくれます。
過去のフィーリングと比べると、プレー後の肘の痛み怠さが少ないように感じました。 前作のピュアドライブに比べ、パワーアップはしているものの、打球感は柔らかく感じ、食いついた後に弾き出す感覚がしました。
弓を引いて矢が飛んでいくようなイメージで、その効果が一番感じられるのが【ボレー】です。
今回の2試合で10数回ボレーしたのですが、ミスショットは0で、相手のミスを誘ったボレーやノータッチエースが多数ありました。
肘への不安がなくなり、カッコイイデザインとくれば、買うしかないのですが、285gのピュアドライブチームも気になります。
ぜひ新しいピュアドライブを試してみてください。