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【GEEK通信】「DUOシリーズ3モデルのハイブリットを検証した結果は?」
2018/07/27
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている 中居が担当いたします。
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「DUOシリーズ3モデルのハイブリットを検証した結果は?」
先日テニスをしていると、ご一緒した方から
「このガットはなんですか」
と聞かれ
「ナチュラルとポリのハイブリットです」
と答えると
「これがナチュラルですか、初めて見ました。お高いんでしょ」
まだまだナチュラルは高級品のイメージが強く、さらに湿気を気にするデリケートなガットというレッテルが貼られているようです。
そこで、アメアスポーツから発売された、ウイルソン ナイロンマルチフィラメントとルキシロンポリエステルのハイブリットの3タイプをチェックしたいと思います。 ①DUOコントロール:NXTコントロール×4Gラフ
②DUOパワー:NXTパワー×アルパワー
③DUOフィール:NXT16×エレメント125

ウイルソンNXTシリーズは、ナイロンマルチフィラメントですが、ポリウレタン樹脂に浸すことでナチュラルガットに近い柔らかい打球感を実現したストリングです。
ルキシロンのポリエステルはトップ選手の半数以上が使用する高性能ストリングです。
今回のガット比較は、【ウイルソン ウルトラ100cv】を3本用意し、縦ナイロン横ポリで48ポンドで張り上げました。
DUOコントロールを張っている時に、4Gラフが張りやすいことに気がつきました。
4Gラフは凹凸加工が施されており、横糸に使用すると、張っている最中に縦糸を傷付けてしまうことがあるのですが、このDUOコントロールの4Gラフは凹凸が少なくしてあり、縦糸のNXTコントロールを傷付けない特別仕様になっていました。
ラケットの試打は、飛びや打球感の違いが1本1本明確にわかりますが、ストリングの試打はその判別が大変難しくなります。
その原因は、ラケットの性能がストリングの性能を隠してしまうからです。
いつも使っている自分のラケットに試打したいストリングを張れば、ラケットの性能を気にすることなくストリングだけに集中できますが、同時に複数のストリングの試打ができません。
そこでストリングの試打で大事なのが、打球感を素直に感じる事が出来るラケットを揃えることです。 今回は【ウイルソン ウルトラ100cv】を3本を用意しました。
ハイブリットの張り方も縦にポリエステルにする方法もありますが、いつも縦ナチュラル横ポリで使用しているので、比較しやすい縦ナイロン横ポリにし、試打する場所も外的要因に左右されないインドアにしました。
自分一人だと不安なので、30年来親交のあるテニスライズ代表の河合氏に協力をお願いしました。
河合氏はブログ読者2万人以上のテニスサイトを運営するカリスマコーチです。                        *テニスライズ代表の河合氏
試打の後、感想を聞きました。
私「デュオシリーズのストリングどうでした」
河合氏「ストリングの試打は難しいね、まったく商品のこと知らないからね」
私「では、一番良かったのはどれでした」
河合氏「デュオコントロールが好きですね。ボールの食いつきがよくて、名前の通りコントロールがしやすかったですね」 DUO CONTROL: 4G ROUGHとNXT CONTROLのハイブリッド。コントロール性能を最大限に引き出し快適な
打球感を実現したモデル。
私「デュオパワーとデュオフィールはいかがでしたか」
河合氏「やっぱり縦ナイロンだと柔らかいですね。 どちらもいい感じでしたが、デュオパワーは少し飛びが良くストロークより、ボレーが良かった印象です。デュオフィールは食いつきが良くて、ポリが張ってある感じはしませんでした。」 DUO POWER: ALU POWERとNXT POWERのハイブリッド。パワーを最大限に引き出し快適な打球感を
実現したモデル。 DUO FEEL:ELEMENTとNXT のハイブリッド。極上なソフトフィーリングを最大限に引き出しタッチショットで
優位性発揮するモデル。
私「そういえば、今日ダブルスの試合もしましたが、一度も自分のラケット使っていなかったですね。」
河合氏「そうなんですよ、これ気に入っちゃって最後まで使っていました。」
(河合氏はデュオコントロールを手離しませんでした。)
私の感想は、3種類のハイブリットはどれも打ちやすく、普段縦ナチュラル横ポリを使っているのとかなり近いフィーリングだったことに驚きました。
3種類の違いは微妙にあることはあるのですが、ほぼ同じに感じました。
せっかく、同じラケットを揃え、インドアでやる徹底ぶりでしたが、完璧なインプレッションはできませんでした。 ただし、デュオシリーズのハイブリットがいいのはよくわかりました。
ボールがインパクトした瞬間の凹っとした感覚、 そのあとのスピンがカリカリっとかかるフィーリングは3種類とも共通でした。
バックバンドスライスの食い付きの長さと、ボレーの切れ味は特徴のひとつでしょう。
本来自分はポリエステル単体のフィーリングはプレースタイルからあまり合っていないのか、好きではありません。
ただ、横にポリエステルを使用した時は、ポリエステルのマイナス要因は無くなり、逆に単体のナチュラル、単体のナイロンより性能が向上するのです。
例えば、NXTだけを張った場合、ポリウレタンを浸透させた柔らかいナイロン素材同士が摩擦で削れ、ノッチングができ、縦糸の凹と横糸の凹が絡み合いスナップバックが起きなくなってしまいます。
横糸にポリエステルを張った場合、ツルツルした硬い素材の上で縦糸のナイロンがスルスルと滑り、スナップバックを大きく速くしてくれます。
わかりやすいように例え話しをすると、ちょっと長めの滑り台があったとします。
あなたはポリウレタンが浸透した柔らかいナイロンのパンツを履いています。
滑り台の素材も同じ柔らかいナイロンです。
始めのうちは、滑るのですが、摩擦熱で表面がザラザラしてくると途中で止まってしまいました。
次にポリエステルでできた滑り台を滑ります。
硬くてツルツルしているので、最後までスピードが落ちずに滑り切りました。
ハイブリットにおける横糸ポリエステルは、滑り台の役割で、縦糸を自由に動かす手助けをしてくれるのです。 DUOシリーズのハイブリットは、ナチュラルガットを使わずに、それに近いパフォーマンスを引き出してくれる優れものでした。
それぞれの違いに関しては、今回の試打では検証できませんでしたが、縦ナイロン横ポリは一度試してみる価値は充分あると思います。
【GEEK通信】「プロスタッフRF97を使わない理由を探しましたが…見当たらない!」
2018/07/19
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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「プロスタッフRF97を使わない理由を探しましたが…見当たらない!」
プロスタッフと言えば、RF!ロジャーフェデラー選手ですが、私が20代の頃は、SE!ステファンエドバーグ氏でした。
プロスタッフミッド85から放たれるスピンサーブからの華麗なボレーに、シングルバックハンドのダウンザラインの糸を引くようなパッシングに憧れて、当時60,000円のプロスタッフミッドを2本購入したことを思い出します。
プロスタッフミッドは85平方インチですが、ラージ(110平方インチ)もあり、なんとスーパーラージ(125平方インチ)まであったのは意外と知られていません。
プロスタッフの名称はウッドの頃からあり、ジョンマッケンロー氏が使用していました。                  *よしもとクリエイティブエージェンシー所属の バモス!わたなべ さん
すみません写真を間違えました。
これはバモス!わたなべさんの新ネタ、ジョンマッケンブーでした。
本当のマッケンロー氏の写真を探したのですがありませんでした。
最新のプロスタッフRF97をじっくりと打ってみました。
実打後の率直な感想は「さすがフェデラー選手、完璧なラケットです。」です。 話が変わりますが、ラーメンを食べる前にコショウをかけたり、パスタを食べる前にタバスコや粉チーズをかけたりする方がいますが、これは料理人に対して大変失礼なことと聞きます。
料理人は完璧な状態で提供しているはずですので、一口食べてからなら、調味料を足しても良いと思うのですが、一口も食べずにコショウやタバスコをかけるのはいかがなものかということです。
なぜこのような話をしたかと言いますと、プロスタッフRF97を打った時に、いつもなら振動止めを付けて試打をするのですが、この時はフェデラー選手に敬意を評して振動止めを付けずに試打をしたのです。
言うならばフェデラー選手が料理人で、プロスタッフRF97が自慢の料理です。 フェデラー様お見それしました、振動止めの必要がありませんでした。
完成された打球感で不快な振動は一切ありません。
気持ち良い余韻だけが、グリップに伝わってきます。
打球音も清々しく、見た目もカッコいい、肌さわりはしっとりとして五感に訴えてくるのはまさにこのことです。
前作を打った時以上の驚きと感動を味わいました。
340gでもバランス305mmならまったく重たく感じません。
ダブルスのゲームで使ってみましたが、サービスもスマッシュも気持ちよく振れました。
340gあることで、リターンで打ち負けることがなくグリップを握るだけで十分威力のあるボールが打てます。 そして実はボレーが一番良かったです。
ラケットを顔の前にセットして斜め45度に構えるだけで振る必要はありません。
不思議ですが、力の入りづらいバックボレーが決まるのです。
カーボンの層が厚いのでしょうか。 価格は決して高くはありません。
今回ストリングは、ウイルソンのナイロンモノフィラメント「シンセティックガットパワー16」を48ポンドで張り上げました。
オールラウンドのストリングですので、いつも張っている縦ナチュラルに横ポリエステルに張り替えたら、どうなってしまうのでしょうか。
今回参加したダブルスのテニスオフに、20代の若者がいて、前作のプロスタッフRF97を使用していました。
若者「それって新しいプロスタッフですよね。」
私「そうそう、白が入ったニューモデルです。これ、試打ラケットだから使っても良いですよ。」
若者「本当ですか、借りていいですか。」
ということで、打ってもらいました。
若者「粘りがあってスピンがすごいですね。」
私「0.3ポイントだけ柔らかくなっているのわかりましたか?」
若者「0.3どころじゃないですよ、半端ないっす。」
きっとストリングの違いも影響していたと思います。
若者はプロスタッフにポリエステルを張っていたので、ナイロンストリングの柔らかさも同時に感じたのでしょう。 軽量ラケットには無い中身の詰まった打球感を感じたい方。
100平方インチ以上のラケットにはない、芯を捉えた満足感を味わいたい方。
26mm以上のフレーム厚のラケットにはない、自分のスイングでコントロールする距離感を求めたい方。
もう一度基本に立ち返りたいと思っている方。
歴代のプロスタッフを使ったことがある方。
現在も使っている方。
こちらのラケットを是非使ってみてください。
もうプロスタッフRF97を使わない理由が見当たらない!
【GEEK通信】「NEWプロスタッフ97CV と NEWプロスタッフ97Lはフェデラー選手監修の仕上がりです」
2018/07/13
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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「NEWプロスタッフ97CV と NEWプロスタッフ97L はフェデラー選手監修の仕上がりです」
私が45歳の時、ベテランJOPに挑戦し、何度もAさんに当たりことごとく跳ね返され、JOP挑戦はまだ早いとあきらめた苦い思い出があります。
そのAさんと前回負けているBさんとの3人総当たりガチンコシングルスにNEWプロスタッフを持参しました。
プロスタッフ97CVとプロスタッフ97Lは昨年の2017年秋に発売されたばかりの新しいモデルですが、早くもモデルチェンジです。
その訳はフェデラー選手が使うプロスタッフRF97がモデルチェンジ(こちらは2年経過のため)のため、同じシリーズのラケットのため異例の早期仕様変更になったのです。
完成されたモデルだと思っていたのですが、まだ改良の余地があったようです。
たったの0.3ポイントだけ、フェースに柔らかさを持たせた改良と、オールブラックだったデザインをブラック&ホワイトにし、シャフト内側にフェデラー選手の似顔絵があったところに大きめにフェデラー選手のサインが入っています。
フェデラー選手曰く
「Make it Minimal, but make it Significant (それはとても小さいことだ。しかし、それがとても大切なことなんだ)」 たった0.3ポイント、1000分の3のこだわりが勝敗を分けるのでしょう。
素材は一切変えていませんので、シートの重ね方や角度で変えているのでしょう。
ちなみに、今回もCV(カウンターヴェール)は採用されていません。
さらに、CVが使われていたプロスタッフ97Lにも、「女性やジュニアには高反発で歯切れのいい打球感がいいよ」と言うフェデラー選手の進言から、CVを取り去り、ハイパフォーマンスカーボンファイバーを使う改良を加えました。
振動止めも付けないくらいですから、芯を捉えたフィーリングと芯を外したフィーリングを全てありのままで感じたいのではないでしょうか。
シングルス4時間の試合ですので、340gのRFは今回は持っていきませんでした。
今回取り上げるのは、NEWプロスタッフ97CV と NEWプロスタッフ97Lです。                           *NEWプロスタッフシリーズ 33度の炎天下の中、AさんBさんそれぞれ2セットずつ行う予定でスタート。
1セット目をプロスタッフ97CVで行い、2セット目をプロスタッフ97Lで行いました。
Aさんとは、4-6、6-3
Bさんとは、6-5、6-1
まずまずの結果だったと思います。
プロスタッフ97CVでは、4-6、6-5
プロスタッフ97Lでは、6-3、6-1
ラケット目線にはなりますが、プロスタッフ97Lの方が結果が良く、自分に合っているようでした。
33度の炎天下ですので、なるべくロングラリーを避け、早めにネットに出ました。
サービス、ボレー、スマッシュは、プロスタッフ97Lが良く、290gでフレーム厚23mmがドンピシャでした。
前作の97L CVに比べて、攻撃性が上がっています。
ジュニアや女性だけじゃなく一般男性にも丁度良いセッティングです。
個人的に打球感は前作のCV入りの方が余韻が少なく好きなのですが、ボールの威力はNEWタイプの方があります。
プロスタッフ97CVは、0.3ポイント柔らかくなり、パワーというよりかは、コントロール性能が上がり、ラケットにパワーは求めず、プレースメントで勝負する方にはオススメです。
今回持参しなかったプロスタッフ97RFですが、
よしもとクリエイティブエージェンシー所属のボルグものまね芸人の バモス!わたなべ さんに試打していただいたので、感想を聞いてみましょう。             <右>よしもとクリエイティブエージェンシー所属のボルグものまね芸人
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中居「新しいフェデラーモデルはいかがでしたか?」
バモスさん「いやーよかったですね」
中居「いつもはウッドを使っているんですか」
バモスさん「ドネーはネタで使っています。普段はブレード98の18×20です。」
中居「重たくなかったですか」
バモスさん「全然大丈夫です。このくらいの重さが丁度良いです」
中居「前作と比べて何か違ってましたか」
バモスさん「微妙な違いはわかりませんが、ボールの食いつきが良くて、スピンがよくかかりました。次はこのラケットにすると思います。」
中居「それじゃあ、ロジャーフェデブーですね」
バモスさん「それ、いいですね」                           *ウインザー池袋店にご来店下さいました♪
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今回のNEWプロスタッフはわかる人にはわかる改良ですが、まったくわからなくても大丈夫です。
元々完成されたラケットですから、デザインチェンジだけでもとても価値があります。
個人的な予想ですが、フェデラー選手が40歳になるころには、もう少しフェースが大きくて、もう少し軽量なラケットに変えて行くのではないでしょうか。
46歳まで現役で頑張っていただきたいと思います。
【GEEK通信】KEI'S チョイスプレミアⅢとREVO CS10.0はベストマッチでした。
2018/02/18
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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KEI'SチョイスプレミアⅢとレヴォCS10.0はベストマッチでした。
雪、雪、雪。都心は雪に弱いですね。
雪に慣れてないのが原因のひとつだと思います。
1/22の大雪では、20cm以上積もったところもあり、整備も大変だったと思います。
22日の雪は午前中から降り始め、夜中の12時頃に止みました。
完全防寒装備で雪が止むのを待っていた私は、雪かきグッズを手に道路の雪かきを行いました。
私の家は袋小路の突き当たりにあり、数年前の大雪の時は数日間、車を出せなかった経験があり、今回は、その教訓を得て行動に移したのです。
次の日、両隣の住人から大変感謝されました。
テニスコートもまた、雪に弱いですね。
一週間たってやっとコート整備が終わったと思ったら、また雪で使えなくなってしまったところも多いようです。
雪が積もったすぐ後は、ふわふわしており、簡単に雪かきできるのですが、時間がたつとカチカチの氷になってしまい簡単には雪かきできなくなってしまいます。
いかに早く雪かきするかで、テニスコートを使えるか、使えないかが決まります。
ある会社の工場にテニスコートがあり、大雪の後もすぐにプレーしていました。
関係者に聞いてみたところ、敷地内に消火栓があり、大量の水で溶かしたそうです。
雪は解ければ水になるので、芝も傷めない、砂もなくならないので大変いい対処方法です。
大量の水を確保できるところは、いいとは思いますが、中途半端にやると逆にカチカチに凍ることもありますので、ご注意ください。
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先日雪の中でプレーしたせいなのか、ストリングが緩くなってしまい、張り替えることにしました。
面圧を計ってみると、「39」になっており、前回張り上げた直後は「51」でしたので、12も落ちたことになります。
どおりでコントロール不能なはずです。
今回は少し強くして面圧「55」にしようと思います。
ストリングは前回「ブラスト+VS」を縦ナチュラルで張ったのですが、長さがギリギリでした。
テンションによっては張れないので、今回はどうしようか悩みました。
ストリングは12mの長さなので、ハイブリッドで張る時は半分にカットします。
普通のラケットは6mあれば、縦糸でも横糸でも張れるのですが、REVO CS10.0のような特殊なラケットは縦6.5m横5.5m必要になり(横糸が18本なので5.5mで届きます)、ハイブリッドせずにナチュラルを縦横に張るなら問題なく張れるのですが、ハイブリッドするために、6.5mでカットしてしまうと、残りの5.5mは次回縦糸に使えないのです。
そこで色々なストリングを研究していると、ウイルソンのKEI'SチョイスプレミアⅢが、縦横ともに6.5mであることがわかりました。 6.5mあれば余裕で張ることができます。
このストリングはウイルソンナチュラル16と4Gソフト125を組み合わせた錦織選手使用モデルです。
今回はこのストリングを縦55ポンド横50ポンドで張ってみました。面圧は狙い通り55ぴったりでした。
いざ、実践で使ってみると、なんとなんとミス、ミス、ミスのオンパレードです。
テンションが硬すぎました。
このラケットの最大の特徴だったどこに当たっても返ってしまうスイートエリアの広さが、かなり狭くなってしまいました。
魔法が解けてしまったようです。
元々255gのラケットですから、欠点があるとすれば、打ち負けることです。
それをフェース面積の大きさと縦ストリングの長さでカバーして、面ぶれを防いでいたのが、硬く張り上げたことで、芯を外した時に、面の傾きが起こってしまい、下に行ったり上に飛び出したりしてしまったのです。
レヴォCS10.0の適正テンションが40~55ポンドになっているのは、本当に適正でした。
ラケットによっては、フェース100で50~60ポンドが適正テンションになっていますが、真ん中の55ポンドで張ると硬すぎることが多いです。
この表記は適正というより、それ以上で張ると壊れますよと注意するテンションです。
かたや、REVO CS10.0は最適テンションが表示されています。
45~50ポンドで張ることをオススメします。
シングルス4時間、ダブルス4時間使用した後に、面圧を計測してみると、「50」になっていました。
面圧「5」下がったことで、暴れまくっていたラケットがやっと落ち着いてきました。
フェース面積が大きい程、ストリングが粗い程、ストリングの緩みは早くなり、今回はそれが幸いでした。
するとストリングの特徴がよくわかってきました。
ナチュラルガットの食いつきの良さと、スピン、スライスのかかり具合が思った以上でした。
ウイルソンのナチュラルは、牛を育てる餌からこだわっているだけあって、打球感に違いを感じます。
また、ストリングを折り曲げても解れが出ず、元に戻るくらい耐久性にも優れており、高価格ですがコストパフォーマンスは悪くないと思います。 横糸の4Gソフトですが、私が求める横糸のポリエステルの役割は、縦糸のナチュラルのフィーリングを生かし、ポリエステル自体はあまり主張しないことです。
ナチュラルを縦横に張ると、食いつきが良すぎて、ストリング同士が絡みつく感じになってしまいます。
縦糸が大きく横にずれて、素早く戻ってほしいので、横糸にはツルツルしているポリエステルがいいのです。 縦糸のスナップバックを助長し、ストロークの飛びすぎを抑えてくれる役割としてポリエステルを使っているので、ポリエステル自体の特性よりも、縦糸の邪魔をしないポリエステルを求めています。
色々使ってみましたが、RPMブラスト125、ティモ110、エレメント125はいい感じでした。
ブラストは表面のコーティングが滑りやすくなっていて、スナップバックを助けてくれます。
ティモ110は、1.10mmという細さから縦糸との摩擦抵抗が少なくなり、やはりスナップバックを助けてくれます。
エレメントは、打球感が柔らかく、ポリエステル独特の硬さがなく、腕に優しい感じで好きです。
KEI'SチョイスプレミアⅢは、打球感、スピン、ボレーのしやすさに優れた逸品でした。
【GEEK通信】「ダブルスが楽しくなる ウイルソンの "ウルトラ105S CV" と "ウルトラ110" 」
2018/01/18
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「ダブルスが楽しくなる ウイルソンの "ウルトラ105S CV" と "ウルトラ110" 」
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テニスオフに参加した時に、ベテランの男性Aさんから声をかけていただきました。
Aさん「中居さんですよね。娘がジュニアの時にお世話になりました。」
Aさんとはどこかでお会いしたなと思っていたのですが、、、、
私「娘さんは、最近の成績はどうですか。」
Aさん「いやいや、もう子供が二人いてテニスどころじゃないですよ。」
…………なんと20年前の話でした。
当時のことも大切にするAさんはラケットも長く大切にされ、少し昔のモデルのラケットをお持ちでした。
「昔のモデルからなかなか替えられないんだよね。」という声もお聞きし、Aさんが手にしているラケットは"ウイルソンのスティーム105S"。
このラケットは「Sラケ」の最初のモデルで、ストリングパターンが16×15とかなり粗いパターンでした。
「Sラケ」は、横糸を少なくすることで、縦糸の動きを良くし、「スナップバック」というスピンがかかるストリングの動きを活性化させた画期的なラケットなのです。
そのスナップバックの効果が高く、ストリングの切断耐久性が落ちてしまうものも中にはあり、比較的ポリエステルを張るのがオススメのラケットでした。
その後、ウイルソンのラインナップの中で、プロスタッフ、バーン、ブレードには「Sタイプ」という、縦2本、横1本増やしたストリングパターン「18×16」が登場し、ストリングの耐久性も向上させたものに変化していったのです。
ただ困ったことに、「16×15」に慣れてしまったため、次のラケットに移行できないでいる方も多いのです。
Aさんもそのひとりです。
この日、私はウイルソンの試打ラケットを2本用意していました。
ウルトラ105S CV と ウルトラ110で、ウルトラ105S CVは「16×15」の幻のパターンが復活しているのです。
早速Aさんに打ってもらいました。
もうスティーム105Sに匹敵するラケットは発売されないと諦めていたAさんは気に入って下さり、質問を多く投げかけていただきました。
Aさん「このラケットの面積はいくつですか?」
私「スティームと同じ105です。」
Aさん「重さは何グラムですか?」
私「285gなのでスティームより4g軽くなります。」
Aさん「長さとフレーム厚は?」
私「27.25インチでスティームは27.5インチです。厚さは27mmでスティームより1mm厚くなります。」
Aさん「今のラケットよりもう少しヘッドが重たいといいのですが…」
私「バランス330mmなので、5mm程トップヘビーになります。」
Aさん「それで、16×15なら買うしかないですね。」
購入前提で検討するとのことでした。
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ウルトラ105S CVは、「16×15」のストリングパターンであること以上に、打球感のこだわりを感じました。
軽量、厚ラケ、オーバーサイズ(デカラケ)だともの足りないと感じる方も中にはいらっしゃいますが、このウルトラ105S CVは打ち応えのある打感で、カウンターヴェイルのおかげで余韻の変な振動がなく安心してハードヒットできました。                          *カウンターヴェイル
スピンは面白いようにかかり、アウトかなと思ったボールがベールライン際でストンと落ちる感じがします。
ただ飛び出し角度が上に出るので、相手の前衛にポーチされることがあり、慣れが必要です。
逆にスライスの伸びが良く、「ネットしたな。」と思ったボールが相手コートに入るので相手もびっくりしていました。
「ウルトラ105S CV」は、ボレーのしやすさが最大のメリットだと思います。
一瞬ストリングに喰いつき少しおいてから弾き出すので、コントロール、威力共に申し分なく、ミドルボレー、ローボレーが易しくできました。
パワーとスピンをアシストしてくれるラケットなので、少し力が無くても、「もう少しスピンをかけたい」と思っている方にドンピシャだと思います。
そして、スティーム105Sを使っている方はウルトラ105S Cvが非常にオススメです。 ウルトラ110は、270gで110平方インチのオーバーサイズ、カウンターヴェイルは入っていないスペックですが、打球感が柔らかかったです。
恐らく、スロートに採用されている「クラッシュゾーン」のおかげだと思います。
ゴムやシリコンで振動を止める機能は各メーカーで使用されていますが、縦ストリングの伸縮をさせるものはあまり無く、効果を感じやすい機能です。                       *クラッシュゾーングロメット
「ウルトラ110」の一番良いところは、ボレーの安定感+ボレーの切れ味です。
実際のゲームでも使用してみましたが、力が入りにくいバックハンドの高いボールを叩きつけたら、相手の頭上を越えていきました。(※それも、逆クロスにです。)
皆さんびっくりしていましたが、一番びっくりしたのは私でした。
270g、バランス335mm、スイングウエイト270前後のスペックで操作性能抜群です。ボレー、スマッシュなどのノーバウンドのプレーはとにかく使いやすいラケットです。
ストロークでのスピンのかかりもかなり良く、オーバーサイズ(デカラケ)、厚ラケとは思えない程安定感があります。
恐らく、ストリングパターンが16×18と粗めなこと、シャフト内側の骨のように隆起したパワーリブの効果があるのでしょう。                              *パワーリブ 軽量、厚ラケ、オーバーサイズ(デカラケ)は、34,000円から40,000円ほどの価格帯ですが、こちらのラケットは約30,000円ほどで、ユーザーにとって手に取りやすい要素の一つでもあります。
今回取り上げたラケット、気になった方はぜひ打ち比べてみてください。
【GEEK通信】「バーン100ツアーCVは突然変異ながら、進化を感じました」
2017/12/02
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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ベテランJOPランキングは、35歳から5歳刻みで85歳まであります。
大会は、AからFまでのランクがあり、
(A)全日本ベテランテニス選手権大会 
(B)関東オープンテニス選手権大会
(C)毎日テニス選手権
(D)東京オープンテニス選手権大会
(E)千葉県テニス選手権大会 
(F)川崎市民テニス選手権大会
などのグレードで1年間の獲得ポイント数の上位50人が全日本の大会に出場できます。
上位26名は本戦ストレートインでき、24名による予選で2勝した6名が本戦に上がれます。
日本各地で毎週の様に、試合が開催されており、強豪選手があまり出場しない地方大会を回って少しでもポイント獲得を狙うツワモノもいっぱいいます。
35歳から55歳までは、雨天順延になると棄権する方が多く、みなさん仕事をやりくりしながら、休みを取っているので、日程が変わると大変です。
60歳以上は仕事がひと段落して自由な時間を取れる方が増えるのか、ドロー数も多くなります。
ベテランJOPランキングの詳細はこちらをご覧ください 
日本テニス協会硬式サイト【ベテランJOPランキングページ】
「ベテランJOPポイント」とは、選手登録者に対して付与されるポイント(下記4種類)のトータルポイントで順位が決定し、(公財)日本テニス協会より公表されたランキングのことです。
ベテランA~Dグレード対象大会のポイント上位3大会
ベテランE1~E2グレード対象大会のポイント上位1大会
ベテランF1~F2グレード対象大会のポイント上位1大会
スポーツマスターズのポイント
(最大6大会の合計、公表は不定期です。)
全日本の常連の方でも、ポイント加算の為に、EランクやFランクの小さな大会に出てきますので、ランキング下位の人も大変です。
また、仮にFランクで優勝し続けたとしても、加算できる大会が1大会だけなので、ポイントを積み上げる為には、グレードを上げた大会に出場しなくてはならず、ランキングを上げるのは中々大変なのです。
今から10年前、意気揚々と45歳のベテランJOPに参戦したときのことです。
小金井公園で行われるFグレードの大会にエントリーしました。
その時に1回戦で当たったK原さんに5-8で負けたのですが、以前にも埼玉で対戦したことのある方でした。
その後、千葉トーナメントでも1回戦で当たり、同じ相手に3連敗してしまったのです。
勝ち上がって当たるのなら、まれにあると思いますが、1回戦から3度当たるというのは非常に稀なことです。
その後K原さんとは仲良くなり、テニス談義をするようになりました。 先日、10年ぶりに練習試合をやろうということになり、北区のコートに行ってきました。
なんとなんと、ファーストセットを6-2で取ってしまいました。
セカンドセットは4-6で取られ、サードセットに入ると雨が降ってきました。
2-2のところでサスペンデッドになり、今回は引き分けに終わりました。
一度も勝ったことがなかった相手にセットを取れたことは、純粋に嬉しいことでした。
10年間の間に少し成長できたのかもしれません。
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ウイルソンから新しく発売されたバーン100ツアーCVを試打してみました。
このモデルは伊藤竜馬選手モデルで、フェイス面積100平方インチ、ウエイト293g、バランス330mm、長さが27.25インチ、フレーム厚が22mmというかなりこだわりがありそうなスペックです。
第1球を打った瞬間「えっ」となりました。
かつて、ウイルソンのラケットでこんな打球感のモデルはなかったと思います。
ガットのど真ん中に穴が空いているかのような、吸い付くようなフィーリングで、非常に柔らかさを感じました。
プロモデル特有の「ガツン」とくる感触をイメージしていたので、いい意味で裏切られました。
カウンターベイルの衝撃吸収と、フレームのしなりがまったりした打球感を作っているのでしょうか。
自ずと、当たりが長くなり、手のひらで押す手応えがあり、イメージした弾道通り糸を引くように飛んで行きます。
スピン、スライスも予想した通りのかかり具合で、変にかかり過ぎることもなく、かと言ってかけ損なうこともなくいい感じです。
ボレーはエースを取るというよりも、きっちり深く滑るボールを打つといった感じで、スライス回転を多めにしてコントロールする打ち方に合っていると思います。
抜群にスピードの出るラケットではありませんが、余計なアウト、余計なネットはせず、気がつくと相手が先にミスをしてくれるようなラケットです。
名前、デザインはバーングループの一本ですが、バーン100ツアーCVは一匹オオカミ的な、他のラケットには似ていない存在感のあるラケットでした。
【GEEK通信】「プロスタッフ97CVとプロスタッフ97LCVはラケットの王道。」
2017/11/10
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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
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テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
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以前JOPの大会に出場していたIさんとのシングルスマッチを先日行ってきました。
前回の対戦は0-6という結果でした。
Iさん「試合が近いので、セミアドで、セットオールの時は10ポイントタイブレークでやりたいのですが。」
私「試合の予定はないので、そのルールで大丈夫です。」
今回の対戦にあたり、秘密兵器を仕込みました。
ウイルソン 『プロスタッフ 97 CV』と『プロスタッフ 97 L CV』の2機種です。
プロスタッフはコナーズの頃から使っており、大好きなラケットなのです。
コナーズ?と言う方の疑問にお答えします。
初代プロスタッフミッド85は、ジミー・コナーズがスチールラケットのT-2000からカーボンラケットへの移行を考え、ウイルソンとともに開発したラケットで、実際コナーズも黒塗りのプロスタッフミッド85を試合で使用していましたが、実際には使うことはありませんでした。
その後ウイルソンからエスチューサに契約変更があり、なんとカーボンそれも中厚のラケットを使いびっくりさせられました。
プロスタッフミッド85は、完成されたラケットとの評価が高く、当時コナーズと付き合っていたクリスエバートやエドバーグが使い、サンプラス、クーリエといった世界ランキング1位になった選手から愛されていました。
カウンターヴェイルを採用する前のプロスタッフ97は、私もマイラケットとして使用していました。 打球感が気持ちいいのと、パンチの効いたボレーが打てるので気に入っていましたが、肘を痛めてしまい使用を止めていました。
カウンターヴェイルが入った新作を試打してみると、気持ちいい打球感はそのままに、嫌な振動だけを取り除いている感じでした。
これならば、肘の負担を気にせず使えます。
ボールのノリ感が増しており、フラット系のストロークに伸びを感じ、デルポトロ選手のイメージで打てました。 カウンターヴェイルが入ることで完成形になった気がします。
先日、あるお客様からお電話をいただきました。 「プロスタッフ 97 CVを買ったんだけど」から始まり、「凄くいいね」とお褒めのお電話をいただきました。
その後の内容を要約すると、
・プロスタッフシリーズは全部使ったけども97CVが一番いい
・振動がないだけではなく打球感がいい
・スピンスライスのコントロールがしやすい
・ボレーのタッチがよくキレもある
・サービスの威力かあり、キープ率が上がった

「2本目買うときはまたお願いします」と電話は終わり、このラケットの良さを伝えるため、わざわざご連絡をいただいた嬉しいお電話でした。 テニスラケットに相当なこだわりを持つK兄弟の弟さんは、大のフェデラーファンでプロスタッフ好きなのですが、340gは重たすぎて使えないとのこと。
そこで、同じ真っ黒デザインのプロスタッフ97LSをまずは購入しました。
しかし、スピンエフェクト(18×16のストリングパターン)がどうしてもプレースタイルに合わず諦めることになりました。
しかし!この秋に、290gでカラーがブラックのプロスタッフ 97 L CVが発売されました。
K君は、相当真っ黒のプロスタッフにこだわっていましたので、このラケットの発売が気にならない訳がないですね!
プロスタッフ 97 L CVが登場したことで、選択肢がより広がったと思います。
プロスタッフ 97 L CVを打った感触は、プロスタッフ 97 CVに比べ少し硬く感じました。
ただカウンターヴェイルを使用しているので、振動の余韻は少なく、歯切れの良さが増した感じです。
本来、ウエイトを軽くすると打ち負け感が出てきますが、フレーム厚を23mm(プロスタッフ97CVは21.5mm)にしてあるので、打ち負ける感じは受けませんでした。
290gというウエイトの操作性の良さで、サイドに振られてもしっかり振り抜けて、ストレートにもクロスにも逆襲できます。
315gは重たいなと思っていた方は、プロスタッフ 97 L CVをお勧めします。
熱烈ファンの方もそうでない方も、素晴らしいラケットに仕上がっていますので、ぜひ検討してみてください。
特別にスピンがかかることもなく、特別にパワーがあるわけでもなく、自分の打った分だけ飛ぶという感じです。
それって意外といいことではないでしょうか。 そうそう、Iさんとの試合の結果は…
第1セットは、プロスタッフ97CVで6-3、
第2セットは、プロスタッフ97LCVで6-2と
快勝しました。
やっぱりプロスタッフはいいラケットです。
基本に立ち返って、テニスの王道をいっている感じがします。