オンラインショップでは3,980円以上ご購入で「送料無料」です。

新着記事
アーカイブ

店舗情報

【SALE】Mizunoウェーブエクシードシリーズ、ネットで販売中!
2020/11/14
皆さん、こんにちは!

この度、オンラインでミズノの人気モデル「ウェーブエクシード」シリーズをSALE価格で販売中!

ウェーブエクシードは軽量ながらしっかりとしたサポート感のあるシューズです!

ぜひご覧ください!

オンラインショップ「ミズノシューズ」は『こちら』です。
 
SHB65Z2KM サイズが入荷しました。
2020/11/10
新宿店の山口です。

桃田選手も着用の大人気シューズ「SHB65Z2KM」。欠品していましたサイズが入荷しました。
人気商品の為、お買い求めはお早めにお願いします。

ウインザー価格:¥12,870(税込み)

皆様のご来店をお待ちしています。
11/5(木)はポイント5倍day♪♪
2020/11/04
こんにちは!
立川店の佐々木です。
11/5(木)はポイント5倍day♪
YONEX新商品バドミントンシューズ
桃田賢斗選手モデル
『パワークッション 65 Z2』も
ご購入された場合はポイント
5倍で付与されます!

また今回のシューズには
サインプリント入りの
ケースも付いております♪

店頭にて商品をご覧いただき、
試し履きもできますので
ご来店お待ちしております!
11月開催予定イベント♪♪
2020/11/04
こんにちは!立川店の佐々木です♪

月が替わって11月開催予定の
イベントをご案内!
①立川店開催!
『無料足型計測会』
11/20(金)~11/22(日)


②『せいせきバーゲン』開催決定!!
11/28(土) 10:00~19:00
11/29(日) 10:00~16:00


※バーゲンのご入場は事前予約制となります。
11/9(月) 12:00より予約開始予定(WEB予約のみ)。

バーゲンの詳細はウインザーテニスバーゲン
特設ページからご覧ください!

https://www.windsorracket.co.jp/site/bargain2020fw/index.html
バボラ『ピュアドライブ』と合わせるのもいいですよ♪♪
2020/10/27
こんにちは!
立川店の佐々木です。

10月も今週で最後で
2020年も残り2ヵ月と
なります!
営業再開後はご来店いただいた
お客様にも感染症拡大防止対策
(アルコール消毒・マスク着用)に
ご理解とご協力をいただき、
今日まで営業できております。
感謝申し上げます。


さて9月に発売されましたバボラ
硬式ラケット『ピュアドライブ』と
同じカラーリングのデザインの
テニスシューズが発売されました!
『PROPULSE FURY(プロパルス フューリー)』!
ウインザー販売価格 ¥13,112(税込)

バボラでは長年発売されている
『プロパルス』シリーズになりますが、
『ピュアドライブ』と同じカラーリングの
デザインで発売されたのはめずらしいです!!

ラケットと合わせて購入されるのも
良いかもしれませんね♪♪

たくさんのご来店お待ちしております!
YONEX ガンバレ!バドミントン!応援キャンペーン
2020/10/24
新宿店の富澤です♪
本日より急遽ヨネックス ガンバレ!バドミントン応援キャンペーンが開催となりました(^▽^)/
税込¥20.900以上のヨネックスのバドミントンラケットを、ご購入で嬉しいプレゼントが先着or抽選でもらえます☆
※専用WEBページからレシート画像及び必要事項を登録していただいた方に先着でエアロセンサ700をプレゼント
 更に抽選でA~C賞をプレゼント
無料足形計測会秋のGO TOショッピングキャンペーンも行っていますので、是非このお得なイベント盛りだくさんな機会をご利用ください(* ´艸`)
皆様のご来店をスタッフ一同、お待ちしております<(_ _)>
本日10/23~10/25の特別な3日間
2020/10/23
新宿店の富澤です! 10/23~10/25は無料足型計測会を行っています☆お一人様5分程で足型計測が可能です☆計測をして自分に合うシューズを見つけましょう! ※計測のみも承れます
さらに10/23~10/25の3日間はラケット・シューズが店頭価格から更にお買い得価格に!!Σ(・ω・ノ)ノ!
是非、この特別な3日間ウインザー新宿店へご来店ください(o^―^o)ニコ
スタッフ一同、心よりお待ちしております<(_ _)>

 
『10・11月はキャンペーンが盛り沢山♪』
2020/10/20
こんにちは!
立川店の佐々木です。

現在、ウインザーでは『秋のGo To
ショッピング』が開催中で
今週末の23(金)~25日(日)の
3日間はラケット・シューズが
更にお買い得になります!

最終日の25日(日)は
「ポイント5倍」と盛り沢山に
なっております♪♪
ご来店お待ちしております!
その他にも各メーカーから
キャンペーンが実施されて
おりますのでご紹介!


①『ルコック プレゼントフェア』
期間 10/17(土)~11/1(土)
キャンペーン期間中にルコックの
商品を8,000円(税込)ご購入いただくと
オリジナルエコバッグをプレゼント!



②『シフィオンテク選手(女子シングルス)
フレンチオープン優勝記念キャンペーン』
期間 ~11/30(月)まで

シフィオンテク選手が使用しております
プリンス『ツアー 100(290g)』を
ご購入いただくとグリップテープ
(OG113 SUPER TACK PRO 3本入り)を
プレゼント!


各キャンペーンを一緒にご利用いただくと
よりお買い得感も増しますので
ぜひご利用ください♪♪
プリンスからシューズインソールが登場!
2020/10/13
立川店の佐々木です♪

今日はシューズインソールの
新商品が入荷いたしました!
詳しい内容は近日中にアップしますので
商品の写真をまずはご覧ください♪

プリンスのテニスシューズ『WIDE LITE』
シリーズに標準装備されている高性能
インソールになります!

『ARCH SUPPORTER 3.0』

ウインザー価格 3,300円(税込)
足形計測会を開催します。
2020/10/12
新宿店の山口です。 10月23日~10月25日の3日間で、足形計測会を開催いたします。 デジタル機器を使用しての計測になります。計測をしたデータを印刷を、それをお客様にお渡しいたします。 その結果をもとにお客様にあったシューズ、インソールなどをご案内いたします。 無料で計測いたしますので、ご興味がある方は是非、ウインザー新宿店地下フロアまでお越しください。 ※感染症対策として、消毒を行いながら計測いたします。 ご来店お待ちしています。
【イベント】足形計測会開催します!!
2020/10/12

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今週末16~18日に、藤沢店では

「足形計測会」
 を開催します!

 
約5分ほどで、足のサイズはもちろん、様々な計測ができ、

足に合ったシューズをご案内致します。

貴重な機会ですので、ぜひ、ご来店ください。

ご予約も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

藤沢店TEL:0466-22-5156

【GEEK通信】【アシックス】「ゲルレゾリューション8を買わない理由が見つからない。」
2019/12/13
-----------------------
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。

-----------------------
「アシックス ゲルレゾリューション8を買わない理由が見つからない。」
トーマス・エンクビスト氏を知っている方はあまり多くはないかもしれませんが、アシックスシューズを語る上で大変重要なプレーヤーでした。
1990年代に活躍したスウェーデンの選手で、全豪オープン準優勝、シングルス最高ランキング4位の実績があり、錦織選手と丁度同じくらいの成績を収めています。
アシックスはこの当時、テニス選手との契約は少なくエンクビスト氏がアシックスの看板選手でした。
その時に発売したのが「ゲルエンクイスト」です。 「エンクビスト」ではなく「エンクイスト」だったのは、ヨーロッパの選手の呼び名をカタカナにしたときに発音の聞き取り方でよく起こるパターンです。
ボルグ→ボリー/エドバーグ→エドベリ/ワウリンカ→バブリンカ/ビランデル→ビランダー などなど数え上げるときりが無いほどです。
「ゲルエンクイスト」は、190cmのエンクビストのフットワークに耐えるよう、幅はややタイトでソールも硬めで、アッパーもがっしりしたハードな作りのシューズでした。
今思うと、その後発売された「ゲルレゾリューション」の原型になったのではないでしょうか。
私も2007年に発売になったゲルレゾリューションに感銘を受けゲルレゾリューション7まで契約選手でもないのに、履き続けました。
挙げ句の果てには、ウエア、キャップ、ソックス、リストバンドまでアシックスで揃える徹底ぶりで、モンフィス選手に引けを取りません。
そんな自主契約選手にも、アシックスを履けなくなる事態が起こってしまいました。
ゲルレゾリューション7で足が痛くなってしまったのです。
10数年アシックスを履き続け、ソリューションスピードでも、オムニテレインでも快適に履けて、足に合わなかったことは一度もありませんでした。ゲルレゾリューション7でプレーをした後に痛みがあっても、まったく疑うことなく履き続けました。
自分の足の骨格が変化していることに気が付かなかったことと、アシックスのシューズがすべて自分の足に合っていると誤認していたことが原因でした。
小指側の骨の部位が腫れてる状態で、内反小趾という症状です。
一度この症状になっていまうと、何を履いても痛みが出てしまい、幅広4Eのシューズしか履けなくなってしまいました。
その後は徐々に回復してきてはいましたが、シューズによっては同じ部位に痛みが出る状態でした。
それから数ヶ月経ち、アシックスの新作シューズ発表会に出席し、早稲田大学のコートにお邪魔することになりました。 ゲルレゾリューション8が発売となり、今までなら「早く履きたい」とワクワクして会場入りしたのですが、今回は痛くなったらどうしようという不安が先にたちました。
万が一痛くなったら、インソールをすぐに取り替えようと思ってシダスのインソールを準備して行きました。
シダスのインソールはアーチをサポートしてくれるので、足のサイドへの負担を軽減してくれるのです。
試履きの前に、アシックススタッフから商品説明を受けました。
新機能の「ダイナラップ(DYNAWRAP)」が気になりました。 シューレースを締めると同時に、親指側と小指側のパッドがホールド感を高める機能なのですが、自分にとっては小指側はそっとしておいて欲しい箇所なのです。
説明が終わり、質疑応答になった瞬間手を上げていました。
「ウインザーの中居と申します。ダイナラップについてなのですが、シューズ内側のパッドが締め付けることで小指側が痛くなることはないでしょうか」 完全に自分本意の質問をしてしまいました。
柔らかいパッドなので、痛くなることは無いとの解答をいただきました。
不安は少し和らぎましたが、テニスコートで実際にプレーしてみるまで安心はできません。
佐藤文平プロと綿貫陽介プロの指導の元、シューズの機能を味わうのですが、プロもシューズの機能を引き出すために、ギリギリ届くような球出しでスライドやクロスステップを指導してくださりハードなフットワークメニューとなりました。 約2時間プレーしたのですが、まったく痛みはありませんでした。
ゲルレゾリューション7はアッパーの素材を強固にしアウトサイドへの逃げを防いでいましたが、
ゲルレゾリューション8は、柔らかいアッパー素材に変更しダイナラップでサイドの補強・安定を図っていたので、小指側の痛みはまったくありませんでした。 特に小指側は痛みの箇所の手前を締めるため、逆に痛みのある部位はフリーになっている感覚がありました。足裏全体に隙間なくシューズ自体が吸い付いている感覚で、左右に振られてストップした時もシューズと足が一体化していてロスなく切り返すことができました。
綿貫陽介プロはこう言ってました。
「選手になって、両足首のサポーターは必ずしていましたが、アシックスを履くようになってから、サポーターは要らなくなりました。」
サポーターをしている選手のほとんどは、予防として付けているのですが綿貫陽介プロは不安が払拭されたことでサポーターを付けなくなったのでした。
今回はハードコートでしたので、オールコート用でプレーしましたが、いつもプレーしているのはオムニコートですので、ゲルレゾリューション8OCのソールが気になりました。 また、前作のゲルレゾリューション7 OCから、あの伝説のオムニテレインのソールパターンが一部採用されています。
ベテランテニスの上級者の間では、オムニテレインを履いていないと試合で勝てないと噂が立つほど、完璧なソールでした。
ドットパターンのソールなのですが、切り株が斜めになっており一歩目のスタートは切り株がコートに刺さり、スタートダッシュが決まり、最後の一歩は滑るように滑らかで、逆をつかれた時に踏ん張ると大きい3つの円形スタッドがコートを噛み、ストップできる優れものでした。 価格も据え置きで、買わない選択肢はもはやないと感じました。
これでまた自主契約選手としてプレーできそうです。
【GEEK通信】【プリンス】「ツアープロライト Ⅴで快適テニスを。」
2019/11/28
-----------------------
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
-----------------------

テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている 中居が担当いたします。
-------------------------------
【プリンス】「ツアープロライト Ⅴで快適テニスを。」
人間の足は複雑です。右と左で長さが異なるのは当たり前。私自身も足長が5mm違い、幅も2Eと3Eです。
流石に左右違うシューズを履くわけにもいかず、大きい方の足に合わせてサイズを選んでいます。
あるメーカーのシューズが好きで長い期間履いていましたが、ある日突然足に痛みを感じました。
小指側の骨が赤く腫れています。
内反小趾という症状で、幅の狭いシューズを履くと痛みが出るようです。
足の骨格は変わってくるものなのですね。
なるべく痛みを感じないシューズを探して色々と試履きをしてみると、プリンスの【ワイドライトⅢ】が痛くなく、ウィズが4E相当あるのにもかかわらずかかとから足首回りのフィット感が良かったので迷わず購入しました。 =============
*ワイドライト Ⅲ AC
メーカー希望小売価格: ¥14,850(税込)
→ウインザー価格:¥11,880(税込)
※上画像はオールコート用ですが同カラーでオムニクレーコート用も展開
=============
軽量でありながら安定感もあり、気に入って使っていたのですが3ヶ月程でアッパーに穴が空いてしまいました。
原因は、実際の足の幅、甲の高さより一回り大きなシューズを履いたことで前足部の屈曲時に必要以上にアッパーに大きなシワができてしまい、その箇所から穴が空いてしまったのです。
それでもワイドシューズのおかげで内反小趾の痛みも無くなってきたので、気になっていた【ツアープロZ Ⅳ】に履き替えることにしました。
こちらのシューズは、ハムストリングの動きを活性化する機能を搭載した最新のモデルで、見違えるようなフットワークを可能にしてくれました。 ただ、幅が狭かったので内反小趾の痛みが再発してしまいました。(2E相当) =============
*ツアープロ ゼットⅣ AC
メーカー希望小売価格: ¥15,950(税込)
→ウインザー価格:¥12,760(税込)
※上画像はオールコート用ですが同カラーでオムニクレーコート用も展開
=============
そこで、幅が3E相当の【ツアープロライトⅤ】を試してみることにしました。
足を入れてみると柔らかい当たりで全体を隙間なく締め付ける感覚ですが、痛いところはまったくなく丁度良い幅のようです。
アッパー素材がすべてメッシュなので部分的に硬くなる部位もなく気持ち良いフィット感になっています。 =============
*ツアープロ ライトⅤ AC
メーカー希望小売価格: ¥15,950(税込)
→ウインザー価格:¥12,760(税込)
※上画像はオールコート用ですが同カラーでオムニクレーコート用も展開
=============
いつものようにシューレースをしっかり締めて10分くらいプレーしていると、足の裏が少し痛くなっていきました。
こちらに関してはシューズのフィット感が良すぎて、血流が止まって少し痺れてしまったようです。
シューズをよく見てみるとシューレースホールが多いのと「平紐」が使われていました。紐を緩めてプレーすると、なんの問題もなく快適でした。
紐の種類は、丸紐、平紐、丸平紐(オーバル)がございます。
丸紐は通しやすいが結びが解けやすい特徴があり、平紐は通しづらいが結びが解けづらい特徴があり、その中間の特徴を持つ丸平紐が最近の主流になっています。
予備に付いている紺色のシューレースに取り替えたのですが、なんと172cmもあり、予備の穴を通すヒールロックをしやすくしています。
4時間プレーをして感じたのは前への動きの素早さと横の動きの安定性です。
アッパーがオールメッシュの場合、サポート力が足りなかったり、サイドへの固定力が足りなかったりするのですが、ツアープロライトⅤはオールメッシュながら、軽量で蒸れないプラスポイントはあっても、マイナスポイントは見当たりませんでした。
シューズが足に合うor合わないは、ラケットが合うor合わないよりもテニスの調子の良し悪しに大きく影響するかもしれません。
私は、2E、3E、4Eをすべて履いてベストを見つけ出しましたがお金と時間がかかってしまいました。
お金と時間をかけずご自身に合ったシューズを見つけ出す手段の一つに、【実際に計測してみること】をオススメ致します。
ウインザーでは足型計測器を使って足長やウィズを計測しています。まずは自分の足の特徴を把握してからシューズを選んでみてはいかがでしょうか。 お金と時間の無駄遣いを防げます。
そしてシューズと同じくらい大事なのが「インソール」です。
フランス生まれのシダスインソールは、足の形状を整えることで骨格のバランスや筋肉の使い方を改善しケガを防ぐ効果があるのでパフォーマンスを向上させてくれます。
12/1(日)にウインザーラケットショップ池袋店にてシダスの専門家を招き、足型計測会を開催しますのでぜひ参加をお待ちしております。
【GEEK通信】「プリンスツアープロ Z Ⅳを試履きもせずに購入を決めました」
2019/03/06
-----------------------
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
-----------------------

テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている 中居が担当いたします。
-------------------------------
「プリンスツアープロ Z Ⅳを試履きもせずに購入を決めました」
先日ハムストリング(ふとももの裏側)の肉離れ起こしてしまいました。
整体の先生曰く「骨盤の歪みが原因」とのことでした。
先生に言われたストレッチを日々行い、テニスの時はふとももにバンテージを巻いてプレーしているのですが、不安感は付きまといます。
そんな時に気になるシューズが発売されました。
プリンスのツアープロ Z Ⅳです。

こちらのシューズの謳い文句が、骨盤が立ちハムストリングを効率よく使えることでした。
最近足の怪我が多く、内反小趾(ないはんしょうし)の痛み、膝の打撲からくる慢性的な痛み、今回の肉離れと常にどこかが痛い状態でした。
そこで、幅広で軽量のプリンスのワイドライトを使用してみると痛みも和らぎ、シューズからくるストレスは無くなりました。
ただ、元気になり動きが良くなってくると、本来2E~3Eのウィズですので、シューズの中で足が遊んでしまうことが気になるようになってきました。
ツアープロ Z Ⅳの「屈曲ポイントを後ろにする事で、骨盤が立ち、ハムストリングのパフォーマンスをアップしてくれるシューズ」と言うセールスポイントを見た時に、これだと閃きました。
グローブライド(プリンス)の営業担当者や、開発担当者、テニス雑誌のライターに色々伺ってみると、良いシューズだということがわかるとともに、選手向けに作っているので、ある程度重さや、ガッシリとしたホールド感があるのもわかってきました。
「ハムストリングの肉離れが直るわけではない」
「若者向けなので、履きこなせないのではないか」
「幅がタイトなので、無理なのでは」
と言った懸案事項もありましたが、今回は自己責任で試履きもせずに購入しました。
箱を開けると、白いテニスシューズが。
早速、翌日のテニスに備えて足を入れてみました。
「おーっ、なんという絞め付け感!」
どこが絞め付けられたかと申しますと、甲から指の付け根辺りです。(あえて「締め」ではなく、「絞め」と表現したくなるくらい)
骨盤が立って、ハムストリングを活用できるようにするために、シューズの屈曲ポイントを後ろにスライドさせているのですが、アウトソールだけ溝を掘ってもダメなのです。
シューズが足と一体化しないと屈曲ポイントは変わらないのです。
そのために足裏の屈曲ポイントの対角線上を足裏に向けて押さえつけた構造になっているようです。(推測)
実際に、テニス仲間で4時間ダブルスの試合をしたのですが、数日前は2勝5敗だったのですが、この日はショットが好調で6勝1敗と大きく勝ち越しました。
ショットが好調な理由はシューズの影響もあると感じました。
1試合終わって気になった事がひとつありました。
普段なら気にならない程度のかかとの浮きが、あまりにもフィット感が良いのでほんのちょっとの浮きが気になりました。
そこで、下記画像のようにヒールロックと呼ばれる結び方をしてみたところ、素晴らしいフィット感になりました。 ヒールロックと呼ばれる結び方とは、上部2つのシューホールに紐を通して熊の耳みたいにし、最後にその間に紐を通すとかかとから足首にかけてしっかりとホールドされるのです。
足とシューズが一体化し、もはやシューズを履いていると言う感覚ではなく、体の一部になったように感じます。
過去経験したことが無い異次元のホールド感です。
私はこれまでオーダーメイドでシューズを作った経験は無いのですが、きっとこのような感触なのではないでしょうか。
プレーへの影響としては、体の重心がシューズのセンター付近になり、体幹が安定し、回転軸がぶれなくなります。
今まで履いてきたシューズは、母指球から前に体重が乗る感覚で前方向には行き易いのですが、その場で回転する動きには不安定なところがありました。
足とシューズが一体化したことで、一歩目の踏み出しが速くなり、横に振られてストップした際の体勢の乱れが少なくなりました。
また、サービスからのファーストボレー時の下半身の安定と下がりながらのスマッシュの打ち易さを実感することができました。

4時間のテニスが終わった後、そのままのテニスシューズで帰宅していることがあるのですが、ツアープロ Z Ⅳは紐を緩めても開放感が無く、ずっと絞め付けてくるので、辛くなってきました。
これがテニスライター松尾高司氏がコメントする『悪魔のZ』かとふと感じました。
***************
■プリンスマンスリーコラム(対戦相手がこれを履いていたらヤバいと思え。
白いハイエンドモデル【TOUR PRO Z IV】は「悪魔のZ」!)
https://princetennis.jp/archives/column/column_tourproz4
***************
普段はインソールを高機能なものに入れ替えるのですが、ツアープロ Z Ⅳの純正のインソールはシューズの機能を高めるために少し厚めで、適度な硬さに調整してあるので、個人的に純正のままで使用しました。
ここまで完璧に仕上げたシューズですから、メーカー希望小売価格が¥15,660(税込)と高額ですが、プレーパフォーマンスが上がるのであれば決して高くはないと思います。
もし、1万円を切って手に入れることができれば、オールコートとオムニクレーの2足を揃えることをオススメしたいと思います。
(※2/27(水)~5/6(月・祝)の期間プリンス体感キャンペーンで価格となっています)
************
■【プリンス】2/27(水)発売!ツアープロ Z Ⅳが登場!「体感」キャンペーンを開催♪
http://www.windsorracket.co.jp/news/?no=3024&c=02
************
最後に、テニスシューズは個々のプレーヤーのパフォーマンスによって性能差も異なることがもちろんございます。そこで必要な考えとして、ご自身のスタイルに適したパフォーマンスのシューズを選ぶことが大切です。
ぜひ皆さんも、ご自身に合ったシューズを探してみませんか。
【GEEK通信】「アディダス ソールコートブースト マルチコートは新しい時代を予感させる高機能シューズです」
2019/01/10
-----------------------
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
-----------------------

テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
-------------------------------
明けましておめでとうございます。
今年もギーク通信をよろしくお願いします。
「アディダス ソールコートブースト マルチコートは新しい時代を予感させる高機能シューズです」
平成の次の年号は果たして何でしょうか。
漢字2文字だとすると、「明星」(みょうじょう)はどうでしょうか。
平成のように素敵な時代になってほしいですね。
そんな平成30年間はどっぷりテニスをやっていたわけですが、記憶に残っているラケット、シューズなど平成の名品をご紹介しようと思います。
まずラケットは、ヨネックスRDTI70で「赤ラケ」の愛称で大ヒットしました。フェース面積が88、98、108の3種類あって、 スリチャパン氏が使っていました。
現在のVコアプロに受け継がれています。 驚いたラケットはウイルソントライアド3.0でした。
平成生まれの画期的機能として、ローラーシステム(ガットを張る穴が滑車になっている)とトライアドテクノロジー(ヘッドとグリップを2ピースで作り、衝撃吸収素材アイソゾーブを挟み込んだ製法)があります。
その2つの機能を合体したラケットがトライアド3.0だったのです。
現在もトライアドテクノロジーは、3.0J 118に搭載されています。 個人的に平成を代表するシューズは、アディダスのアディバリケードとアシックスのゲルレゾリューションです。
スニーカーのようなテニスシューズを、高機能のシューズに変えたのがこれら2つのモデルでした。
アシックスはハード/オムニ/クレーはそれぞれ専用が必要と唱え、アディダスは1足で全てを可能にするソールを開発し別々に進化しています。
アシックスはレゾリューション7が発売されており、おそらく8・9と続いていくのではないでしょうか。
アディダスはバリケード2018で10作以上20年続いたバリケードに終止符を打ちます。
終止符を打つ理由の一つに、さらに進化したシューズを開発したからです。 「ソールコートブーストマルチコート」
最大の特徴は、ミッドソールに使用されている
「BOOST & EVA combination midsole」です。 ブーストは2016年にランニングシューズに採用され大ヒットした軽量、高反発素材で、跳ねるような推進力が生まれ、軽快にタイムを縮めることができる画期的なシューズでした。
以前にテニスシューズにも採用されたことがあるのですが、ランニングとテニスの動きの違いがありなかなか定着しませんでした。
ランニングは前に走る動きがほとんどですが、テニスは横の動きに加えストップする動作もあり、 シューズに求める機能はストップ&ダッシュ時の安定感に、外に荷重したときのがっしり感です。
以前のブーストにはこの機能が不足していました。
今回のソールコートブーストマルチコートには、サイドにキットカット程の出っ張りがあります。
(3D TORSION BAR) さらに、そのバーからかかとを一周するスタビライザーが覆っています。(360TPU CHASIS)
横方向への安定感が格段に向上しています。 前足部をシューキャップ(RPU ABRATION PROTECTION)という耐久性のある素材で2重で覆うことで、安定感と耐久性を向上させました。
シューレースのスタート部分も覆ってしまっているので、もし交換するとなると難しい作業になりそうです。 立体的に成型されたヒールユニットの効果で足首回りのフィット感がよく、シューズと一体感があります。(3D MOLDED HEEL UNIT) ハードコートのスライド性とオムニコートでのグリップ力を極めたマルチコートソールを採用し、一足で全てのコートを対応できます。
以上を踏まえ、オムニコートで試履きしてみました。
幅がE相当となっていたので3Eの自分としては細いのが不安でしたが、ゆったりとしているように感じました。
足首周りや土踏まずはぴったりしていますが、前足部は余裕があり指先の隙間から少し大きめの作りかなという印象を受けました。 バリケードと比較すると、屈曲性も良く(柔らかく)、一般のプレーヤーでも十分に履きこなせる設計になっています。
一歩目のスタートがスムーズで、ブーストの反発力のお陰でドロップショットも難なく拾えます。
サイドに振られたときもしっかりとストップすることができ、センターへの戻りも速くなるように感じました。
アウトソールとミッドソール(ブースト)の融合に、スタビライザー効果のあるアッパーユニットが安定感を確保し、安心感のあるシューズに仕上がっています。
新しい時代のシューズが現れました。 こちらのシューズを試してみてください。
【GEEK通信】「アディダスのマルチコート用シューズ徹底検証」
2018/09/20
-----------------------
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
-----------------------

テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
-------------------------------                    *ギーク通信のファンの方からTシャツをプレゼントしていただきました
「アディダスのマルチコート用シューズ徹底検証」
テニスコートはハードコート、オムニコート(砂入り人工芝)、クレーコートに分類されます。
それぞれのサーフェスに合うように、ハード用、オムニクレー用が発売されていますが、一足で済ませたい方向けにオールコート用が発売されています。
ただ、オールコート用がパーフェクトに対応できるかというと、ハードコートにもオムニコートにもやや中途半端な感じになってしまうのです。
ハードコートはシューズの着地で摩擦が大きく、急激にストップしてしまうと、足首、膝などにかなり負担がきてしまいます。
そこでソールパターンを、溝の少ないブロック状や粗めのヘリンボーンを採用しています。
かたや、オムニコートとクレーコートは、表面が砂や土ですので、非常に滑りやすい状態のため、ソールはグリップ力のある柔らかいドットパターンとヘリンボーンを組み合わせたソールを採用します。
オールコート用はどちらかというとハードコートに最適で、オムニコートでは、少し滑りやすいのを我慢して履いているという感じです。
テニスを競技としてやっている方は、ハードコート用とオムニクレーコート用を履き分けるのが一般的です。足元がおぼつかなければ試合に勝つことはできません。
そのようなシューズの世界に、新しい風を吹き込んでくるシューズがアディダスから発売されました。
「ウーバーソニック3 MULTICOURT」です。            *カラー:ランニングホワイト×レジェンドインクF17×ショックイエローF18 F36721                 *カラー:マットシルバー×コアブラック×フラッシュレッドS15 F36722
名前にもなっているマルチコートとは、ハードコートもオムニクレーコートも専用シューズのように履けることを意味します。
ということで、早速試履きしてみました。足を通してみると今までにないフィット感で、びっくりしました。
シューズのアッパーに大きく入っているラインやブランドロゴは、足をサポートし、動きをスムーズにする目的で使用されていて、決してデザインではありません。
と、このシューズを履くまでは思っていました。
もはやラインやブランドロゴで補強する時代は終わったようです。
このシューズのアッパーに使用されているダイニーマは、鉄の8倍の強度がありながら、水に浮くほどの軽量の超高強度スーパー繊維なのです。
もはや3本ラインはデザインとなっています。 私ごとで申し訳ありませんが、内反小趾(小指側の骨の痛み)に悩んでいて、シューズのラインやブランドロゴの縫い目が当たるとものすごく痛いのです。
こちらのウーバーソニック3は、縫い目のないメッシュアッパーに足首周りがソックスのような一体構造になっており、無理なく足全体をサポートします。
地下足袋を履いているような感覚に近いフィーリングでありながら、左右の動きに対して足が外に流れないようにしっかりブロックしてくれます。
シューズ内部のかかとの内側に柔らかい素材の膨らみがあり、初めて足を通したときは違和感がありましたが、動き出してみると、足首周りのブーツタイプのフィット感とかかとの膨らみの抑え感が一致してサポーターを履いているような気持ち良さに変わりました。
肝心のソールは、オムニコートでシングルスで試しました。
左右に振られて戻るとき、サービス&ボレーの一歩目の踏み出しは、オムニコート専用と比較してグリップ力はほとんど差はなく、ドロップショットの処理に関しては今履いているオムニコート専用より良かった感じがします。
足とシューズがピッタリフィットしているので、動き出しにロスが生まれることなくスタートを切ることができます。
適度なスライドがあり、急激にストップしてしまう砂のない場所でも怖さはありませんでした。
マルチコート用ソールは、オムニコートではほぼ満点の出来でした。 新大久保の屋上にあるハードコートでも履いてみました。
球足の速いつるっとした硬めのコンクリ系のコートです。
心配していた止まり過ぎはなく、快適にプレーできました。
左右に振られたときの、最後の一歩がスライドしてくれて、適度に止まってくれます。
一歩目の蹴り出しもスムーズで、ネットプレーも安心でした。
ここのコートは硬めのコンクリ系なので、2時間のプレーでも足への衝撃が大きく、膝や太ももに疲労が蓄積されます。
ウーバーソニック3に搭載されているミッドソールのクッション性とかかとの補強として採用された(スプリントフレーム搭載)がかかとの安定性を保ち、膝、太ももの疲労感を軽減してくれます。
ハードコートでも満点の結果でした。 アディダスの担当者に疑問に思っていることをぶつけてみました。
私「なぜオムニコートで滑らない柔らかいソールなのに、ハードコートで止まり過ぎないのですか。」
担当者「マルチコート用のソールに使われているadiwear6というアウトソールが柔らかくて耐久性に優れるゴムなのです。」 私「adiwear6はウーバーソニック2にも使われていたと思うのですが」
担当者「企業秘密なのですが、ゴムの配合率を変えて改良しているのです。」
私「そうだったんですね。ヘリンボーンパターンの山形に尖ったソールはハードコートでは減るのが早いのではありませんか。」
担当者「いい質問ですね。実は今回のソールは柔らかいのに減らない素材の開発に成功したことで、マルチコートが実現したのです。」 私「なぜ減らないのですか。」
担当者「例えば、消しゴムはこすると消しカスが出ますよね。あれは削れてるのではなく、ゴムがちぎれているのです。マルチコートソールは弾力性があってちぎれにくいのです。」
私「納得です。」
ハードもオムニもクレーも一足のシューズで対応できるメリットは大きいです。
どうしても気に入ったシューズと、そうではないシューズが出てきます。
履き込むことで足に馴染んでくることもよくあります。 馴染んだシューズでいつでもできる安心感はメリットです。
また、ハードとオムニどちらも使用する場合や行くまでどっちかわからない。
ハードだと思ったら、オムニだった。
そのような時は、一足ですべて賄えるので完全にメリットしかありません。
今後のアディダスのシューズは、ガッチリバリケードタイプにするか、ソフトフィットのウーバーソニックにするか決めるだけで、ソールに悩むことはなくなりそうです。
【GEEK通信】「アシックス ソリューションスピードFFを分析」
2018/08/09
-----------------------
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
-----------------------

テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
-------------------------------
「アシックス ソリューションスピードFFを分析」
いつからだろう、アシックスのシューズにアシックスのウエアしか着用しなくなったのは。
シューズに関しては、ゲルレゾリューションが発売された時にはすでに履いていたので、現在のレゾリューション7までざっと10年は履いていることになります。
ウエアに関してはここ数年ですが、モンフィス、ゴファンを追っかけています。 ハードコート専用のトップシード、クレーコート専用のアドバンテージ、オムニコート専用のオムニテレインはシューズの機能性に優れ、白のアッパーに紺のラインでシンプルなデザインでした。
ゲルレゾリューションは、上記の専用シューズの機能性を生かしながら、デザイン性にもこだわり、白基調が多かったテニスシューズのイメージを大きく変えたモデルと言っても過言ではないでしょう。
そして次に発売されたのがゲルソリューションスピードです。
ガッチリとして横方向の安定性を極めたレゾリューションに対して、軽量で前方向への機動力を高めたのがソリューションスピードでした。
一歩目の踏み出しが早く、軽快なフットワークが可能になり、届かないボールが拾えることに驚きを覚えました。 当時の真っ赤なシルエットも斬新でした。
単に軽いだけじゃなく、トップ選手も使用できる安定性、反発力も兼ね備えた素晴らしいシューズでした。
いつしか、ユーザーの中でも【ゲルレゾリューション派】と【ソリューションスピード派】ができるくらいに浸透しました。
私はシングルスの時は、ゲルレゾリューションを使用し、ダブルスの時は、ゲルソリューションスピード、ハードコートの時はコートFFと履き分けています。
そのようなアシックス自主契約選手のような私ですが、新作シューズのローンチイベントに参加できるチャンスが巡ってきたのです。 ソリューションスピードFFの発売イベントとして、商品説明会と本当の契約選手の佐藤文平プロによるレッスンに参加し、試履きテストを行いました。                             *asics契約 佐藤文平プロ とにかく軽い、今までのゲルソリューションスピードでも十分軽かったのですが、フライトフォーム(FF)をミッドソールに採用したことで、耐久性、反発性を向上させながら軽量化に成功しています。
また、樹脂製アッパーのジャバラ構造により、横方向への柔軟性を持たせながら、縦方向へはガッチリとフィットさせ、動きやすさを実現しています。 足入れした感覚では、従来のモデルより幅が広くなったように感じたので、アシックスシューズ開発のレジェンドと呼ばれる笠松氏に投げかけたところ、幅の規格はまったく同じですが、広く感じるようにアッパーを工夫したそうです。
佐藤文平プロによるレッスンでは、シューズの良さを体感するために、ボールを打つことよりも、フットワーク中心のメニューでした。 お陰様で、前後左右の切り返しのスムーズさと動き出しの速さを体感できました。
今までは、ゲルレゾリューションに比べゲルソリューションスピードは横方向の切り返しで、体重が外に流れてしまいセンターに戻るまでのタイムロスを感じることがありましたが、
ソリューションスピードFFは、「TWISTRUSS」というアーチスタビライザー採用と小指側のアッパーを補強することにより、そのロスを軽減することに成功しています。 今回の試履きテストはハードコートで行いましたが、オムニクレーコート用のソリューションスピードFF OCのソールパターンが変更されたことが、個人的には一番嬉しい改良でした。
なぜかと言うと、オムニテレインのソールを改良して抜群のグリップ性を実現したからです。
ゲルソリューションスピード3のソールはつま先部分だけ、ドットパターンではなく、ブロックパターンだったので、サーブ&ボレーの一歩目の踏み出しで滑ってしまうことがあったのです。 過去を振り返ってもオムニテレインを超えるソールに出会ったことはありませんでしたので、今回、改良されたことはアシックスファンにとって非常に嬉しいことだったのです。
さらに、シュータンを接合することで砂入りを防止しているのです。
シューズの中に砂が入る→ソックスの縫い目に砂が入る→家の中が砂だらけになる
この現象をかなり軽減できるのです。
他にもありますが、このようにアシックスはユーザー目線で開発をしてくれているのです。
これからも自主契約を続けてまいりますので、末永くよろしくお願いします。
【GEEK通信】「アディダス バリケード2018 と ディアドラ スピードコンペティションⅣ を体験!」
2018/04/19
-----------------------
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、
そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。
-----------------------

テニスに関する仕事をして、30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っている
中居が担当いたします。
-------------------------------
「アディダス バリケード2018 と ディアドラ スピードコンペティションⅣ を体験!」
今回は、シューズについて取り上げます。
【アディダス バリケード2018 OC】【ディアドラ スピードコンペティションⅣ OC】をオムニコートで使用しました。 2000年にアディバリケードが発売され、バリケード1~8までと、バリケード2015、バリケード2016、バリケード2017、そして今回のバリケード2018で12代目になります。 だいぶ前の話になりますが、イワンレンドル氏が活躍した1980年代に発売されたレンドルコンペティションは衝撃でした。
それまでのテニスシューズは今で言うスニーカーのような形が多かったのですが、レンドルコンペティションは「安定性」「頑丈」で、テニスシューズはここまで足と一体化できるのかとびっくりしました。
メッシュアッパーで約2万円で、すぐに購入して履いていました。
その後バリケード1が発売され、バリケード1からバリケード5まで履き続けていました。
今回は、バリケードと対照的なモデルで、軽量、柔らかい、クッション性良しのディアドラのスピードコンペティションⅣも用意しました。 ダブルスのゲーム形式で交互に履き替えながらプレーをしてみました。
まずは、スピードコンペティションⅣから履いてみたのですが、つま先がかなり上を向いているので、体重がつま先にかかり、自然と前傾姿勢になります。
一歩目の始動がスムーズで、ポーチに出やすかったり、短いボールの処理がしやすく感じました。
シューズが軽いのと、かかとのホールド感の良さで全方向への動きがスムーズでした。
このシューズのキャッチフレーズに「360度行きたい方向に素早くフットワークすることが可能」とありますが、履いてみて納得しました。
横も後ろも、動き出す時は必ず体を反転させ、つま先から行きたい方向へスタートするので、前方向に体重をかけやすいコンペティションⅣは素早くフットワークできるのです。
足に対してストレスがほとんどなく、何時間履いていても痛くならなかったです。 バリケードに履き替えてみると、機密性の高さから足とシューズの一体感が生まれ、まったく重さは感じませんでした。
足入れした瞬間、「あれっ、気持ちいいぞ」と言葉を発してしまいました。
かかとから土踏まずはしっかりした作りで、前足部はソフトな感触です。
バリケードは、シューズ自体が強靭なバネのような構造になっており、強く踏みつけるとシューズの前足部が屈曲し、シューズが元に戻ろうとする力を、反発力に変えています。 そして、バリケードシャーシと呼ばれる中足部のプラスチックが特徴的です。 私は、ガニ股で自然と外側に体重が行きがちですが、バリケードシャーシのお陰で、外側からサポートされて常に内側に体重がかかり、母指球から土踏まず辺りに力が入るように感じました。
プレーをしていて気がついたのが、抜かれそうになった頭上のボールにジャンプしたのですが、いつもより確実に高く飛べてました。
元々踏み込んだ後の跳ね返りが強いシューズですが、母指球に力が入り、より良いジャンプができたようです。
また、サイドに振られステップした後にガッチリ地面をグリップし、センターに戻る動きに素早さを感じました。
--------------------------
今回試した2足は、対照的なモデルでしたが、それぞれに良いところがあります。
【アディダスのバリケード2018】は、脚力のある競技者向きで、特にシングルスのストロークの動きには安心感が持てるシューズに仕上がっています。
【ディアドラのスピードコンペティションⅣ】は軽快な動きが必要なダブルスで性能を発揮できるシューズではないでしょうか。
機能性はどちらも大満足でした。どちらもオススメできるシューズです。 皆さんもぜひ試してみてください。