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【GEEK通信】「プリンスストリング6アイテムスピン実験のまとめ」
2021/06/17

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。


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【GEEK通信】「プリンスストリング6アイテムスピン実験のまとめ」

前回は、プリンススタッフのトラックマンでの実験結果を発表しましたが、今回は、自分自身で打って検証してみました。
ラケットはまったく同じものをお借りして、トラックマンでデータを取りました。
まずは、結果を見る前に予想をしてみます。
1位横ポリハイブリッドスピンXX
2位ツアーXXスピン17
3位縦ポリハイブリッドスピンXX
4位ハリアーレスポンス
5位エンブレムタッチSF
6位ツアーXT18

結果
1位横ポリハイブリッドスピンXX 2113/rpm(113.0km)
2位ハリアーレスポンス 2077/rpm
(108.2km)
2位ツアーXT18  2077/rpm
(109.9km)
4位ツアーXXスピン17  2059/rpm
(112.9km)
5位縦ポリハイブリッドXXスピン 2005/rpm
(116.0km)
6位エンブレムタッチSF  1969/rpm
(115.9km)

予想は1位だけ当たりました。
かっこ内のスピードに注目してもらいたいのですが、
4位5位6位の方がスピードが速いのですが、エネルギー保存の法則からすると、エネルギーの総量は変化しないはずなので、スピードが速くなると、スピン量は減り、スピン量が増えると、スピードは遅くなるのが物理学的には普通のはずですが、1位の横ポリハイブリッドXXスピンは、回転数は1位なのに、スピードも113.0kmと3番目に速い数字です。
エネルギー保存の法則が当てはまるのは、打つ人のフォーム、スイングスピードが同じ場合です。
横ポリを打った時だけ感じたのですが、ボールが食い付いてインパクトから押している感覚があり、気持ちよく振り抜けるイメージがしました。
おそらく、スイングが少しダイナミックになったのだと思います。
スイングスピードが上がったか、スイングアークが大きくなったかのいずれかで、スピードとスピンの両方が向上することが稀にあります。
横ポリハイブリッドXXスピンを打った時に感じたボールを長く捉えている感覚は、稀にある自分のスイングとドンピシャに合っていたために起こった現象のようです。

ポリエステルとナイロンの結果から見ても、ポリエステルの方がナイロンより、スピンがかかり、ナイロンの方がポリエステルよりスピードが出るのは間違いないところです。
スピンのかかる現象が解明されたのが、2005年頃で縦糸が横方向にずれて、その戻りでスピンがかかるスナップバック(この頃はスプリングバックと言っていました)によるものだとわかりました。
それまでは、ストリングの表面に凹凸をつけ摩擦係数を上げるものがスピンがかかると思われていたので、180度考え方が変わりました。
この現象を解明した川副教授は、そもそもストリングは交互に編み込まれており、1.3mm前後の凹凸ができており、ストリングの表面に少しの凹凸をつけても効果はほとんどないと言っています。
プリンススタッフ3名と私の4名の結果から見えてくるものは、表面がツルツルしているハリアーレスポンスの方が凹凸のあるツアーXXスピンよりスピンがかかるということ。(4人中3人)
ハイブリッドは縦ポリより横ポリの方がスピンがかかるということ。(4人中4人)


凹凸のあるストリングは必要ないかというと、決してそうではありません。
なぜかというと、予想の段階では全員ツアーXXスピンの方がハリアーレスポンスよりスピンがかかるとしており、ざらっとした打球感でボールが食いついているフィーリングがあり、自分のイメージする弾道で飛んでくれるので、コントロールがつけやすいのです。
ラフ加工や多角形を使用する選手が多いのも頷けます。
丸型ポリエステルでフィーリングが合えば、それに越したことはありません。その方がスピンがかかりやすいのですから。

今回のテストでわかったことは
・ナイロンよりポリエステルの方がスピンがかかりやすい
・多角形より丸型の方がスピンがかかりやすい
・縦ポリより横ポリの方がスピンがかかりやすい

あくまでも4名のデータですので、もっと大勢のデータだと違う結果が出るかもしれません。
参考になれば幸いです。

プリンス×ハイドロゲンの海外向けビーストが7月上旬発売予定で、そのラケットもトラックマンでデータを取ってみました。
chrome100というモデル名で、
旧タイプのビースト100(300g)と同じ素材で、バランスが5mmトップライトの315mmです。
ジョン・イズナー選手が通常カラーのモデルを使用しているそうです。
計測の結果はスピード110.7km、スピン2059/rpmでした。
ストリングはツアーXXスピンでしたので、
今回ストリングテストした同ストリングで比較してみると、
スピード112.9km、スピン2059/rpmとほぼほぼ同じ結果でした。
ストリングテストで使用したラケットは、ビースト100(300g)ですから、海外版と日本版はさほど変わらないということです。
打球感はやや硬く感じましたが、ビースト100より振動が多かったので、そのせいかもしれません。

尖ったデザインですが、中身は意外と手堅い黄金スペックの仕上がりになっていますので、ぜひ発売を楽しみしていてください。
【GEEK通信】プリンスストリングスピン対決
2021/06/06

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【GEEK通信】プリンスストリングスピン対決

プリンスとウインザーでコラボしたストリング「ハイブリッドスピンXX」が発売されました。
このストリングの開発には、色々な組み合わせを試したと聞いています。
ターゲットは、中高生やベテランプレーヤーで、ナイロンストリングが1ヶ月持たなくなってきた学生や、ポリエステルに変えたら、腕が痛くなってしまったベテランに向けて開発しました。
ポリエステルはプリンスの中で最も柔らかいツアーXXスピンを採用し、ナイロンはモノマルチのハリアースピードを採用しました。
一般的にハイブリッドに使われているナイロンはマルチフィラメントが多いので、耐久性が低く、学生さんには向いていません。
ハイブリッドXXスピンに採用したモノマルチのハリアーパワーはナイロンの中では、耐久性が高く、ストリングの表面をツルツルコーティングにしてスナップバック効果が高く、ポリエステルとの相性も抜群です。
基本の設定は縦ポリエステル、横ナイロンになっていますが、逆の縦ナイロン、横ポリエステルも可能です。
縦ポリ、横ポリどちらがどうなのか、トラックマンを使ってプリンススタッフがテストしたので、まずは動画をご覧ください。

前編の動画を見た段階で、ギーク的に宮田テスターのスピンがかかる順位を予想しました。
1位ツアーXXスピン
2位ハリアーレスポンス
3位横ポリハイブリッド
4位縦ポリハイブリッド
5位XT18
6位エンブレムタッチSF

宮田テスターの自身による予測は、次のようになります。
1位縦ポリハイブリッド
2位ツアーXXスピン
3位ハリアーレスポンス
4位エンブレムタッチSF
5位横ポリ
6位ツアーXT18
結果を言ってしまうと、ひとつしか当たっていません。
自分の打った感覚と実際の飛んでいるボールは一致しないことがよくあるのです。

また、大友テスターの順位も予想しました。
(前編を見ても、大友さんがテストすることは分かりませんでした。まさか監督の関口さんがテスターになっているとはこの時はまだ知りませんでした)
大友テスターの順位予想は、回転数3000位出るだろうから、ポリエステルが上位にくることと、ボールが潰れることでよりスピンがかかるとみて、縦ポリが横ポリより上にくると予想しました。
1位ツアーXXスピン
2位ハリアーレスポンス
3位縦ポリハイブリッド
4位横ポリハイブリッド
5位ツアーXT18
6位エンブレムタッチSF

後編の動画を見ての結果は次の通りです。
宮田テスターの結果
1位ハリアーレスポンス
2位ツアーXXスピン
3位横ポリハイブリッド
4位縦ポリハイブリッド
5位ツアーXT18
6位エンブレムタッチSF
大友テスターの結果
1位ツアーXXスピン
2位エンブレムタッチSF
3位ハリアーレスポンス
4位横ポリハイブリッド
5位縦ポリハイブリッド
6位ツアーXT18
関口テスターの結果
1位ハリアーレスポンス
2位ツアーXXスピン
3位横ポリハイブリッド
4位縦ポリハイブリッド
5位エンブレムタッチSF
6位ツアーXT18

宮田テスターの結果は、自分の予想がほぼ当たっていました。1位と2位が逆なだけでした。
大友テスターの予想は大外れでした。
1位のツアーXXスピンと回転数3000(実際は2964)は当たりましたが、2位のエンブレムタッチSFはまったくの予想外でした。
関口テスターの結果は、宮田テスターと5位6位が入れ替わるだけで、後はまったく同じでした。
宮田、関口両テスターはボールスピード、スピンレイトが近かったため(宮田テスター:スピード125km、スピン1630、関口テスター:スピード124km、スピン2000)
結果もほぼ同じになったのではないでしょうか。
ポリエステルは材質が硬く表面がツルツルのためスナップバックの効果を発揮し、ナイロンに比べスピン性能が向上しますが、打球感が硬く、非力な方や、ジュニアプレーヤーには向いていませんが、ハードヒッターにはおすすめです。
ナイロンは、ポリエステルより反発性があり、打球感がソフトなため、女性やジュニアを含めオールラウンドなストリングで一般の方におすすめです。
ポリエステルとナイロンのいいところを合わせ持つストリングがハイブリッドです。
ポリエステルの硬さをナイロンが和らげてくれて、
ナイロンだとすぐ切れてしまう方でも、縦にポリエステルを持ってくれば耐久性も向上します。
今回の3人のテスターだけなので、絶対とは言えませんが、3人とも横ポリの方が、縦ポリより、スピン回転、ボールスピードが上回りました。
耐久性を気にしない方は、横ポリがおすすめです。

現在、ツアーXXハイブリッドスピンのお試しキャンペーンを行ってますので、一度使ってみて下さい。
【GEEK通信】「プリンスオニカルのメリット、デメリット」
2021/05/19

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。

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【GEEK通信】「プリンスオニカルのメリット、デメリット」

プリンスから、xシリーズの超軽量モデルが発売されました。
xシリーズは、フォア、バックの機能が異なり、フォアハンドは力強いスピンボールが打て、バックハンドは、伸びのあるスライスボールが打てる不思議なラケットです。
Xシリーズ第一弾の試打会では、グローブライドの相馬さんと延々とバックハンドのスライスを打ち続けていました。
フォアに来たボールも回り込んでバックで打っていたのですが、それくらいバックハンドが打ちやすく、一度ネットの下の方に飛び出し、ネットの手前でふわりと浮き上がり、ゆっくり、ゆっくり伸びていき、ベースライン手前で落下し、バウンド後低く滑ってくれるのです。(そのような感覚がありました)
第一弾は、中級者に向けて発売したのですが、ラケットの評判が良く、第二弾は上級者に向けたモデルが発売されました。
そして女性に評判が良かった重さが選べるX105(290g、270g、255g)を経て、遂にベテラン向きにX115が発売されました。
名前の通り、フェース面積は115平方インチでウエイトはなんと236gなんです。
20年以上前に、チタン軽量ラケット戦争があり、ラケットの重さをどこまで軽くできるのかを各メーカーが競い合い200g前後まで行ってしまったのです。
その結果どうなったかというと、テニスエルボーになる人が増え、ラケットが折れてしまうことも増えてしまったのです。
その後20年近く、ラケットのウエイトは軽くても250gまでと暗黙の了解があったのです。
20年たった現在、ラケットの開発技術は進歩し、耐久性に関しては、まったく問題はないと思うのですが、テニスエルボーに関しては、結論はわかりません。
ボールの質量は一定(約60g)ですので、ラケットとボールが衝突した衝撃(弾かれ度合い)は軽いものほど大きくなります。
20年前は、衝撃を吸収する素材や打ち負けないフレーム構造が進化の途中でしたので、腕への負担が大きかったのだと思います。
ラケットの性能は、ウエイトだけで判断してはいけません。バランス、スイングウエイト、フレーム厚、フェース面積、張り上げテンションなどの複合的な要素が重要です。

では、実際にX115をダブルスのゲームに使用してみて、現在使用中のエンブレム110と比べてみましょう。
ラケットの基本データは
『X115』
ウエイト236g、バランス365mm、スイングウエイト280、フェース面積115平方インチ、フレーム厚30-27.5-24mm(トップから)、ストリングパターン16×19、適正テンション46ポンド(±8)、全長27.25インチ、パワーレベル1450
『エンブレム110』
ウエイト255g、バランス350mm、ストリングウエイト280、フェース面積110平方インチ、フレーム厚26-28-26mm(トップから)、ストリングパターン16×18、適正テンション48ポンド(±8)、全長27インチ、パワーレベル1350

X115をまず手に取ってみて感じたのは、デザインが渋くてカッコいいことです。普通この手のラケットは、女性をターゲットにしていることが多く、明るいカラーが一般的ですが、艶消しのブラックとゴールドでファントムグラファイト97を大きくした感じなのです。

当然「オニカル」という副題がついているように、超絶軽いです。
サービスは振り抜きがよく、回転系のスライス、スピンはキレがあり、セカンドサービスでダブルフォルトをしない安心感はありましたが、フラットサービスのスピードが出る反面、バウンド後の伸びがあまり感じられませんでした。
ネットプレーでは、ハイボレー、スマッシュは打ちやすいが、ローボレーになると弾かれることがたまにありました。
ストロークは、バックハンドスライスやロブは打ちやすい反面、突き球は浮いてしまうことがありました。
リターンはもっとミスが増えてしまい、コースを読んで芯に当てたにもかかわらず、あらぬ方向に飛んでしまうこともありました。
236gはさすがに軽すぎてしまう弊害と軽いことで生まれるメリットの諸刃の剣でした。

そもそも軽量ラケットはどうやってボールを飛ばすかというと、ラケットの先に重量を配分し、トンカチで釘を打つような感覚です。
トンカチで釘を打つ時は、上から下に振り下ろしますので、ラケットのスイングに例えると、サービスやスマッシュのフォームは理にかなっているのです。
トンカチで水平に振って釘を打つのは、重力もあり、少し的を外しやすくなります。
ラケットのスイングに例えると、ストロークの打ち方は安定しづらくなります。
ただし安定させるコツがあります。
グリップを支点としてラケットヘッドを回転させることです。
体を軸に回転運動で打っている時は安定感があるのに対して、ラケットを平行に押し出すようにコントロールしようとすると途端に飛ばなくなります。
でんでん太鼓やアメリカンクラッカー(若い人は知らないかも)を思い出してみてください。
高速で動かすことで、ヒモの緩みがなくなり、安定してきますが、軸が動いてしまったり、回転スピードが遅くなると、ヒモに緩みが出てしまい上手く当たらなくなってしまいます。
軽量ラケットの場合、グリップを支点にラケットヘッドを速く回すことで、威力を出していますので、グリップが大きく動いたり(押し出すようなショット)、
ラケットヘッドが低速の動きの場合、急激に威力が無くなってしまうのです。
その欠点を防ぐには、フェース面積を大きくし、トップ部のフレーム厚を厚くし、ストリングテンションを下げることです。
X115は、エンブレム110に比べフェース面積は5平方インチ大きく、トップ部が4mm厚く、適正テンションが2ポンド低めになっているもうなずけます。

エンブレム110は、X115で感じた軽量過ぎることによる弊害を緩和したラケットに仕上がっており、255gと軽量であり、軽量ラケットとしてのメリットは十分に享受されるのです。

X115のメリット、デメリットについて、まとめていくと、236gという圧倒的な軽さからくる操作性の良さ、試合後半の疲れからくるスイングスピードダウンを軽減してくれます。
デメリットは、スイングスピードが上げられない状況(速いサービスのリターン、ローボレーなど)になると弾かれやすいことです。
ベテランのダブルスを楽しむ方に向いているラケットですが、ベテランのシングルスを極めたい方にもいいと思います。
その理由は、バックハンドのスライスがいいこと。
長い試合でも疲れずラケットを振り続けられること。
打ち負けやすいことで、ドロップショットは打ちやすくなること。
欠点である速いサービスのリターン、ローボレーの弾かれやすさはダブルスでは致命傷になるが、シングルスでは、決定的なミスショットではないこと。

決して軽量ラケットをすすめる気持ちはございません。
重たいものを速く振れる人は軽くしないでください。
ただ、無理して重いラケットを使っていると、サービスが安定しない、4人でのボレーボレーで最初にミスが出る、後半急激にスイングが遅くなるなどの弊害が生まれます。
そのような方は一度「オニカル」を試してみてください。
【GEEK通信】「ライバルには、音楽を聴いているように見せよう。最新低周波治療器が凄い」
2021/04/30

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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【ライバルには、音楽を聴いているように見せよう。最新低周波治療器が凄い】

低周波治療器トップメーカーの伊藤超短波から画期的なアイテムが発売されました。
「RUCOE RUN」という商品で、超小型でありながらパワフルな電気を生み出します。
名前の通り、陸上競技に向けて開発された商品で、
日本陸上競技連盟のオフィシャルサプライヤーとして15年以上、アスリートの身体を研究して出来上がったのです。

自分も低周波治療器にはお世話になっており、ノートパソコンやタブレット端末くらいの大きさが当たり前で、「RUCOE RUN」を初めて見たときは、小ささにびっくりしました。
駄菓子の都こんぶを思い出してみて下さい、ちょうどあのくらいの大きさなのです。
この大きさにするのは大変な苦労があったそうですが、なぜ苦労してまでもこの大きさにこだわったかと言うと、「RUCOE RUN」に搭載されたACT機能に関係があります。
通常、低周波治療器は運動後のケアとして使うのですが、「RUCOE RUN」には、
WAKE(ウェイクアップモード)
運動前の筋肉の目覚まし
ウォーミングアップ前には、筋肉をリズムよく収縮させる電気で全身が柔軟で動かしやすい状態を作りだしていく。
ACT(アクティベートモード)
本番のパフォーマンス発揮
試合直前には、やや強く、アクティブな筋収縮を引き出して主動作筋が最大出力を出しやすい状態をサポート
COOL(クールダウンモード)
運動後の熱くなった筋肉のリセット
クールダウン後には波打つように穏やかに筋肉を刺激して酷使した筋肉の緊張をやわらげることで、疲労の蓄積を予防。
の3つの機能があります。

特徴的な機能のACTは、試合の直前に行うので、ポケットに忍ばせたり、首から下げたりするので、かさばらない大きさが必要だったのです。

実際に、本番の試合に試してみました。
家を出る前にハムストリング(太ももの裏)をウェイクアップモードで目覚めさせます。
まだ寒い時期だったので、スポーツタイツを着用するのですが、タイツを履いてしまうと電極パッドを貼れなくなるので、タイツを履かずに車で現地まで向かいました。
車の中で待機し、試合開始30分前にアクティブモードを行い、その後にタイツを履き試合に入りました。
自分は典型的なスロースターターなのですが、この日はスタートから絶好調でした。
アマチュアの試合はサービス練習4本ですぐにゲームですので、スロースターターの自分は体が温まるまで結構時間が掛かるので「RUCOE RUN」のACT機能は本当に助かりました。
だからと言って勝つか負けるかは別問題でしたが、、。

いつもより筋肉痛になっていて、アスリートリラックスのお風呂の後に、COOLモードでクールダウンしました。
すべてのモードが10分で切れるように設定されているので、寝てしまっても大丈夫です。
ACT機能は、普段使っていない筋肉の動きまでも呼び覚ましてくれるので、逆に疲労感も出るみたいです。
陸上競技に向けて開発された「RUCOE RUN」ですが、あらゆる競技のアスリートから注目されるようになっているらしく、ある競輪選手が試したところ、一度も筋肉痛になったことがないのに、生まれて始めて筋肉痛になったそうです。
まだ使っていない筋肉があったのですね。

使い方としては、怪我をしやすい部位や痛みのあるところに貼る方法か、筋肉量の多い、ハムストリングや腰に貼る方法がいいそうです。
同時に2カ所貼れますので、両足、両腕や右足だけふくらはぎ、ハムストリングとか工夫できます。
一度の充電で5時間の使用ができますので、WAKE、ACT、COOLで30分ですので、10回分の練習や試合に使えます。
電気が苦手と言う方もいると思いますが、非常に滑らかな信号ですし、1~99段階の強さ調整がありますので安心して使えます。
価格の安い低周波治療器は皮膚の表面だけビリビリされますが、この「RUCOE RUN」は深部に届く高性能低周波治療器ですので是非試してみてください。
店頭にデモ器を用意してますので、体験できます。
メーカーの担当者の方に、実験してもらったのですが
片足立ちになり、力をかけてバランスを保つのですが、「RUCOE RUN」をやる前はすぐにバランスを崩してしまいました。
片腕に電極パッドを貼り5分だけACTモードをやりました。
同じように、片足立ちになり、同じように力を掛けてもらったのですが、不思議なくらいグラグラしないのです。
3人やって全員同じ結果でした。
腕にやったのに、足の踏ん張りが良くなるのが、とっても不思議でしたが、それだけ体全体にいい影響を与えるようです。
プレーが良くなる上に、体のケアにもなる優れものですので、安いものではないですが、持っておきたいアイテムです。
GEEK通信【2021ピュアドライブ6機種比べてみました】
2021/04/22

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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2021ピュアドライブ6機種比べてみました
2021年モデルのピュアドライブ6機種をチェックしていきましょう。
いつものように、ダブルスの1試合ごとにラケットを替えながら、試打していきます。
楽なラケットから順番に打った結果がこちら
ピュアドライブ110(255g)負け
ピュアドライブ107(285g)勝ち
ピュアドライブライト(270g)負け
ピュアドライブチーム(285g)勝ち
ピュアドライブ(300g)勝ち
ピュアドライブツアー(315g)負け
※負けた試合はほとんど自分の、イージーミスが原因です。

ピュアドライブ110
とにかく軽い!
現在使用中のプリンスエンブレム110とスペックはほぼ同じ(フェース面積110平方インチ、ウエイト255g)なのですが、バランスがまったく違います。
エンブレム110は、350mmに対して、ピュアドライブ110は330mmなのです。
スイングウエイトはエンブレムが280に対して、ピュアドライブはなんと見たことがない248と計測されました。
スイングウエイトは慣性モーメントですから、数字が大きい方がボールを飛ばす力も大きくなります。
小さくなると、飛ばす力も小さくなりますが、操作性能はよくなります。
シンガット16を50ポンドで、張ったのですが、「飛ばない」「弾かれる」「面がぶれる」などを感じ、ほとんどいいところがありませんでした。
ストリングのテンションが強すぎでした。
当然のことながら、ミス連発で負けてしまいました。
よかったところは、スマッシュでした。
バック寄りに上がったロブを逆クロスに決めることが意外に簡単にでき、操作性能の良さのメリットを感じました。
このラケットのターゲットは、女性で力に自信が無いけど、ラケットはしっかりスイングする方です。
エクセル125を45ポンド以下で張ることをおすすめします。
本来軽量で、スイングウエイトも軽いラケットはジュニア向きですが、フェース面積110平方インチはこれから基礎を覚えるジュニアには向いていません。
ジュニアの方は、フェース面積100平方インチ255g 330mmのピュアドライブスーパーライトがおすすめです。

ピュアドライブ107 285gの107平方インチのモデルです。
ピュアドライブ110と姉妹品のような印象ですが、まったく違いました。
ノーマルのピュアドライブを大きくしたら、ピュアドライブ107になった感じです。
当然パワーがあり、ストロークの威力が凄いのですが、スピンもよくかかるので、深いボールを簡単にコントロールできるのです。
ストローク以上に際立っていたのが、ボレーです。
キレッキレッとはこのことです。
107平方インチある安心感から、スライス回転を多めにしてボレーを打つと、バウンド後に地面を這うようなボールになり、相手は取りづらそうでした。
107平方インチあると、リターンが楽ですね。前に出ながらリターンしてそのままネットについてボレーで決めるパターンが何度も決まりました。

ピュアドライブライト 270g、バランス330mmの軽量モデルです。
フェース100平方インチで、この重さだとやや打ち負けることが多くなります。
サービスゲームは、すぐにネットに出て行くので、軽さのメリットを感じてプレーでき、ボレー対ボレーでは反応がよく、スマッシュも簡単でした。
ただ、リターンになると芯に当たったときと、芯を外したときの差が大きく、簡単なミスが出てしまいました。
初中級の方で、力がなくスイングが安定していない方は、まず振り遅れがなく気持ちよく振れるラケットを選ぶことをおすすめします。
ただし、フェース面積を大きくしてしまうと、誤魔化しが効いてしまうので、ピュアドライブライトの100平方インチ、270gが丁度いいのです。

ピュアドライブチーム(100平方インチ、285g)は、全てにおいて丁度いいスペックで何も文句の付ける所がありません。
15gの違いがラケットの性能を大きく変えるのです。
一般男子の標準が300gと言われていますが、ラケットの性能の進化として、30年で30gくらい軽くなっています。
男子の標準が285gになる日も近いのではないでしょうか。
ピュアドライブチームを打ってみてそれを強く感じました。
打ち負け感はまったくなく、逆にスイングスピードが速くなってボールスピードが増し、スピンの跳ね方も大きくなりました。

ピュアドライブ(100平方インチ、300g)は、正にモンスターラケットです。
私は285gのチームの方が速く振れたので、チームが合っていたのですが、300gと 285gを同じスピードでスイングできるなら、素直に300gを使うべきです。スイングスピードが同じならば、重さが、重たい方が威力が出るからです。スイングスピードを上げられない場面でも十分威力のあるボールが打てました。
あえてスイングスピードを上げずにコントロールしていく方は300gがいいかもしれません。

ピュアドライブツアー(100平方インチ、315g)はさすがに重た過ぎで、ラケットの持っているパワーをコントロールすることができず、ミスを連発してしまいました。
特にネットプレーでのミスが多く、、、目を覆いました。
トッププロを見ても、ツアーを使っている人はいないようですし、ピュアドライブで十分なのですね。

今回ピュアドライブシリーズ6機種を比べてみてわかったことは、それぞれに良いところ悪いところがあり、テニスの経験年数や自分のプレースタイルに合う、合わないがあるということです。
ピュアドライブ(300g)を基準に、非力な方は軽く、大きくしていくことがベストなモデルに出会う方法です。
300g→285g→270g→255g
100平方インチ→107平方インチ→110平方インチ
きっといい出会いがあるはずです。
【テニス365×ウインザーラケットショップ】池袋店中居のラケット選びの極意Part2
2021/04/17
【テニス365×ウインザーラケットショップ】
テニス365でおなじみのワッキーさんに池袋店にお越しいただきました!
前回に引き続きラケット選びについてお送りします!
GEEK通信を担当しているGEEK中居が登場♪
スイングウエイトの意味などを知ることや、メーカー別の特徴を捉えたり、自分に合ったラケット選びを極めることで、テニスのプレーに変化が現れることも♪

*【テニス】ラケット選びの極意Part2 メーカー別の特徴とは、秘密兵器でスイングウエイトを測定<ウインザー池袋店】 Tennis Racket
 
part3もお楽しみに!
【関連記事】
>>>GEEK通信
【GEEK通信】「ダンロップストリング 8アイテム いきなりの登場。」
2021/04/16

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「ダンロップストリング 8アイテム いきなりの登場。」

1888年に英国人のJ.B.ダンロップが、息子のために自転車に空気を入れたタイヤを発明したのがダンロップタイヤの始まりです。
1909年(明治42年)に住友が英国ダンロップの工場を日本に誘致します。
1930年(昭和5年)に硬式テニスボールを開発。
1983年(昭和58年)にMAX200Gを発売し、マッケンロー、グラフが使用して、大ヒットします。
その後、英国ダンロップでは、エアロジェルシリーズが、日本ダンロップではRIMシリーズがヒットします。
2009年から日本ではスリクソンブランドがスタートし、英国ではダンロップ、日本ではスリクソンと別々な道を歩みます。
2017年に英国ダンロップを住友ゴムが吸収合併し、
2018年に「DUNLOP powerd by srixon」と名打ち、ダンロップブランドを日本でも復活させたのです。
同時に、英国の優秀なエンジニアもいっしょに移籍したのでした。

日本では、住友ゴムがバボラの輸入販売を20年以上続けてきたのですが、2020年にバボラVSジャパンが発足し、独立しました。
20年間ストリングは世界ナンバーワンのバボラの輸入販売という体制だったので、困ったことになりました。
ラケットメーカーとしては、ストリングも扱っていないと、、、となりそうですが、英国ダンロップと合併したことが吉と出ます。
英国では20年前からダンロップブランドのストリングを販売しており、そのノウハウと優秀なエンジニアのおかげで、ポリエステル4アイテム、ナイロン4アイテムを日本で発売することができたのです。
すべて試打したのですが、完成度の高さに驚きました。

ポリエステルは、
『エクスプロッシブツアー』『エクスプロッシブスピード』『エクスプロッシブスピン』『エクスプロッシブバイト』
の4アイテムで、エクスプロッシブとは「爆発的な」と言う意味です。
ナイロンは、
『アイコニックオール』『アイコニックスピード』『アイコニックタッチ』『シンセティックタフ』
の4アイテムで、アイコニックとは「象徴的な」と言う意味です。

エクスプロッシブツアーは、ソフトな打球感でありながら、空中での推進力があり、パッシングショットが抜けなさそうな狭いところを抜けていきました。
エクスプロッシブバイトは、ストリングとボールが削り合うような感覚で、おろし金で大根をおろすようでした。
ただ、思ったより弾道が上方向に行ってしまい、相手にポーチされまくりました。
シングルス向きのストリングではないでしょうか。
エクスプロッシブスピードは、ストロークもボレーも平均点で、オールラウンドなプレーによさそうです。エクスプロッシブスピンは、多角形で有名な他社ストリングに似ていました。
似ているだけでもレベルが高い証拠です。

アイコニックタッチは、マルチフィラメントの王道の柔らかくてまったりした打球感のストリングです。
それに比べ、アイコニックスピードは歯切れのいい打球感で、食いついてからの戻りがよく、リターンエース2連続という滅多にないショットが飛び出しました。
今回の試打に使用したFX500との相性は、アイコニックスピードが一番でした。
アイコニックオールも、FX500のオールラウンドな良さを引き出してくれるクセのないストリングで、スピードも柔らかさもちょうど中間でした。
シンセティックタフは唯一のモノフィラメントで、これからテニスを始める方にオススメです。
このストリングを基準にして、飛び過ぎてしまったり、ストリングが切れてしまったりする方はポリエステル(エクスプロッシブシリーズ)に移行してみるといいでしょう。
もっとコントロールを上げたい方やボレーのフィーリングをよくしたい方はナイロンマルチフィラメント(アイコニックシリーズ)に移行するといいでしょう。

いきなり8アイテムも発売して、少し不安でしたが、取り越し苦労に終わりました。
生産国が3カ国になっていたり、弾道の高さでアイテムの特徴を表現したりとこだわりを感じました。
実際に試打してみて、アイコニックスピードとエクスプロッシブツアーは完成度の高い仕上がりで、マイラケットにも張ってみたくなりました。

今回の試打に当たり、ラケット選定(FX500)、ストリングのゲージ(1.25mm)、張り上げテンション(48ポンド)の指定とわがままを聞いてくださったダンロップさん本当にありがとうございました。
おかげさまで楽しい試打ができました。

『関連動画』【ダンロップ】ナイロンガット4種類打ち比べてみた!
 
【GEEK通信】「プリンスエンブレム110に色々なストリングを張ってみました」
2021/04/08


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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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【GEEK通信】「プリンスエンブレム110に色々なストリングを張ってみました」

ここ最近は、プリンスエンブレム110が気に入っておりほかのラケットに目移りしていません。
ラケットが決まると今度はストリングをどうするかが悩みどころです。



現在までに試したストリングは、プリンスエンブレムタッチSF16、ルキシロン アルパワー、ハイブリッドで縦バボラタッチトニック<135横テクニファイバーアイスコード125です。

最近のプリンスのラケットには、オススメのストリングがラケットにプリントされていて、エンブレム110にはエンブレムタッチSFが記載されています。
ハッキリ言ってストリングは個人の好みだと思います。
プレースタイルも違うし、それまでの使用遍歴も違うので、誰でも同じストリングが合うわけがないのです。
ただ何を張ったら良いのかわからない時は、まずはオススメを張ってみたら良いのではないでしょうか。
実際にエンブレムタッチSF16は、嫌いじゃないストリングでした。

なぜ素直に好きと言わないのかと言うと、ナイロンマルチフィラメントがあまり好みではないからです。
ストリングの性能は、打球感(食いつく、弾く)、反発、耐久性、スピンなどがありますが、私中居が最も重視するのが、目ズレが起こらないことです。
(目ズレとは、ボールを打つごとに縦糸が横にズレて、元に戻らないことです)

1ポイントごとに指で直す作業をするのは、気分が乗りません。
かと言って、ズレたまま打つとボールの方向性やスピン性能に影響が出ると感じています。

ナイロンマルチフィラメント、ナイロンモノフィラメント、ポリエステルを比べた場合、ナイロンマルチフィラメントが一番目ズレが起こるので、これまであまり使用してこなかったのです。
以前はナイロンでも、テフロンコーティングされたストリングがあってよく使用していましたが、廃盤になってからは、ポリエステルを使用するようになりました。

エンブレムタッチSFの良いところは、表面にシリコンコーティングされており、張りたてはほとんど目ズレが起こらず、ポリエステルに近いスナップバックが起こることです。
私が普段ポリエステルを好んで使っていたので、マルチとポリエステルの耐久性を比べるなかでは意外と早く表面のコーティングが削れてしまい、その効果は無くなってしまいました。

ストリングに塗布するプリンスのスピンプラスかテニックのストリンググライドを使えば、スナップバック効果は復活するので、ナイロンストリングの場合には是非試してみていただきたい優れものです。
私は、ストリンググライドの前身のミラフィットアクセルから10数年使い続けています。



エンブレム110は、255gと軽量で、フレーム厚28mmのデカラケ、厚ラケですので、ポリエステルとの相性はあまり良くないように思います。(※中居個人的には、、、)

特にアルパワーのような、打ちごたえのあるポリエステルだと、芯を外した時や柔らかいタッチが必要なボレーの時に急激に飛びにくくなります。

縦ナチュラル、横ポリエステルのハイブリッドは、芯を外してもしっかり反応してくれ、柔らかいタッチも出しやすく、半分ポリエステルでも十分スナップバックしてくれます。
やはり、ナチュラルとポリエステルは凹み方が似ているので、相性は良いようです。


ナチュラルはボールが当たった部分が凹みます、ポリエステルはボールが当たった部分がズレて凹みます、
ナイロンはボールが当たった部分を中心に「くの字型」に凹みます。
(※あくまで、ギーク中居の感覚です)

エンブレムタッチSFは横方向へのスライドがあるので、恐らくポリエステルとの相性は良いので、今度ハイブリッドを試してみたいと思います。(後日レビューいたします)
ナチュラルは雨や湿気に弱いのと、新型コロナウイルスの影響で、原産国のフランスからの入荷が不安定になっているので、代替えを探してみます。


プリンスのX105に255gが昨年末に発売され、私中居ずっと気になっておりました。
そこでエンブレム110とX105を比較してみました。(※GEEK調べ)



飛び:エンブレム110>X105

スピン:エンブレム110>X105

コントロール:エンブレム110>X105

という結果でした。
同じ重さとは思えないくらい軽く感じました。

軽過ぎて、スマッシュを空振りしてしまいました、空振りは実力かもしれませんが、、、。
良い意味でソフトな打球感で飛びが良いのですが、私にとってはボールを捉えた時も物足りなさを感じました。
本来、255gのラケットはジュニアやシニア向けですので、これで正しいのかもしれません。


X105は同じモールドで290g、270g、255gとあり、重さを軽くする場合、フレーム厚を厚くするかフェイス面積を大きくするかが必要ではないでしょうか?
今後の展開に期待しております。
【テニス365×ウインザーラケットショップ】池袋店中居のラケット選びの極意Part1
2021/04/06

【テニス365×ウインザーラケットショップ】
テニス365でおなじみのワッキーさんに池袋店にお越しいただきました!
今回はラケット選びについてお送りします!
GEEK通信を担当しているGEEK中居が登場♪
面の大きさ・フレーム厚・重さ・形状から、自分に合ったラケット選びを極めることで、テニスのプレーに変化が現れることも♪
*【テニス】ラケット選びの極意Part1、面の大きさ・フレーム厚・重さ・形状から選定<ウインザー池袋店>

Part2の配信もお楽しみに♪
【関連記事】
>>>GEEK通信
【GEEK通信】「ウイルソンのプロラボを計測。ラケットフィッティングとは。」
2021/03/25

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■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
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【GEEK通信】「ウイルソンのプロラボを計測。ラケットフィッティングとは。」
憧れる選手の真似をすることは、決して悪いことではないですが、ウエアやシューズを同じものにするのは良いとしても、ラケットやストリング、テンションなど真似するととんでもないことになることもあります。
そもそもプロになるために天文学的な数のボールを打ち、フィジカルトレーニングを毎日しているからこそ使えるラケットを週一プレーヤーが使えるはずもないのです。そのようなことはわかっているけど気になりますよね。でも実際にプロが使っているラケットは市販のモノと同じなのでしょうか。
①市販のモノをそのまま使用している
②市販のモノをチューンナップして使用している
③デザインだけでまったく違うモノを使用している

の3つのパターンがあります。
①の場合、ランキングの低い選手はメーカーの提供を受けられなかったり、提供されていても、市販のモノを年間数本ということで、強くなるまではフェデラー選手でも、ジョコビッチ選手でも同じだったと思います。
ランキングが上がっても、そのまま市販のモノを使用している選手はメーカーとの契約問題がやがてやってきます。
2年から3年周期でラケットのモデルチェンジは行われているのですが、ほとんどの場合最新のモデルを使用してプレーをしないといけない契約になっています。
最新モデルに移行する選手と移行できない選手が出てきてしまうのは当然のことです。
私達アマチュアでも、新しいラケットに移行するのは大変です。
新しくすることによって、プラスも有ればマイナスもあるからです。
プロにとっては体の一部のようになってしまったラケットを2年ごとに変えるのは大変なことなのです。
そこでメーカーは苦肉の策で、旧モデルに最新の塗装を施したラケットを選手に提供するのです。
ペイントジョブと呼ばれています。
まだ塗装技術が低かった頃は、新しいラケットに移行する期間は黒塗りにして使用していたり、ランキング下位の選手は2世代前のラケットを平気で使用していたりといったこともよくありました。
ただどんなに塗装技術が進化しても、フレーム表面の凹凸だったり、グロメットの形状だったり、ストリングパターンの違いなどはどうしようもないこともあります。
いつしか、プロが使用しているラケットは別物とか、特別に作られている物とか言われるようになったのです。
しかし、すべてのユーザーがそう思っているわけではなく、ユーザーとメーカーの間で訴訟問題に発展したことがありました。
海外では、「実際には別物を使用しているのに、あたかもプロが使用していると宣伝し、販売したことは違法」という内容で集団訴訟が起こり、メーカー側が敗訴したのです。
それ以降、○○プロ使用モデルから「契約選手はカスタマイズされたラケットや写真とはことなるラケットを使用している場合がございます」などの注意書きがつくようになったのです。
それでも、メーカーもショップもグレーゾーンとして多くを語ることはありませんでした。
自分もそわそわしながらこちらの記事を書いています。
というのは、ウソで、なんとウイルソンから、プロだけに提供していたプロストックが発売されるのです。
プロストックとは、先程お話しした古いモデルをペイントジョブでプロに提供するラケットのことで、「古いモデルをプロのためにストック」しておくことです。
ウイルソンではこれをプロラボと呼び、一人一人に対してペイントジョブをするのは大変なので、あらかじめ人気の機種のモールドを作成しています。

今回発売される機種は、
・プロスタッフSIXONE95
・ブレードPRO 16×19
・ブレードPRO 18×20
・ウルトラPRO 16×19
・ウルトラPRO 18×20

の5機種です。

いつものようにダブルスのゲームで使ったのですが、プロスタッフSIXONE95 18×20が一番打ちやすく、ブレードPROもウルトラPROも 18×20の方が打ちやすく感じました。ブレードPRO 16×19もウルトラPRO 16×19も、18×20に比べパワーがなく、スピンもかからないように感じたのです。
・プロスタッフ SIXONE 95

・ブレードPRO 16×19

・ブレードPRO 98 18×20


・ウルトラPRO 98 16×19

・ウルトラPRO 97 18×20

打球感は全ての機種に共通なのが、柔らかく、しなっているように感じ、変な振動はなくて心地良いことです。
全機種フォームコアがフレーム内部に充填されているからでしょう。
エンドキャップを開けてみると、プロスタッフSIXONE95だけシリコンみたいな透明な物体を確認できました。
全機種のRA値(フレームの硬さ)とスイングウエイトは
・プロスタッフSIXONE95 RA値65、SW304
・ブレードPRO 98 16×19 RA値59、SW316
・ブレードPRO 98 18×20 RA値63、SW301
・ウルトラPRO 97 16×19 RA値60、SW279
・ウルトラPRO 97 18×20RA値64、SW302

(ギーク調べ)
意外とRA値が低く、しなっているように感じたのは間違いではありませんでした。
ブレードPROとウルトラPROは、共に 16×19より 18×20の方がRA値が4ポイント高くなっており、パワーが出たのはこのためかもしれません。
スピンに関しては、疑問が残ります。
通常、ストリングパターンは粗い方がスナップバックが大きくなり、スピンがかかりやすくなるので、今回の結果はゲーム中のことなので、正確な情報ではありません。
そこで、トラックマンでデータを取ることにしました。
上記5機種に、現行モデルのバージョン7のブレード98 16×19 と 18×20を比較対象として打ってみました。

上記の結果になりました。
やはり、わずかですが、 16×19より 18×20の方がスピンのかかりがよくなっています。
ストリングが細かい方がボールとストリングの接触本数が多くなり、ボールを潰す効果があったか、摩擦抵抗が大きくなってスピンがかかったか、スナップバックする縦糸の本数が多くなってスピンがかかったかなどが考えられます。
ゲーム中に感じたのは、トップスピンロブやアングルショットでは 18×20ではストリングの引っかかりが少なくミスショットになることが多く、セカンドサービスのリターンやつき球では 18×20の方が威力が出ていました。
十分な体勢から厚い当たりで振り切れる場合は、 18×20の方がパワー、スピンともに威力が増し、小手先で打つようなショットはミスになりやすいようです。
ブレードPROとブレード98(v7)との比較では、トラックマンのデータからわかるように、ほとんど違いはありませんでした。
実際の打球感ではブレードPROはホールド感が強く、ブレード98(v7)は素直に弾く感じがしました。
もはやこの差は好きか嫌いかで、どちらが良い悪いではありません。
もし、今ブレード98(v7)を使用している15歳のジュニアが将来トッププロになったとします。
ブレード98のv9かv10が発売されている7.8年後に、中身がv7のプロストックを使用している可能性があります。
人気があった2013年のブレード98を今でも使い続けている方、K SIX ONE95が好きで、ストリングパターンが 18×20が好みの方はプロラボは大変価値のあるラケットだと思います。
ただし、ハレプ選手が好き、デミノー選手が好きとの理由で今回のプロラボは購入されないでください。
※なぜかと言うとストリングパターンが 16×18で、本来ブレードにはないパターンを使用しているからです。
昔からある定番モデルを現代のデザインにしたのがプロラボです。
個人的な考えですが、自分はプロラボを選んで使おうとは思いません。なぜならラケットは日々進化しており、その進化した武器に体を合わせるように変化していきたいからです。
選手が簡単に新しいラケットに変えられないのは、ジュニアからプロになる数年間に最も多くのボールを打ちます。
その時期に使っていたラケットは本当に体の一部になったようなものです。
ラケットを変えると言うことは、変化しないといけないので、また、多くのボールを打たないといけないのです。
フェデラー選手や錦織選手のようなこだわりが強いトップ選手は、パーソナルモデルと言って、プロラボで準備しているモデルではなく、1から選手専用に作られています。
もし、アマチュアの人でもパーソナルモデルが作ることができるなら理想的なラケットになるのでしょうか。
30年以上前ですが、プリンスから「サバラン」というラケットがあり、フレームの硬さやウエイト、バランスなどオーダーしてから作られて、木箱に入って出来上がってくるパーソナルモデルがありました。
気になる価格は26万円でした。




試打してから作られるわけではないので「こんなはずじゃ」ということもあったのです。
トップ選手のラケットフィッティングには、トラックマンを使って、フレームの硬さ、フレーム厚、フェース面積、ストリングパターン、ウエイト、バランス、スイングウエイトなど様々な角度から検証し色々なラケットからベストなものを選んでいきます。
ウイルソン、ヘッド、ヨネックス、バボラ、プリンス、ダンロップ、スノワート、ダイアデム、テクニファイバーなど、色々なブランドから色々なラケットが発売されています。
私達アマチュアは全てのラケットから好きなラケットを選ぶことができます。
プロは1社からしか選ぶことができません。
さらに、トラックマンを使ってパーソナルラケットを作ることができるのはほんのひと握りの選手だけなのです。
私達はトラックマンも使えるし、好きなブランドも自由に選択できるじゃないですか、パーソナルモデルを作るようなものなのです。
今回プロラボを打って感じたのは、一人一人に合うラケットというのは違いがあって、プロ仕様の特別なモデルと言ってもが全ての人に合うわけではなく、合う方は限定的だということです。
合いそうな方は
○週3回以上テニスをしている
○300gだと軽すぎる
○100平方インチではデカすぎる
○26mm厚では厚すぎる
○体力には自信がある
○プロを目指している

5つ以上にチェックが入った方は是非チャレンジしてみてください。
*プロラボシリーズは渋谷店限定取り扱いモデルです。※3/26(金)発売
興味のある方は実際に手に取ってみてください。
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